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台風が過ぎた翌日、建前を行いました。ギリギリまで日程に悩みましたがずらしてよかった。秋晴れの二日間で気持ちのいい建前となりました。でも私が参加できたのは初日の朝と夕方のみ。あとはスタッフと大工に任せて。とっておきは螺旋階段の設置、私の到着を待ってもらい、みんなで設置しました。アイアンと木の納まりはシビアでしたが、大工と鉄屋のコラボで上手く納まりました。二日目も順調に進み、雨養生までしっかり出来ました。今週もいい天気が続いているので、屋根工事を行います。順調順調。
ここらぼの家@静岡の床面積は、1階、2階を合わせても23坪程度、当社でつくる住まいの中でもコンパクトな大きさです。小さなスペースを有効に使う為、階段を螺旋階段にしました。螺旋階段って聞くとどんなイメージですか?避難階段を想像する方もいると思います。最小限のスペースで作られている為、登りやすい…とは思いませんよね。私も今まで住宅で提案した事は無いのですが、どちらかと言うとその立ち姿に魅力を感じ、職人の手で作りたいと思いました。螺旋階段にも色々な作り方があり、良く見かけるのは、中心の柱と
工場の刻みが終盤です。梁、土台と仕上げ、最後に柱を一本一本仕上げて行きます。梁は杉材、柱は桧で組み上げるのがココラボ流、柱は梁に比べて手に触れる事が多く、強度だけで無く手触り、色艶も文句無しの材料です。4寸角と言う12cmの柱を主に使いますが、大事な所は15cmの通し柱や太い大黒柱を使います。今回は天竜フジイチさんから購入した桧の大黒柱を使います。他の柱に比べて一段と艶があり、大事なシンボル柱となりそうです。大工の刻みもあと少し10月1日,2日に建前を行う予定です。
毎日あついですが、夏の暑さもあと少し。なんとか乗り越えて、心地よい季節を楽しく迎えたいですね。楽しみと言えばここらぼの家の刻みも終盤、梁材は出来上がってきました。親方1人で墨付けから刻みまで。ほんと、スーパーマン。先日はクレーンを上手く使って工場で追っかけ大栓継手のつなぎをしてました。これも建前当日に綺麗に組むための手順、工場で微調整して継手具合を整えています。来週は柱と土台が入荷予定。建物は9月末かな。
6月末に完成したTUBOMIの家に行ってきました。本日は壁掛けテレビの取付に。合わせてテーブルと椅子の納品、光の工事などがあり、午前中は賑やかな時間となりました。壁掛けテレビって、案外難しい。金具は純正品で無ければ案外安いのですが、テレビによって仕様が違ったり、配線も意外と複雑。毎回電気屋と一緒に取り付けています。テレビ屋さんに頼むと高〜い費用が掛かるので、電気屋さんの手間だけ頂いて工事をさせて頂いています。テレビの裏側に壁掛け金具を取り付けて壁に金具を固定。テレビ台からの距離
先日天竜で選んで来た桧の大黒柱が工場に入りました。180×180×6mとっても目詰まりで綺麗な桧とフジイチの内山さん。大工が削り直して(プレーナー掛け)180×180のピッタリサイズになりました。梁材の墨付けも終わり、お盆休み空けから刻みが始まります。
基礎が完成して現場はひと休みですが、工場に構造材が入荷しました。天竜の木材は赤みがピンク色で優しい色合い。植林の管理がしっかりしていて樹齢も高い事から、大径木の木材がたくさんあります。通常は一本の丸太から一本梁材を取りますが、大径木ゆえに2本の梁材を取る事ができます。効率的でお得だと思いがちですが、曲がり安かったり返って無駄も出てしまい、一筋縄では行きません。製材屋の苦労があって、最近は良材の在庫も増え、だんだんと利用できる様になりました。この梁の事を芯去材とか、割角などと呼び
連休中に、基礎立ち上がりのコンクリート打設を行いました。立ち上がりの打設は、職人揃っての作業。ポンプ車を操作してコンクリートを打設する人バイブを掛ける人仕上がりが綺麗になるようにグルグルする人天端を整える人型枠の内部を洗う人レベラーの基準を埋める人総勢6人の職人が一列に並んで作業を行いました。この日も朝から気温が上がり暑かった。でも、職人は暑いなんて言ってられないと話しながらノンストップで90分、炎天下の中作業を行いました。基礎屋は、みんな家族のような関係で、15年いつも同
本日も晴天、晴天すぎる…。スラブのコンクリート打設に続いて立ち上がりのチェック。立ち上がりコンクリートの打設の前に、アンカーボルト、型枠位置、スリーブなどの確認をします。立ち上がり幅は150mmですが、所々で幅が違い、細かなチェックをしています。コンクリート工事は後ではなかなか直せないので、最終の納まりを考えて準備しておく事が重要です。今日も暑い中職人さんありがとうございます。暑い中ですが、休憩中の日陰の気持ち良さ、風の涼しさ、エアコンの中では味わえない心地良さですね。明日は立ち上
