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濱永さんのごらく茶屋の会で、志ん朝師匠の『文七元結』を聴いて、感じたと言うか、野暮になるけど、言いたい事を、野暮になるから、世間の評論家は言わない事を、あえて素人だから、正直に書く事にした。志ん朝師匠のこの『文七元結』は、生で聴いていたのが、そのまんま音源で残してくれたので、赴くままに書いてみたいと思います。落語中興の祖・三遊亭圓朝が、「江戸っ子気質とは?!」と、問われて、それを見せる為に作った噺と言われている。主人公は、左官の長兵衛。落雁肌の塗り師と呼ばれて、白壁を塗らせたら江戸で右に
神奈川県民ホールの濱永さんの「県民寄席」に、ついに一之輔くん登場です。真打披露で使った“後ろ幕”が飾られて、おめでたい雰囲気で始まりました。1.小粒/春風亭一力成城で一度聴いた一力さんが前座でした。その時に聴いたのと同じ『小粒』をやりました。若いのか?意外と年を食っているのか?元気な声で、愛嬌のある前座さんです。そうそう、太鼓はちゃんと叩けます。2.茶の湯/春風亭一之輔50日間の真打の披露目を終えて、ホッとした表情の一之輔でした。マクラ
濱永さんの「ごらく茶屋」の看板・柳家小三治独演会でした。場所は、言わずもがなの「神奈川県民ホール」だから、最近できた大戸屋で、ほっけの塩焼定食を食べて入場。開口一番は、三番弟子のはん治師匠、根多は毎度お馴染み「背中で老いてる唐獅子牡丹」です。独特のあの喋りに、少し眠く成ってしまいました。20分の我慢。そして、二上がりがっこに乗って小三治登場、超満員の会場から拍手!また拍手!です。ゆっくり座布団に向かう小三治師匠、お辞儀するとまた、割れんばかりの拍手。マクラは、前日の嵐みたいな天気の話
新春一発目の神奈川県民寄席です。ごらく茶屋の濱永さんが30年以上続けられている会伝統の会。多くの咄家が、この会に声を掛けてもらえるのが目標だと言います。米朝、小さん、談志、志ん朝、枝雀、小三治、吉朝、志の輔…みんなこの会の常連でした。小三治だけは、今でも常連ですね。志の輔師匠も昔は出ていましたが、最近はご無沙汰ですね。代わりに談春、志らく、談笑、生志が、呼ばれてますけどね。そして、今年は、一之輔くんが5月に決まったようです。さて、そんな伝統のある会、独演会2年目の白酒くん!こんな
年に1度のお楽しみ。濱永さんの「ごらく茶屋」主催の小三治独演会へ。あんまりダラダラ書きたくないので、手短に感想を書きます。やった演目は、お馴染みの『一眼国』と『うどん屋』『一眼国』は、まのじさんの草加レポートにもあるように、草加、横浜と二日続けて同じ演目だったようです。仲入り後、相変わらずの長いマクラでした。年賀状特集の文藝春秋から取材を受けた話から始まって、年賀状は書かない主義になった話、更に、目白の小さん師匠は、旧暦の正月に何通かご贔
濱永さんが主催する神奈川県民寄席のスペシャル企画、今年で二回目となる「談春の音楽堂」です。小雨の降るあいにくの天気にも関わらず、千人の談春ファンが集まりました。しかし、残念ながら風邪の治り掛でコンディションは最悪でした。それでも、お茶を飲み飲みしつつ、風邪薬で朦朧としながらの熱演でした。まず、開口一番は前座の春太でした。久しぶりに“こはる”が聴きたかったけど、なかなか良いデキの『出来心』をやりました。しかし、談春目当てで来ている客は、クスリとも笑いません!お前なんかで笑うもんか、そんな