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今年も4月1日を迎えました。毎年この日には教師の思いを伝えてきました。今年はコロナ禍に加えロシアのウクライナ侵攻の中の4月1日。この世界的な危機に際し教師として子ども達とどう向き合うか?これから始まる日常の学校生活で何を大切に子ども達と向き合うか?学校としてのコンセプトは準備できたか?学年、担任、分掌、授業担当、クラブ顧問など多様な活動にオーソライズされているか?昨年の総括、検証は十分か?卒業式の涙と感動を免罪符に間違った評価を下していないか?お題目でないリアリティのある総括か
私の友人で住之江高校の同僚のブログ。彼は現在、タイのチェンマイでムエタイのジムを開いている。そんな友人が卒業式の時期に感じた事をストレートに書いてくれている。学校の働き方改革の過渡期の中で、子ども達の為に奮闘する先生の真の声は世間にどこまで届いているのだろう。さらに、限界の設定が低い先生達の放置した子ども達に必死に向き合う先生方は働き方改革のガンのように呼ばれて行く。どう言われようが子どもと向き合う事を忘れない先生の声に耳を傾けない働き方改革では意味が無い。是非ともお読み下さい。画像
東日本大震災より11年。被災地で日々着実に進む復興だが、その先の長い道のりで世間の震災への風化傾向に警鐘をならす事を忘れてはならない毎年の『3.11』。*画像は産経新聞より未だに不明の方は2523人に及び、福島では帰還困難区域が多く残る。毎年思いが深まる日だが、今年は尚更だ。人智の及ばぬ地震津波などの自然災害はこれからも起こるが、被害の縮小に向け人が成せる事も、まだまだ多い。また、核施設然り、自然破壊、気象変動など、人が自らが作り出したにも関わらず、自らの力の及ばぬ甚大な被害をつくり出
参考ブログ『ウクライナからの警鐘』ウクライナ人のグレンコアンドリーさんの講演を聞いた。ロシアに領土を侵略されたウクライナの悲しい現実の話。聴講者の感想を聞くとウクライナの惨劇に心を痛めておられ…ameblo.jp
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鉄人28号の操縦機
昨日は節分。豆を撒いて鬼を懲らしめ福を呼び込む日。節分の鬼は豆を撒けば退散してくれるが不適格な校長は何を言っても現場から退散してくれない。そんな校長を庇い立て排出し続ける大阪府教育委員会はさしずめ鬼ヶ島。不適格な校長とは大阪堺市にある府立K高校の校長。生徒の進級に関わる数字を改竄しろと教師に指示している。改竄すれば生徒は単位が取得できる。聞こえは良いが生徒を思う親心ではなく自分の保身なのだからタチが悪い。生徒を進級させたいのなら、校長の責任で改竄などせず進級させてあげれば良い。勿論そ
生まれも育ちも河内八尾は高安の河内のオッサンが地球の事を考える。河内弁で言うと「ヤエ、ワレッ!地球の事、考えたらんけぇ!」標準語に訳すと「ねぇ、みんな!地球の事、考えてみようよ!」となる。そんな河内のオッサンと地球について考えてみましょう。皆さん地球の大きさって認識できますか?また、地球を取り巻く気体の総称である大気ってどれくらいの厚みかご存知でしょうか?さらに、我々が生活できる空気の層、いわゆる対流圏はどれくらいあるか知っていますか?地球半径は約6370km、外周は40000
(写真は現在の神戸港震災メモリアルパーク)阪神淡路大震災。あれから27年の歳月が過ぎました。震災からの復興は長い年月をかけても道半ばで、今も継続中のものも少なくありません。その意味で、災害からの復興には時間は必要で大切なものです。しかし、被災地や被災者のことを忘れさせ、復興にブレーキをかけてしまうのもまた時間です。「絆」被災直後は持て囃される大切なキーワードですが、時間の経過と共に希薄に感じる自分や世間に、この日がガツンと言ってくれる。“忘れるな!”と。マスコミもこの日だけの一過性
みずほ銀行はATMを含む一連のシステム障害が相次ぎ、みずほフィナンシャルグループ(FG)の社長が引責辞任した話はマスコミでも大きく取り上げられた。企業にとって社内の情報システムの管理は必須でその重要性の高さを示している。官公庁とて同じ事なのだが、現在大阪府立高校のセキュリティモードと言われる生徒の個人情報を守り効率的に業務を運用する為のシステムが1月11日火曜日からダウンしている。14日金曜日になっても一部は回復したが根本的な復旧が出来ていない事は世間には知らされていない。しかも外部のネット
