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『こちらあみ子』見る。問題児のあみ子さんと徐々に崩壊していく家族の物語。容赦なく崩壊していく家族の痛々しさ。その中でも、彼女はなにも考えていないようで、彼女なりに成長しているラストに感動した。押し付けがましくなく、ただただその様子を映す冷徹な眼差し。特に、リアルな子供たちの演技が素晴らしかった。間接的な絵作りもまた、この映画に余韻を残す。おすすめです。
画像引用元:eiga.com◼️監督:森井勇佑◼️原作:今村夏子『こちらあみ子』◼️出演:大沢一菜井浦新尾野真千子◼️2022年104分芥川賞作家・今村夏子が2010年に発表したデビュー小説を映画化。広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そ
「こちらあみ子」を観た@Netflix。傑作だった。さすが、ライムスター宇多丸のシネマランキング2022第1位だけのことはある。あらためて宇多さんの映画鑑賞眼もすごい。家族との、そして社会との接点を徐々に失っていくあみ子。物語のキーアイテムはトランシーバー。"こちらあみ子、こちらあみ子、応答せよ”どこにも、誰にも繋がらないトランシーバーに、あみ子が話し続けるシーンにはたまらず落涙した。もう一度言う。傑作だった。
このネタの続き映画『こちらあみ子』のあみ子の考えなしのズレた言動の数々がなぜ残酷に感じるのだろうか・・と考えてみると、周りの人間に悪役らしい悪役が存在しない世界線だからではないだろうか。主人公のあみ子は、悪気はないけど他人を傷つけ迷惑をかけるけど、根っこから悪人てわけじゃない(発達障碍)そして周りの人達も、みな善良な人々で、あみ子に悪気はないとうっすら分かっていても、あまりにも規格外過ぎて理解不能な上に迷惑極まりないのだ。善良な人とはいえ・・いや善良だからこそ大目にみて
※ネタバレあり主人公は”風変りな女の子”として紹介されているけど、映画のレビューを見た感じ、『発達障害』で間違いないってことで、以前から気になっていた。で、最近になって観てみたけど、作中では、あみ子が発達障害だとは一言も言われていないものの、意味なく側転やスキップを繰り返したり、場の空気が読めなかったり、対話が成り立たなかったり・・・と、特徴がバッチリ出てて、私があみ子の親族だったら、まぁ・・・療育を勧めるだろうな(笑)そして、観終わった感想としては、予想以上に
年間194本目(4月18本目)2022年公開邦画6位全105本中通算邦画8,992本洋画7,232本合計16,224本キネ旬ではベストテンを評論家と読者の両方で発表する。そのやり方は、各自でベストテンを作っての得点形式で行う。なので、評論家と読者は一致はしないが、大体同じような作品が選ばれる。(一年間に少なくても洋邦を10本以上見ていて投票できるのは、映画ファンでも映画通の人が多い)なのに本作では、評論家では4位と高評価であったのに、読者は30位と
『こちらあみ子』(2022)原作は今村夏子の小説。監督・脚本森井勇佑音楽青葉市子大沢一菜(おおさわかな)、井浦新、尾野真千子、奥村天晴、大関悠士、橘高亨牧(きつたかとまき)、播田美保(はりたみほ)、黒木詔子、桐谷紗奈、兼利惇哉、一木良彦、柿辰丸、他。他の子と違う風変わりな小学生のあみ子(大沢一菜)は、お父さん(井浦新)と兄孝太(奥村天晴)、新しい命がお腹にいる新しいお母さんさゆり(尾野真千子)と広島で暮らしている。さゆりは自宅で習字教室を開いており、あみ子はそこへ通っ
【3月Netflixにて】こちらあみ子:作品情報-映画.comこちらあみ子の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。芥川賞作家・今村夏子が2010年に発表したデビュー小説を映画化。広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女...eiga.com傑作でしたボクたちはみんな大人になれなかった:作品情報-映画.comボクたちはみんな大人になれなかったの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。作家の燃え殻が2016年に発表し
