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一先ず、年末年始は無事に過ごすことができた。よかった。家族が毎日病院に来てくれたから、私が窓から手を振って、元気であることをアピール。毎日来てくれたことに感謝。そして、そろそろ退院。その前に、訪問看護を導入して、介護保険を申請して、介護ベッドを入れて。それを全て家族がやってくれた。それも感謝。少しでも不安なく自宅で生活できるように、整えてくれた。退院してからの生活がまだ想像つかないが、自宅で家族と共に、ゆっくり過ごせたらと思う。時々、可愛い甥っ子に会って、時々、大好きな友人たちに
血痰がでた。突然だったから驚いた。そこまで苦しくはなかったけれど、ただ、体調は悪かった。CT撮影した結果、病気は進行していた。先生が予想していたよりも、はるかに。抗がん剤治療は終了。もう、緩和ケアにシフトしましょう、と。厳しい現実。急にやってくる。どうやって受け入れたらよいのだろうか。自分でもよく分からない。ただ、ただ、その時は近づいている。それだけは確か。明け方、目が覚めて、眠れなくなり、そんなことばかり考えていた。それでも、1日1日を大切に生きたい。そして、今
今日からまた抗がん剤前回の抗がん剤が終わってから、やっと体調が回復して、色々と食べられるようになってきた。そして、また、抗がん剤患者さんがよく言う。「やっと元気になったのにねー。また抗がん剤だもんねー」元気な時間がとっても貴重今、この時を精一杯生きぬかないと
今週から仕事復帰しているやっぱり仕事は楽しいな〜看護師の仕事は大変だけれど、色々な患者さんと出会って、会話して、学んで、、やっぱり楽しい。もちろん、つらいこと、悲しいこともあるのだけれど、それを上回る楽しさや、充実感などに溢れているから、この仕事は辞められないと思う体が続く限り、仕事を継続することが、自分にとっての目標。楽しむぞ〜〜〜
がん患者は実に様々な不安を抱えていると思う。私も同じく、様々な不安を抱えている。時々不安が強過ぎて押しつぶされそうになることもあるそんな時は、「大丈夫だよ」という、友人達からのメッセージを読むようにしている。メッセージを読むと、気持ちがすぅーっと落ち着いていく大丈夫。大丈夫。何よりも心強い言葉支え続けてくれて、ありがとう私も伝え続けていきたいと思う
昨日の夜、とてもつらかった。今までにはあまり感じたことのない、死んでしまうことへの恐怖心。それが押し寄せてきて、思い切り泣きたい気分だった。初めての気分だった。そんな夜だったけれど、自然と眠りについて、朝を迎えた。朝になったら、やっぱり人生楽しまないといけないと、強く強くそう思った。退院したら、色々計画立てたいでも、一度どこかで、思い切り泣きたいな。それが必要な気がする。
入院初日に腫瘍マーカーが3倍に増えた事実を知らされた。抗がん剤、効いてない。のだろう。でも、おいしく食べられる。仕事もできる。散歩もできる。できることたくさんある。よーし。人生楽しもう
明日から抗がん剤の入院。前回は副作用が強かったので、今回は入院して投与することになった。そして、少し減量しての投与。頑張りすぎずに、頑張ろう頑張りすぎず、がポイント患者さんともよく話す。ボチボチやっていきましょうね、と。ボチボチ、が大事みんな、十分頑張っているのだから。
3度目の脱毛が始まった3度目だし、今は髪が超短いから、ダメージは今までの中で一番少ないかもしれない掃除も楽見た目の変化も一番少ない患者さんに、脱毛前にカットすることをオススメするけれど、やはり正解今日は色々前向きに考えられる日きっと、仕事復帰して社会に戻ってこられたし、食事も普通にとれているし、痛みも落ち着いているからだろうな〜幸せ
