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5/29(水)~6/3(月)の6日間、日本橋三越本館6階にて「とっておきの山形展」が開催されます。井上農場も出展、農場から直送の「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」「ひとめぼれ」「コシヒカリ」をはじめ、糀や米粉など、お米に関する商品がずらり。日ごとに暑さが増してくるこれからの季節をおいしくたのしく過ごせるように、つや姫の糀で作った甘酒、塩糀、醤油糀を準備しました。よろしければお味見してみて下さいね。会場でお待ちしております。
3月だったか、九州産のそら豆を見かけ、食べたいのをグッとこらえ、千葉県産が旬を迎えるのを待っていました。自分が生活している場所で迎えるそれが、わが家にとっての旬だと思うから。さやから出したそら豆のほとんどがぷっくり大粒だと、くじの当たりを引いたみたいで、とても嬉しい。食べ頃を迎えた時に必ず作るのが、そら豆と桜えびのごはん。外皮から取り出した豆をさっと茹で、内皮をむき、お米、調味料と一緒に炊きます。炊き上がったら、予め細切り、軽く塩をしておいたしょうがと、桜えびをさっくり
山椒が好きです。実はもちろん、葉も、他のものには例えられない「ならでは」の香りがたまらない。今時期は、小さな葉から香る爽やかさにうっとり。子供の頃はその香りも味も受け付けず、無理してこんな飾りをつけなくても…、と思っていたけれど、気付けばすっかりハマっていて、店頭でたまたまその姿を見つけた途端、たけのこごはんに散らして食べたくなり、早速作ってしまいました。庄内の孟宗でたけのこごはん。せっかく山椒の葉を添えられるのだから、「つや姫」を使って、品良く仕上げました。忙しさに
春のお楽しみ、桜の次は天然山菜♡シーズン到来で、おいしい山菜が続々登場しています。色んな種類があるけれど、そのほとんどは食べられる時期が短いから、見つけた時に買わないと。鮮度とおいしさは比例するから、買ったら直ちに料理しないと。たらの芽は天ぷらに、こごみはえごま味噌と和物に、月山竹は味噌汁に。そして、こちらも大好き、こしあぶらごはん。グラグラ沸騰させたお湯に、こしあぶらをさっとくぐらせ、すぐに冷水につけてクールダウン。しっかりしぼって細かく刻み、塩と和え、炊きたてごはんに混ぜて出来
おいしい豆腐を買ったら、おまけでおからを頂きました。おからを使った料理を作ったことがなかったので、まずは卯の花からと思ってレシピを検索していたら、目に留まった「ドーナツ」昔、母が買ってきてくれた豆腐ドーナツの味と、むっちりした食感を思い出し、似た感じに仕上がるかもと思ったら、食べたくて食べたくて。おから、小麦粉、牛乳などを混ぜ合わせ、揚げに使ったのは米油。できたてを頬張ると、さっくり、むっちり、甘さちょうどよし。米油はクセがなく、軽やかに仕上がるからすごくい
山形の春の味「うこぎごはん」テレビで時々「山形県民は垣根の葉っぱを摘んで食べる⁈」と紹介されるソレがうこぎ。県民の方に作り方を教えてもらい、作ってみました。茹でて、刻んで、塩と醤油で味付けして、炊き立てごはんと混ぜていただくシンプルなまぜごはんは、素朴だけど、爽やかな深みがあってとてもおいしい。選んだお米は「はえぬき」素材の味を引き立てるすっきりした旨み、バランスよい炊き上がりが、うこぎごはんにぴったり。素敵な逸品との出会いが嬉しくて、これからは春が来る度、食
今年初の庄内産を見た途端、食べたくなった「アスパラガスごはん」わが家のお気に入り春メニュー。アスパラガスをそのまま、皮むきをせずに焼き目が付くまで焼き、斜め薄切りにしてから、おかかと醤油で和え、炊き立てごはんに混ぜるだけ。ごはんと一緒になったアスパラガスの甘みとおかか&醤油の旨みがたまらない!お腹が減って、ごはんがワシワシ食べたかったので、今回選んだのは「雪若丸」あっさり風味で素材の味を引き立て、粒がしっかりして食べ応えがあるから、ごはん食べたー、という満足感を与えてく