今日も朝からジリジリと、太陽の照りつける1日でしたね。こんな日も職人は黙々と仕事をしています。暑いよね、でもそんな事当たり前って感じで仕事をする姿は感謝と尊敬、ありがとうございます。コンクリートの打設は1時間半程の作業でしたが、夏場は早めに乾いてしまうので、休む暇無くコテで押さえていきます。家は職人がつくっている。だから仕事に取り組む職人の技術や気持ちがとても大切ですね。今週は後半は連休ですが、現場は続きます。
Mさんのお宅の完成と共に、ここらぼの家@静岡の基礎工事が始まりました。ご近所の方には長々とご迷惑をお掛けしてすみません。基礎工事の始まりは"やり方"と呼ばれる基準を出す仕事からスタートします。建物位置、高さなど、間違えたら大変な事なので、慎重に慎重に。毎回の事ですが、やっぱり慎重に。基礎屋にもしっかりと伝え、最後にまた確認。写真で記録してやっと安心します。さて、家づくりは始まったばかりですが、これから夏本番なので、体調管理をしながら進めていきたいと思います。
先週末にMさんの家の完成見学会を行い、今週は新しくここらぼの家@静岡がスタートします。で、今日は地鎮祭を行いました。kokolabvillageも二軒目に突入、並んだ姿が楽しみです。ここらぼの家と聞くと島田の展示場をイメージすると思いますが、新たに静岡にもここらぼの家が出来ます。区別しにくいので、当面の間@島田と@静岡にさせて頂きます。@静岡には小さなお店を併設します。ほんとーに小さいのでびっくりしないでくださいね。こだわりの小さなお店を作りたいと思いますが、とりあえず第一弾は私
本日完成現場見学会の1日目。朝は雨が降っていましたが早めに上がりました。外はジメジメムシムシでしたが、広間のシーリングファンが気持ちよくサラッとした室内でした。少しだけ備品を入れて暮らしの雰囲気を出しました。一階和室内部太鼓障子の透け感がいい。欄間ガラスもスッキリしてます。ペンダント照明はヤコブセンのAJロイヤル小ぶりタイプは廃盤と聞き早めに注文しておきました。二階のサンルーム今日の様な天気には活躍ですね。ペレットストーブトヨトミmuumuuアルテックゴールデ
今日は暑かった。汗汗汗朝から職人と一緒に仕上げ工事をおこないました。アイアン手摺取付上手くいってよかった〜。取りついちゃうと自然に見えますが、職人曰く、簡単に出来ると思わないでね。とっても苦労したんだから…と。わかってるよ。わかってる。じゃ今度はもっと違うのもやってみようー。クラフトコンサートさんがキャビネットの納品に来てくれました。サイズバッチリって、オーダーしたんだから当たり前なんだけどやっぱり納めるまで心配で。ハニカムサーモスクリーンも取り付けました。安定
雨が降る降ると言って降らない降る降る詐欺の日々でも雨が降らないのは助かるからいいか。これが反対バージョンだと怒りきれないと思うけど。と言うことで本日も順調に工事が進み、外構の袖壁にタイルを貼りました。昨年完成したBさんの家でお世話になった水野製陶園さんのタイルにはまり、今回は柔らかな質感が特徴のタイルを貼りました。赤土の下地に黄色い釉薬が掛かりナチュラルな雰囲気仕上がってます。内部はほぼ仕上がってます。ペレットストーブソファーも入りました。あとは中庭を囲む板塀を取
いよいよ完成です。建築は始まるとあっという間、毎日のように職人と話をし、ハラハラドキドキの日を繰り返してきました。信頼の職人ですが、上手く伝わったかな?何か間違えてないかな?天気は?心配事は毎日のようにやってきます。完成してスッキリと言いたい所ですが、今度は寂しさがじわり…手間を掛けてつくってきた分思い入れもいっぱい。毎回のことですけどね。さて、お施主さんのご好意で完成見学会を行います。7月3日(土)7月4日(日)両日共①10時②13時③15時の時間帯で予約を承っています。
仕上げ工事も大詰め。外壁と和室の仕上げにムラがあったので、改めてもう一度仕上げ。お施主さんに任せてもらった仕事なので、こちらも気にいるまで妥協せず。左官屋も、自身が満足行くまでこだわります。目地の洗い出しも完了。初めての仕上げでしたが満足満足。ベランダも出来ました。あとは外構。
玄関の石張り、本日目地を入れて完了です。綺麗だね〜。いつも感心します。石の材料は当社で手配しているので、職人は手間だけの仕事。まさに腕一本で仕事をしています。満足出来る仕事は対価を払う価値がある。ただの石がこんなにも綺麗な仕上げになるってすごいですね。他の職人にも言えますが、木が、土が、石が、全く違う姿になる。しかも耐久性も抜群。すごいね。
広間の石張りが終わり、今度は玄関の石張りに。石張りも色々、玄関は乱張り仕上げです。同じ石ですが、貼り方次第で印象が全く違います。で、手間も全く違う。四角い石は、値段は高いけど手間は少なめ。乱張りの石は、値段は安いけど手間は高め。特に乱張りは職人のセンスが大事。仕上がりが全く違います。石屋も左官も大工も鉄屋もみんなセンス抜群で尊敬しています。職人仕事はやっぱりいいね。最高の贅沢です。左官屋は石の目地の洗い出しをしてます。完成まで見れなかったので、明日を楽しみにします。