新しい治療をして4日間飲み食いできず、脱水のちょっと手前で、入院した痛みも強く、動くことができなかった。久々きついなぁと感じたそして、そんな私の姿をみて、両親も不安そうだった。最期まで自宅で過ごすことは難しいのかもしれないなー、、、ふとそんなふうに感じてしまった。今は食事もとれて、痛みのコントロールもついて、元気もりもりそろそろ仕事復帰かな
余命宣告されたら、どう生きていけばよいのだろうか。やり残したことをやったほうがよいとか、やりたいことをやったほうがよいとか、そんな感じだろうか。急にそう言われても、なかなか思い浮かばないもの。だからこそ、ACPが大切なのだろうと思う。私は、会いたい人に会って、美味しいものを食べて、家族と共に、ワイワイガヤガヤやっていきたい。一先ず、銀行、ローン、自宅の整理、そんなワードが頭に浮かぶから、そちらを整理しよう。なるべく明るく過ごしたい
父から言われた言葉。永く生きたら幸せ、というわけではない。悔いのない人生を送りなさい。きっと、精一杯の言葉だったと思う。私を傷つけないよう、私が苦しまないように。ありがとう。普段はあまり話をするほうではなく、物静かな父。たくさん話をしよう。悔いのないように
今週月曜日に検査の結果を聞いてから、はや一週間。頭ではわかっていたつもりだけれど、やはりショックだった。つらい現実だった。そして、次につらいこと。それは、家族に事実を伝えること。それが何よりつらい。今日、家族に集まってもらい、現実を伝えた。なるべく明るく、なるべく軽い感じで、現実を伝えた。泣いてしまったら、家族を苦しめると思ったから泣かなかった。家族みんながみんなそれぞれの方法で受け止めてくれた。そう感じた。ありがとう。ありがとう。
昨日、検査の結果を聞いてきた。今ある腫瘍の他に、さらに、肺転移、縦隔リンパ節転移が見つかった。仙骨の転移も増大。歩けなくなる可能性もあり。初めて先生の前で泣いてしまった。これからが本当に勝負の時。戦うというか、どう生きるか、自分らしく、どう生きるか。少しでも楽しく、自分の人生全うしたい。自分らしく。自分らしく。
ここのところ、ストーマの調子がすこぶる悪い。まず、浮腫みが出て、サイズが2倍以上に膨れ上がっている。そして、出血。腸粘膜はすぐに出血するのだけれど、一瞬ドキッとしてしまう。そして、旧肛門の違和感。何かが詰まっているような、そんな感じ。とにかく不快。ストーマに関しては、概ね順調だっただけに、余計な不安を生じてしまう。仕方ない。仕方ない。そのうち良くなるそして、仙骨の痛み、良くなってきた
がん患者って、時にワガママになる。今日、上司から言われた一言。「夕方の会議、出なくていいよ〜痛いでしょう〜」文面だと優しさが溢れているかもしれない。でも、私が感じたことは、「決めつけられるとつらいなぁ〜。またまた戦力外通告って感じだなぁ〜。今は、痛みがおさまってるし、そこまでつらくない。でも、会議に出ると帰りが遅くなって体はしんどくなるから、やっぱり出ないほうがいいのだろうな〜」がん患者のワガママです聞き流してください
今日は午前中仕事して午後から受診。病院のはしご。看護師から患者へ、忙しい1日だったそして、検査の結果は良くなかったわかってはいるものの、やっぱり落ち込むこんな時は、無理して前を向こうとせず、流れに身を任せる。そして、そのうち落ち着いてくるから、落ち着いてきたらまた自分らしく楽しく毎日を過ごそう毎回同じパターン。数日の辛抱。支えてくれる人もたくさんたくさんいるから。大丈夫大丈夫
少し前に、職場のがん仲間が亡くなった。その方と、一つ約束をしていた。約束というのは、、、職場の中で、がん仲間が集まれる会を発足させること私が会を発足させたい、というような話をしたら、とてもよい‼️と背中を押してくれて、ぜひ自分も参加したい、と言ってくれていた。ここまで長かったけれど、上司の力を借りて、なんとか約束果たせそうです