春のお彼岸。ぼたもちを作りました。予め小豆を炊いて、柔らかくなってから砂糖と合わせ、水分を飛ばして練り上げ、あんこ作り。もち米を炊いて、ひと口大に丸め、あんこで包んでぼたもちに。そのままでもとてもおいしいけれど、きなこをかけたり、すった黒ごまをかけたり。この季節は、真ん中にいちごを入れたものも、いちご大福みたいでとても美味。色んなバージョンがあると、作るのも食べるのもとても楽しい♪赤飯も炊きました。ぼたもちと赤飯に使ったお米はどちらも「でわのもち」山
このところの気候の変動の影響か、不摂生がたたったのか、胃の具合がいまひとつ。消化に負担ないもの、だけど、ちゃんとおいしいものが食べたい。ということで、おかゆにしらす、たたいた梅干し、おかかをのせて、濃口醤油をたらりとかけていただきます。やさしいおいしさに、ほっ。おかゆに味付けをしなくても、口の中で自然に食材のおいしさが広がる。ちなみに今回は常温保存できる市販のおかゆを食べました。おかゆのストックがあると、こんな時にとても助かります。
パン職人さんの試作中の米粉パンをいただく機会に恵まれました。はえぬきとつや姫、それぞれの米粉で作ったパンの食べ比べ。過去に、米粉パンを食べる機会はあったけど、米の品種まで気にしたことはなかったし、品種別で売られているのも見たことがなかったから、貴重な体験。食べてびっくり。品種が違えば、食感、舌触り、風味も全く異なる。はえぬき米粉で作ったパンは、しっとり滑らかな質感でとってもおいしく、私好みでした。小麦粉に品種による違いがあるように、そのうち米粉も品種別で販売さ
暦の上では、今年の2月12日は「初午(はつうま)」稲荷神社に油揚げやいなりずしをお供えして、その年の五穀豊穣や商売繁盛、無病息災などを祈願する日で、最近ではこの日に合わせてスーパーのチラシなどで、いなりずしを見かけるようになってきました。お米に関わる一人として、うちでもいなりずし。油揚げを油抜きし、半分にカット、袋状にしてから醤油や砂糖などで煮てスタンバイ。すし酢は使わず、みじん切りにしたしょうがの甘酢漬けと、その漬け汁を炊きたてごはんに混ぜて酢飯に。甘酢漬けの汁を使う
数年前に知った「おこと汁」という味噌汁。2月8日に「おこと汁」を食べて無病息災を願う習わしがあるとのこと。具材は里芋、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、そして、小豆。それまで見たことも聞いたことも無くて、調べてみてもあまり詳しいことがわからない。だけど、味噌汁に小豆が入るそのレシピがすごーく気になる。そこで、実際に作ってみたら、うまい!小豆のほっくり感が味噌に合う。小豆によって出てきた自然な甘みがなんとも言えない。不思議な風味についついハマり、毎年作るように
数ある品種の中で、「コシヒカリ」と「ササニシキ」はおいしいお米のツートップ。しっかりした甘みとふっくらもっちりした炊上りのコシヒカリ。甘みも炊き上がりもすっきりとしたササニシキ。ふと浮かんだのですが、コシヒカリは聖子ちゃん、ササニシキは明菜ちゃんに通じるものがあると思うのです。寒さや病気に強く、甘みのしっかりした風味が多くの人に好まれ、全国各地に根付いたコシヒカリ。それに対し、ササニシキは寒さに弱く、実力を発揮できる環境は限定されてしまうけれど、すっきりとした風味に
豚しゃぶをした後には、いつも即席ラーメンを投入し、シメにしているのですが、食べ終わった後に鍋に残ったスープは取っておき、更に新たなシメのメニューを作っています。スープにごはんを入れてほぐし、チーズを入れてリゾット風に。しゃぶしゃぶと、ラーメンのおいしいところの総まとめで、これがとっても美味。ふやけにくく、粒感楽しめるので、お米は玄米を選びました。玄米の香ばしい風味つながりでナッツも刻んで入れ、チーズはパルミジャーノを。最期に黒胡椒をさっとかけて出来上がり。何一つ無駄に
今日はカレーの日。どうして1月22日がカレーの日なのかを調べてみたところ、1982年に全国の給食にカレーが出されたからなのだそう。当時のニュースで「今日は全国の給食で…」と紹介されていた記憶がおぼろげに残っています。という訳で、うちでもカレー。大きくカットしたじゃがいもゴロリ、ひき肉たっぷりのカレーと、福神漬け系の漬物をごはんにかけて食べるのが大好き。基本的な味付けは市販のカレールー。隠し味に赤ワインとチョコレート、ココアを入れたら、欧風カレーみたいな味になりました。