Netflix「姪のメイ」を観てた👀その時にこの子だれやろ、って思ってた。なんか変わってて。役柄もちょっと変わってる感じやったし。はじめ、男の子?って思ったもん。井浦新Twitterでもあみ子のこと出てきててちょっと気になってた。これでデビューした子やったのね。これは衝撃作。原作あるらしいけど、映画化したのね。このヒロインありきやろうけど。お兄ちゃんが物音の正体をやっつける?とこ好きやけど、なんで帰ってきたんかな?トランシーバー片方持ってるんかな?とかも思ったわ。あと、
こちらあみ子(2022)〜あらすじ〜あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに遊んでくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。映画『こちらあみ子』公式ホームページ映画『こちらあみ子』公式サイト。2022年7月8日(金)より全国公開kochira-amiko.com主人公は広島で暮らす小
今日も見に来て下さってありがとうございます今日は久しぶりにお日様が出てるのでお花の写真を撮ってみました年末に植えた寄せ植えはモリモリ元気です。去年の春に植えたスーパーアリッサムが復活しつつあります!大好きな花かんざしも去年のが復活しそうでうれし〜開花してほしいな控えめだけど可愛いクリスマスローズうつむき過ぎなので切って花瓶にさした方が映えそうですね。こちらは先月作った多肉の寄せ植えです。小さい植木鉢にお花が咲いてるように…割れ植木鉢と流木を使って工作しました。巣箱や柵は端材
メンクリの薬が効く前に下書きした日記ですが、せっかくなのでUPします。今読むと自分のメンタル状態の違いを実感できて、面白い。私の適応障害の症状で、不安なことを考え続けて抜けられなかったのと、何でもネガティブに考えてしまうというのがよく現れている。↓↓↓数日前、就寝前にちょっと何か観たい気分になり、NETFLIXの一覧を眺めてたらたまたま「こちらあみ子」が出てきて、ついうっかり最後まで観てしまった。2022年の映画で、以前ラジオで絶賛しているレビューを聴いて興味はあったものの、観たら
印象的な扉絵だったので、とりあえず覗き見視聴開始思った通り、知的障害がメインテーマのオハナシほのぼのハッピーエンド系かと思いきや・・・かなり深刻で重いテーマでした・・・お父さんは井浦新お母さんは尾野真千子舞台は広島の海沿いの街評価はB+系統的に好きなタイプの映画ではありませんが、良かったです
2月11日よりネットフリックスで配信の始まった『こちらあみ子』の感想を書いていきたいと思います。【広島の公立小学校に通う5年生の「あみ子」は、純粋無垢だが他人の気持ちが分からず、授業中に騒ぐ等、トラブルの多い少女だった。同級生の「のり君」が好きだが、迷惑この上ない「のり君」。家族が誕生日パーティーを開いてくれても、プレゼントのトランシーバーに夢中で、せっかくのご馳走を残す「あみ子」。流行のトランシーバーは欲しかったが友達はおらず、「こちら『あみ子』」と呼びかけても、応答は返っ
『こちらあみ子』すごく、良かったです。重い内容ですが観て良かったと思う作品です。内容(ネタバレあり)をざっくり言うと…作中なんの説明もないですがあみ子(大沢一菜さん)はおそらく発達障害と診断されるであろう“変わった子”として存在しています。お母さん(尾野真千子さん)は継母でお腹の赤ちゃんが死産した時のあみ子の言動で心を病んでしまいます。お父さん(井浦新さん)は風変わりなあみ子に徐々に手を焼いていきます。優しかったお兄ちゃん(奥村天晴さん)も不良