成人式が各地で行われた。コロナ禍の成人式、成人年齢の引き下げなど、今年の成人式は話題も多い。成人年齢の18歳への引き下げについては法的に・18歳で親の同意無しに消費者契約が可能になり、クレジットカードを作りローンを組む事ができる。・女性の結婚年齢が男性と同じ18歳となった。・公認会計士や司法書士等の国家資格取得ができる。付随して・少年法では18歳、19歳は特定少年と位置付けられ厳罰化が求められ実名報道も可能となった。飲酒、喫煙や馬券等の購入等は20歳のままで変更は無い。世間では成
日本人は何故?鏡を大切にするのか?日本人の心映え。
聖なる夜に聖なる職を思う。今年もこの日にはこの記事をリブログしようと思う。教師は憧れを持ってなる仕事!そう思える教師を大切にできる教育界であって欲しい。こんだ直人教育研究所http://www.konda-n.comラジオパーソナリティ『近田直人のmoningTackle』毎週月曜日7時30分〜http://radicro.com/
最近仕事の合間に四天王寺さんに詣る事が多い。四天王寺は聖徳太子が物部守屋との闘いに際し、「この闘いに勝つ事ができれば必ず四天王のおんために寺塔を建ててお祀りします」と誓いをたて勝利し創建されたもの。しかしあまり知られていないが、太子にとって政敵であった物部守屋の祠が四天王寺大切に祀られている。物部守屋は聖徳太子の政敵として強いられたのだが、太子は守屋の御霊を境内に祀り、守屋の家来達も寺の公人としてお雇いになった。守屋の御霊は聖徳太子の広い心に感銘し、四天王寺の守り神として、参拝者の願い事ま
今朝ネットラジオで松井市長の不適切な会食について話た。世間も、もう何もなかったかなのよう。これではあかん!ネットラジオの再放送もあります!聴いて下さい!ブログ読んで下さい!☆再放送は月曜日20時30分〜21時00分火曜日14時00分〜14時30分『近田直人のmorningTACKLE!!』RadiCro(レディクロ)インターネットラジオ放送局ネットでいつでも無料でラジオが聴ける、RadiCro(レディクロ)インターネットラジオ放送局の公式Webサイトです。radicro
今朝の産経新聞にこんな記事が大粛清で恐れられたスターリンの死後、旧ソ連の実権を握ったのはフルシチョフだった。1965年のスターリン批判に、こぼれ話がある。壇上で独裁者の専横をなじるフルシチョフに、聴衆の一人が声を上げた。「その時あなたは何をしていたのですか?」声のした方をにらみフルシチョフは言った。「今、発言をしたのは誰か。挙手していただきたい」。手は挙がらない。壇上の人は続けた。「あなたと同じように私も黙っていた」(川崎浹著『ロシアのユーモア』)壁に耳あり、鍵穴に目が光る。生きたければ口を閉
四天王寺をしっかり歩いてみた。不思議で面白い事が沢山ある。JR天王寺駅から谷町筋を北に向かい石鳥居から境内にはいる。鳥居をくぐり後ろを振り返れば、石鳥居から上町台地の傾斜が西に落ちている。創建当時は海岸線がこの石鳥居に迫っており西方浄土がその先にあるとの信仰を沈む夕陽に感じ取る事ができる。その意味四天王寺の西門は極楽浄土の東門でもある事にうなづける。逆に海からの眺めは、五重塔を含む四天王寺の荘厳な伽藍が訪れた人々に迎賓の意と威厳を示していたに違いない。今年は聖徳太子さんがお亡くなりに
先日の日曜日、私の地元、大阪府八尾市の高安地区の自主防災委員会による避難訓練を高安地区自主防災委員会で実施しました。正真正銘の住民の住民による住民のための避難訓練。思い起こせば二年前より、土台となる地域防災のコンセプトをみんなで創造し、そのコンセプトに見合った地区防災計画を作成、地域の方々との共通認識を深めるため、その方向性に沿った防災避難訓練を実施した。世間に有りがちなリアリティの無いお題目を徹底して排除する覚悟があればこそ成しえたこと。その土台となった高安の防災コンセプトとは1高
大阪府立高津高校の先生方に向けて教育相談研修の研修講演をさせていただきました。教育相談が陥りやすい落とし穴について理解した上で保護者対応の準備について話をしました。教育相談の落ち入りやすい落とし穴とは何か?3つの落とし穴がそこにはある。1配慮の誤解何か特別な支援が必要な生徒に向けての“適正な配慮とは何か”を誤解している学校をよく見かける。配慮の誤解とは?その生徒にとっての障壁=ハードルを取り除く事だけに躍起になり、手間暇と時間をかけて支援すれば越えることができるハードルまでも取り除