新年のとろろめし、食べるタイミングを逸していたので、遅まきながら。静岡のお店のとろろ汁がとってもおいしかったので、長いもで同様に作ってみました。表面の根の部分をガスコンロでさっと炙って取り、皮ごとまるごとすりおろし、卵、醤油、つゆ、味噌汁と一緒に混ぜ合わせ、ごはんにたっぷりとかけていただきます。ごはんにかけるというよりは、とろろ汁とごはんが同じくらいの割合で、ズルズルすするのがお店オススメの食べ方。とろろ汁の粘りでなかなか上手にすすれないけれど、モグモグ咀嚼するのとはまた違ったお
良い出汁がとれたり、旨みたっぷりのつゆが残った時には、余すことなくぜーんぶおいしく頂きたい。だから、きりたんぽ鍋用の鶏ガラスープからの、醤油ラーメン。すき焼きからのすき焼き丼。残ったすき焼きを卵とじにするのもいいけれど、今回のはそうではなくて。すき焼きをした時に、具材は全て食べきって、汁だけストック。日を改めて、ざく切りにした玉ねぎ、しらたき、豆腐を汁に入れ、しっかり煮込んだら牛肉を。ごはんの上にのせて、できあがり。そういえば、チェーン店の牛丼は長ねぎじ
七草粥を炊きました。前夜から乾燥帆立を水にひたして出汁をとり、お店で買った七草セットの大根とかぶの実の部分を刻んでお米と一緒に炊き、七草の葉と茎の部分も刻んで、こちらは塩とほんの少ーしのごま油と合わせてスタンバイ。キレイな青みのまま頂きたいので、炊き上がり直後に混ぜ合わせ、塩と醤油で調味。炊き上がりを待っている間に作っておいた梅おかかと、しらすをのせていただきます。七草に色んな旨味が彩りを添え、おいしい七草粥ができました。選んだお米は「雪若丸」普通に炊いてふや
市販のものを買った時に、時々作る「ローストビーフ丼」ごはんを炊いている間に、ローストビーフを常温に戻しておく。フライパンに油をひき、薄くスライスした玉ねぎを炒め、醤油と黒胡椒で味付け。炊き立てごはんの上に玉ねぎを広げ、その上にローストビーフを並べ、ついてきたタレを回しかけ、ホースラディッシュかわさびを添える。これで完成!ボリュームあるお肉、甘みのあるタレとの組み合わせだから、お米は粒立ちよく、スッキリくどくないおいしさの「あきたこまち」を。おいしくて、たべやすくて、わんぱく小僧のよう
2024年。新たな年の一番最初のごはんは、お雑煮。鶏肉、せり、舞茸などの秋田系の醤油だしに、庄内の丸餅(でわのもち使用)を入れて。大根と人参は梅の形にしてみました。せりは、なんちゃって自家製。使わなかった三関せりの根っこがもったいなくて、水につけておいたら、フレッシュなせりが可愛らしく育ってきました。これからも旬を楽しみながら、暮らしに根付いた食を大切にしていきたいなと思っています。今年もよろしくお願いします。
全国においしいお米は沢山あるけれど、だまこを作る時は、秋田県産のもので。他のお米も興味がない訳ではないけれど、どうもこだわってしまいます。ずっと「あきたこまち」だったけれど、今回初めて「サキホコレ」で作ってみました。そしたら、うまい!すっごくおいしい!!丸めやすいし、汁とのなじみがよくて、超満足♡あきたこまちもおいしいけれど、これからだまこ鍋の時には、「サキホコレ」にしよう。ちなみに、だまこの時は、しっかり1時間は浸水させてからごはんを炊いて、ふっくらしっ
ポッカサッポロ/じっくりコトコト★じっくりコトコトイロイロ(1)今週は、じっくりコトコトのスープをイロイロと、食べ比べ。今日は、カレークリームポタージュ。●カレークリームポタージュ¥204―ごはんソムリエ秋元薫さんが監修した、ごはんと相性ぴったりなカレークリームポタージュです。こだわりのカレースパイスを10種類ブレンドし、特製クリームで仕上げた濃厚でクリーミーな味わいです。チキン具材が食感のアクセント。濃厚でコクのあるポタージュ