床と言えば…フローリングが一般的ですが、今回はソファーのある部屋のみ石張りです。石にも色々ありますが、Mさん一目惚れの諏訪鉄平石を貼りました。300×450のサイズに目地を太めにとってぎっしり石では無くて、ゆとりのある石張りです。目地は砂利の洗い出しにします。石屋の左官屋のコラボ、出来上がり楽しみです。大工が最後のまとめに入っています。今日はベランダづくり。来週末はいよいよ大詰め、色々まとめます。これは小屋裏収納、桧の合板で作りました。安定の綺麗さ。
左官塗りが終わり、仕上げの職人が入ってきました。電気屋、水道屋、建具屋…みんな一気に進めたいけど、工程を見ながら交通整理。先ずは建具屋と石屋が入ります。今回は床暖房した土間の上に鉄平石を貼ります。諏訪鉄平石の300x450サイズを太目地で仕上げます。はじめの納まりなので慎重に。石屋は終わり次第玄関の乱張りに入ります。土壁や漆喰も乾いてきた。
月曜日からスタートした左官塗り、職人が頑張ってくれ、予定日前に仕上がりました。今回は漆喰の他に2種類の土壁の仕上げをしました。豊田の土と白土漆喰と違ってしっとりとしてますね。まだ乾いてないので濃い色ですが、いい色です。木もいいですが、左官塗りもいいですね。
本日から左官工事が始まりました。内部の漆喰、土塗り外部のマサ土掻き落とし土間の洗い出し左官屋はなかなかの忙しさです。左官屋が入っている時は他の職人をなるべく早く外し、仕上げに集中してもらいます。今回は新しい仕上げもあるのでとても楽しみです。
ホームページkokolabチャンネルのお知らせ2019年10月から2020年9月までに収録したラジオのアーカイブをアップしました。こころ木造建築研究所*****www.kokolab.jp
先日の下地工事に続いて今回も下地工事。左官仕上げは、仕上げの前に下地モルタルを塗ります。現場で材料を混ぜて出来立てホヤホヤを壁に塗る。ラス網にしっかりと塗り込み厚みも均一に。最後にグラスファイバーネットを塗り込んで割れ防止をします。あとは乾かして次回、やっと仕上げを塗ります。仕上げもまた手間が掛かるんですが、それはまたあとで。
下地工事つづく昨日のEP塗り、段々と仕上がりに近づいてます。本日現場に行くと天井が出来ていて、綺麗だねと話をしたら、もう一度パテを塗って再度仕上げを塗ると。丁寧にやってもらえるのは嬉しいね。外壁の下地工事も進んでます。防水シートを張ってラスアミを貼ります。ラスアミもこだわりがあって、波ラスと言ううねったものを使います。モルタルがしっかりと絡んで剥離しないためです。どちらも下地が大事。なので、職人への信頼がとても大切ですね。
月曜日は新しい工程の始まり。本日から一部の天井と壁の仕上がりとなるEP塗りに入りました。聞き慣れない仕上げだと思いますが、所謂塗装仕上げです。漆喰と違い薄塗りの仕上げですが、仕上がりは意外といいんです。EPは下地の処理が大切で、仕事の8割は下地と言っても過言では無いくらい。中でも、パテ埋め、サンダー掛けは大切で、塗り終わった後下地が浮き出てしまいます。何でもそうですが、下地、下準備が仕上がりの良し悪しを決めますね。ここで大工の紹介通称お父さん親方のお父さんですが、みんなからもお
本日は朝からガラス工事ココラボでは大きなガラスを柱にはめ込む事が多く、なかなか緊張する工事です。大工がガラスの溝を作り、板金家が雨仕舞いをし、ガラス屋が採寸して2週間後に工事。ひとつ間違えると大変で、時間や能力の掛かる仕事です。今回も大きなガラスや台形ガラスがあり苦労も有りましたがなんとかクリア、明るい室内になりました。
アイアン吊階段できました。栗の段板をアイアンの角棒で吊った構造です。各部の納まり、見え方を考えてトライしました。角棒は12角と細いですが、45度回転しているので正面からはルート2倍で見えます。設計では15角でしたが既製のサイズが無く、12角か19角で悩みました。華奢なサイズですが、出来上がって見ると良かったと感じました。大工も大詰め、雨の降る前に外壁工事をします。
ココラボでは、いわゆる現場監督がいないのが特徴。設計に力を入れているので、図面を担当した人が現場も担当し、大工や職人との打合せをはじめ、材料手配や段取り、現場の掃除や養生もします。住宅以外は工務店さんの現場監督とやりとりしますが、住宅はより細かく伝えたいので、設計が直接職人と話して進めています。現場監督がいると助かる面も有りますが、詳細な部分が上手く伝わらなかったり、無駄なく発注出来るので結果的にコスト削減にもなり、このスタイルを通しています。なので、週に何度も現場に行きます。新しい工