当たり前のことだが、それぞれの専門家に耳を傾ける事は大切なことです。しかし闇雲に盲信する事はなりません。多様な専門家の意見をしっかり取り入れ、最後は主体者がイニシアチブをとって舵を取る事が求められます。それがリーダーの役割と言うもの。学校現場も同じ事です。以前よりスクールカウンセラー(SC)の質について問題提議をしてきました。勿論立派なSCさんもおられますが、教師とSCとの協同と言う意味においてはあるべき理想的な状況には有らず、SCの意見が優先される傾向、否SCの意見に一方的に流される事
千曲川の決壊から二年が経ちます。ボランティアで泥にまみれた事が昨日の事のようです。荒れ果てたリンゴ園に押し流された車の風景が思い出されます。コロナ禍でその後の復興支援にも赴けない日々が続いています。そんな思いのなか、昨日、地元八尾市高安地区の子ども達に防災についての授業をしてきました。授業の要点は三つ。一つは災害が起こった時、または起こりそうな時どうするかの対処療法的な知識。もう一つは日常にどう備えるか?日常の備えも二つ。水や食糧を備蓄するなど災害を受け身に捉えた対処的備えと、主
学校で行うアンケートにこんな悲しい嘘があった。一つは生徒に行う授業アンケート誰が書いたかは先生にはわからないようにしますので思う事を書いて下さいとの条件で生徒に実施した授業アンケート。あろう事か、ある府立高校の校長は誰が何を書いているかわかる形で各先生にそのアンケート結果を返却した。勿論、誰がどんな不満や評価をしているか知る事は教師にとって有用な事だが、それなら生徒には書いた事は先生に伝わりますと正直にアンケートをすれば良い。ただそれだけ。しかも、そのアンケート結果は最悪な事に、書い
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ちょうど二年前にベトナムの子供達の笑顔に触れた。学校が欲しいと言うベトナムの子供達、地域の方々、先生方。一方でニーズが無いと言われ、消滅していく大阪府立柏原東高校ことカシトン。双方の思いをどう満たしていくか?交流支援をどう継続させていくか?カシトンのアイデンティティをどう形にして残して行くか?現地の子供達との交流の後、校長先生はじめ、現地の行政の方々、地域の方々とCSDの皆さん、AEFAの皆さんと共に真剣に向き合ったのが二年前。小学校は無事完成した。その矢先のコロナ禍で開校式典は延
「風」の大久保一久さんがお亡くなりになった。「22才の別れ」や「海岸通り」「ささやかなこの人生」を聞けば我々世代は万感の思いが込み上げてくる。風の唄には伊勢正三さんの作詞作曲が多いのだが私は大久保さんの「時には」は大好きだ。「ささやかなこの人生」のB面に収録されている。歌詞に…愚痴をこぼすかわりに、まず動き始める。そんな若者達の中に僕も時にはいたい…とにかくこのフレーズが大好きでした。愚痴をこぼすかわりに、まず動き始める、そんな男でいつまでも私はありたい。空気が優しい大久保さんの唄。あ
この春に廃校となった大阪府立柏原東高校(通称カシトン)。その名前と校歌、何よりアイデンティティを継承したベトナムのキムソンカシトン小学校は、色々な出会いが折り重なりその産声を上げることができました。アジア教育友好協会の皆さんとの出会い、ベトナムのNGOのCSDの皆さん、ベトナムTV(VTV4)の皆さん、ネットラジオRadicroの仲間、そして何より寺田整骨院院長の寺田先生との運命的な出会いがそれぞれの出会いの元。思い起こせは廃校が決まった時の同窓会での会合。行政的にはどう終わっていくかが課題
天誅組の悲劇に人の誠と愚かさが見えてくる。十津川郷士のリーダーとして維新の魁として天誅組に参加した野崎主計。8月18日の政変を経て賊徒となってしまった天誅組。リーダーとして十津川郷士を率いて天誅組に参加そして、離脱させた。その責任を一身に背負い自決した野崎主計。その辞世の句は討つ人も討たるる人も心せよ同じ御国の御民なりせば倒幕か佐幕か!国を二分して対立が激化する世相に、身をとしての訴えは、何事も対立軸に起きたがる令和の日本人に、いや地球人として世界に通じる誠ではある
聖徳太子がお亡くなりになり今年で1400年がたつらしい。大阪市立美術館の『聖徳太子日出づる処の天子』のポスターが目に止まる。聖徳太子と言えば二歳でお釈迦様の御命日に南無仏と唱えられた事に始まり、物部守屋との戦、冠位十二階、十七条憲法の制定、遣隋使の派遣、四天王寺、法隆寺の創建など功績逸話を上げればきりがない。十七条憲法の第一条「和を以って貴しと為す。」は誰もが知っている。誰もが知る意味は、和が表すようにみんな仲良く諍いの無いようにとの空気感が強いが「和を以って貴しと為す」に続き、「