山形のいも煮を作りました。今回は、牛肉、醤油味の内陸風。いも煮をメインに味わえるように、組み合わせるものはシンプルに。とは言え、おかずが寂しくならないように。という訳で、新米つや姫を炊き、おいしいごはんのお供を色々と、少しずつ。いも煮に合わせ、山形の名店の漬物など。いい漬物を味わう時には、「つや姫」お米そのものにしっかりとした甘み、旨みがあるから、まずはつや姫をひと口、続いてごはんのお供をひと口。これを繰り返し、いも煮と一緒に楽しみます。内陸のいも煮に合
きりたんぽ鍋。今年のお初です。秋田で生まれ育った私にとって、きりたんぽ鍋やだまこ鍋は特別な料理。全国各地においしいお米があるけれど、秋田県外のお米で作ったことは未だ無く。小学校のなべっこ遠足から始まったきりたんぽ鍋作り。そこで基礎を身につけたんじゃないかな。小さな頃から郷土料理作りを体験させてくれた秋田の学校教育に感謝。色んな作り方をやってみて、たどり着いたのは、鶏ガラなどを煮込んで出汁をとり、鶏肉、舞茸、ごぼう、こんにゃくを煮込み、そのままでもおいしい旨みがしっか
新米シーズン真っ盛り!11月2日(木)から7日(火)までの6日間、池袋東武8階催会場で開催される「山形・宮城展」に井上農場(山形県鶴岡市)も出店いたします!農場のごはんソムリエとして、「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」などの魅力をお伝えいたしますので、ぜひお立ち寄り下さい。ご来場お待ちしております。【池袋東武「山形・宮城展」】<予告>山形・宮城展|イベントガイド|東武百貨店(tobu-dept.jp)【井上農場】トップ-井上農場【公式サイト】(inoue.farm)
秋のごちそう、「はらこめし」を作りました。宮城県の郷土料理ということで、今までお米はひとめぼれを使っていたけれど、その誕生よりもずっと前からはらこめしは食べられていたはずだとふと思い、今回は昔ながらの「ササニシキ」で炊いてみました。ササニシキのはらこめし、すごくいい!!ここ最近はもっちりと粘りある甘みのしっかりしたお米が人気のようですが、ササニシキは一粒一粒ふっくらと炊き上がるのでごはんがベタつかず、すっきりした甘みが鮭やイクラの旨みたっぷりの醤油だしとよくなじんで、気持ちよく食べ
秋の味覚、次々と登場。「栗ごはん」を炊きました。鬼皮むいて、薄皮むいて。専用のハサミを使っても、包丁に比べれば楽だけど、いつも皮むきは大仕事。集中すると息を止めるクセがあって、一通り向き終わる時には、かなりお疲れ気味。それでも毎年必ず食べずにはいられない、秋のごちそう♡前に、高知で栗を栽培しているおばあちゃんとお話させて頂く機会があって、「栗はとってからすぐ食べるのではなく、低温でしばらく保存しておくと、甘くなっておいしくなる」と教えて頂いたので、栗を買ったら
唐揚げ作りにぜひオススメしたいのが「米粉」実は、小麦粉や片栗粉よりも粉の扱いが楽で、ベタつかず、薄づきで、軽やかに揚がります。下味も衣も難しいことは特になし。ちゃちゃっと混ぜて、漬け込んで、カラリと揚げれば出来上がり。ハフハフかぶりつくと、ジューシーなお肉の旨みが口の中に広がって、超うまい♡【鶏の唐揚げ】(鶏もも肉1枚に対して)●下味しょうがのすりおろし1かけ分にんにくのすりおろし1かけ分酒大さじ1醤油
お彼岸なので、おはぎを作り、赤飯を炊きました。使ったもち米は「でわのもち」山形県産の希少な品種で、旨味しっかり、もち米そのものがとても美味。首都圏でお米を販売していると、でわのもちを体験されたお客さまから「山形のもち米は甘くておいしいねぇ」というお声を頂くことが多いのですが、全くもって同感。だから、自分でもち米を使う時にはいつも、でわのもちを選んでいます。ところで、今期大盛り上がりだったテレビドラマ「VIVANT」に、私もすっかりハマっていましたが、時々登場する赤飯
ひと粒ひと粒パラリとしたチャーハンは、お店の火力や油の量でないと作れないと思っていたけれど、そんなことはなかった!!「青天の霹靂」を炊く機会があったら、ぜひ試してみて下さい。ふっくらしているけれど、粘り少なく、甘味が強くないお米だから、チャーハンにぴったり。こういう質感と味だから、本格的なスパイスカレーにもぴったり。外国産のお米のクセが苦手だけど、日本産のお米はどうも重たい…そんなストレスを解消、とてもおいしく食べられます。今年のような酷暑続きの夏に、負担なくす