Netflixに流れてきた『こちらあみ子』、『広島に暮らす、小学5年生のあみこ。家族に見守られながら元気いっぱいに過ごしていたが、少し風変わりな彼女のあまりに純粋な行動は、家族や同級生など周囲の人たちを否応なく変えていく』ほのぼのした家族ドラマ、心温まるストーリーかと思ったら、ここからはネタバレかもしれません。映画の中に「発達障がい」という言葉が登場しないから、言えないけど、主人公は何らかの発達障がいなんだろうなと思うけど、やるせない・・・苦しい映
本日見た映画「こちらあみ子」概要読んだらほのぼのした映画なのかな〜と思ったのだけれど…風変わりな少女あみ子。優しい父と面倒見のいい兄、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんのいる母との4人暮らし。あみ子は相手の気持ちを慮ることができず、彼女の言動に周囲の人たちは振り回されていた。違ったわ。これがなかなか重かった。あみ子は広島で暮らす小学5年生。始まって特に説明も無いから本当にちょっと風変わりな子なのかな〜と思っていたけれどお母さんの言動などから、あみ子は多分発達障害の子なのかな〜と受け
娘が図書館から借りてきた『こちらあみ子』『ピクニック』どんどん読めて1日で読んじゃったあみ子さん、発達障害なので色々やらかしてしまいますが理解してくれる人もいますそんな人には優しくしようと思うあみ子さん幸せに暮らして欲しいと思いましたピクニック、怖い…読み終わってすっきりしないこういう人達、怖いどういう育ちをしたらこうなるんだーって、少し腹立たしくもなりました夜遅くにお布団に入って読んだから心のなかで怖い〰って叫んでから寝ました恐ろしい人達もいるもんだね
『積極人間の集い』の仲良し女性コンビさんが、私の80歳が愉しみだといつも言って下さいます。今年の1回目のゲストスピーカーは、80歳でしたが、めちゃくちゃオシャレで元氣な男性でした。昨年ご縁のあったジョン万次郎の末裔の方もオーバー80で、神戸から平和都市まで、深夜バスで来られる位、元氣印の男性でした。クラス会で1番若くみえる同級生は、悩まず生きてきた成果だと言っていましたが、まさに1番のヒケツですね。『こちらあみ子』と言う広島ロケした映画が、年末テレビで放送されました。幽霊の校長役で、ク
皆さんこんばんは。本日は映画のベストテンです。99%DVDの鑑賞です。先程8割がた書いたのに何故か消えてしまいました(泣)。頑張ってもう一度書きます。1.ただ悪より救いたまえ/ホン・ウォンチカ監督久々に韓国映画大得意のノワールサスペンスの傑作!ドキドキ・ハラハラが止まりませんでした。最近韓国でもノワール系少なくなってきたので、こういう傑作が出ると嬉しいです。これぞ韓国のノワールサスペンス!(「ただ悪より救いたまえ」ホン・ウォンチャン監督)|「天に月、地
国内外から選りすぐりの映画作品と監督や俳優などが集う「広島国際映画祭」が本日開幕しました。15周年を迎えた今年の映画祭。広島市中区のNTTクレドホールで行われた開幕式には「ヴィレッジ」の藤井道人監督や「この世界の片隅に」の片渕須直監督など映画関係者が登場しました。俳優の横浜流星さんがゲストで登場しこの映画祭での受賞をきっかけに躍進した藤井道人監督と共にトークショーを行い映画製作の裏側などを語りました。映画祭
あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれる兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示したデビュー作。映画を観て、好きな作品とか面白いとかではないのだけど、なんか揺さぶられてしまったので、原作も読んでみた。映画は結構忠実に作られていたのだなというのがわかった。先に読んでたらまだ違う印象だったかもしれないけれど。映画のあみ子が頭の中で、
広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そんな彼女のあまりにも純粋で素直な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく。(映画.com)ちょっと話題になってたけど、原作も読んでないし、あらすじも知らない状態で鑑賞。最初はちょっと変わった女の子と家族の話かなと思ってたら、想像してたのと全然違って、途中から胸が
