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翌朝、翔ちゃんは『今夜はちょっと遅くなるから』と言って仕事へ向かった。そんな翔ちゃんを、僕はいつものように笑って見送った。これまでと同じ、当たり前の日常それは、きっとすごく幸せなことでこれ以上の幸せを、僕は望んじゃいけないのかもしれない。これまでと同じと言えば『まぁちゃん、おはよ』いつものように、僕に笑顔を見せてくれたきみちゃん。その笑顔にホッとして、でも、ほんの少しだけ胸が痛んだ。唯ちゃんの家庭教師のバイトを終えて、僕はいつも行くスーパーに立ち寄った。『遅くなっても、夕