本が終わったよー『こちらあみ子』今村夏子ちくま文庫【中古】こちらあみ子/筑摩書房/今村夏子(文庫)楽天市場2014発刊なんだねえ、最近の本なのかとおもってた。先輩が読み終わったからあげるー、てなわけで、ありがたく拝読。えー、感想。うーん、で、このあとどうなったのかね。そう、なんか、え!ここで終わるの!?で終わるので、スッキリしないモヤッとがねえ、いや話も暗いというか、まあ爽やかではないので、余計にもやっとねえ。久しぶりに小説読みましたー。むらさきのスカートの女(朝
こちらあみ子今村夏子前に読んだむらさきスカートの女がどーゆーこと?って感じで終わりちょっと理解出来なかったなので今度はこちらあみ子を借りてみたこちらあみ子ピクニックの2話うーーんどちらもやっぱり私には分からないよ内容がわからないとかじゃなく、だから??って感じになる私は終わりがハッキリするのが好きなんだなでも、これは読んでみないと分からないから仕方ない少し前の通勤途中の空この境目で豪雨と快晴が分かれてた私は豪雨の方にいたのよその日の夕方ぽーのお散歩の時だんだん
意外やった。田舎の子どもたちとをとりまく平凡な風景をとった映画やと思ってたら、ちごうた。まーまー、扱いの難しい子供まわりの問題を、童話のように俯瞰でとらえた作品で、めちゃくちゃ好きなタイプの映画やった。主観がないというか、押しつけがないというか。ものすごくエエ。この目力がつよいこの子、めっちゃ演技がエエ。どうやって演出つけるん?と思うほど。ものすごく演技の勉強をしたエリート子役でなくて、素朴さと素人さががそのまま残った子どものそのままの姿で。あみ子だけでなく、ノリくん、坊主もいい演技
昨年の作品ですが全体を通して押し付けがましくなくて良かったなかなか身近には見えてこないけどまさに今もどこかに寂しさに打ちひしがれている子供たちたくさんいるんですよね、、子供に限らずだけど、、少しでも暖かいものに触れられるようにと願うばかりです。別料金だけどアマプラで観れましたAmazon.co.jp:こちらあみ子を観る|PrimeVideoあみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに登下校してくれるお兄ちゃん、書道教室の先生
先日、2022年度の日本映画プロフェッショナル大賞の発表がありました。作品賞を受賞したのは、映画「こちらあみ子」でした!わたしは、DVDで何か月か前に見ていた作品で、まだブログにまとめていない作品でしたので、これをよいきっかけにして、ようやくのブログ更新になります!なかなか評価の高い作品だったと思いますが、ブログにまとめるのは少し難しいかなあ?と、思っていました。子供が主役の作品ですし、なんか難しいんですよね…主役のあみ子役の大沢一菜さん。あまりにも独特なんだけど、あれが演技だ
どーも、Aですはっきりしない天気が続きますね~晴れても雨が降っても私は映画を観ます。またレビューいきますよ~★こちらあみ子私は前情報なしで映画を観るのが好きなんですよね(どうでもいい情報)この作品は主役の女の子のポスターを見てからずっと観たくて…円盤待ちしてました。…あっ、地元に映画館は一館だけあるんですよ。でもこういったミニシアター系の良作は全く上映しないんですよ。楽都と言いつつ映画館が殆ど無い街なのです…と、まあ…哀しすぎる映画館事情はさておき笑。素晴らしい作品なん
今週は2022年キネマ旬報ベストテン入賞作品紹介。三日目は大好きな小説の映画化。「こちらあみ子」森井勇佑監督2022年キネマ旬報ベストテン日本映画部門第4位入賞作。原作は直木賞作家である今村夏子のデビュー作です。勿論原作は読んでます↓デビュー作だからこその熱量を感じる(「こちらあみ子」今村夏子)|「天に月、地に山」愛知・豊橋で日本酒なら(ameblo.jp)原作は滅茶苦茶良かったから映画化は心配でしょうがなかった。さてどうでし