普通に接してほしいなぁ〜今日は、そんなふうに感じた1日だった
今日は姉のお誕生日姉は、自分のことよりも、家族のことを優先する、とてもとても優しい人わたしの仕事人生において欠かせない人。なぜならば、姉のアドバイスによって、夢中になれることを見つけられたからそして、私にはとても甘い姉時々甘すぎてびっくりするとにかく大切な人そんな姉のためにも頑張らねば
再発すると、人生終わり、と感じる人結構多いと思う。医療者でさえ、そう思っている人、結構いると思う。今の時代、決してそんなことはない病気が体から無くならなくても、今の生活を送ることができればいい。病気をもちながらでも、自分らしく生きていければいい。いわゆる、がんとの共存。私優位の共存が、理想。
仙骨転移の痛みに対して、オキシコンチン、オキノーム、ロキソプロフェンを使っている。オキシコンチンとロキソプロフェンは定時服用。オキノームは痛い時。朝は痛みが強いから、動き出すときに痛くないよう、一度朝5時に起きてオキノームを使う。そして、痛みがおさまってきた頃に動き出すようにしているそして、夕方は1日の疲れがでるせいか、痛みが強くなるから、積極的にオキノームを使っている。痛みは我慢しないほうがいい少しでも楽に、自分らしくいられるように
19歳の甥っ子は、何事にも前向きで、色々なことに取り組んでいるだから、甥っ子に感化されることも結構ある。色んな人の声を聞いて、広い世界で生きていきたいなと思うそして、やっとやっと痛みが落ち着いてきたひとまず、良かった
放射線の副作用が皮膚に出ている。皮膚のびらん。いたーいいたーいいたーい治療終わって2週間、もうしばらくは副作用と闘わないと💪でも、腫瘍は小さくなっているとのこと‼️良かった
オストメイトになってから、ストーマに関するトラブルは、ほとんど起きていない。トラブルといえば、ストーマから便が漏れたり、それによって皮膚が炎症を起こしたり。ストーマ造設してから、ストーマに詳しい看護師と数回面談をして、トラブルが起きないよう、私に合った方法を教えてくれたおかげで、今のところトラブルなく生活できている(医師が良いストーマを造設してくれたことも感謝)専門家が専門家の視点でみてくれることが安心につながる。オストメイトになっても、自分らしく生活できることがとても嬉しい
今飲んでいるお薬の数朝5錠昼1錠夜5錠朝と夜の錠数は同じだけれど、内容が違う。そのうち間違いそうで怖い患者さんが時々混乱して飲み間違えてしまう気持ちが分かる85歳を超えて抗がん剤を服用している患者さんがたくさんいる。間違わず、安全に服用できるよう、個別性のあるケアを提供していこう
退院してからも、相変わらず仙骨骨転移の痛みは強くて、おまけに、凄い疲れやすくなっていて、家にいる時は寝てばかりいる。以前の体ではないのだ、と実感してしまう。骨転移に関しては、フェントス、オキシコンチン、オキノーム、ロキソニンでコントロール中だけれど、オキシコンチン増量して、また吐き気が出ているなかなかすっきり上手くはいかない。けれど、食事はとれるし、何とか仕事にも行けているそれだけで、十分また、少しずつ受け入れて、少しずつ前に進んでいこうと思う
2020年6月に内科で胆嚢がんと告知され、7月1日に手術。6月23日に内科を退院。本当は手術まで入院したままのほうがよかったようだが、なにせ緊急入院だったので一度帰宅していろいろ用事を片付けて準備したかった。※手術前には病理診断でがん細胞は確認できていなかったため、内科の入院は「胆嚢がんの疑い」の状態。そのため、私が加入しているがん保険では内科入院については給付金は出なかった。一度退院しなければ1日1万円の入院給付金が12日分+6日分(自宅にいた期間)出たのにね。手術前に造影CTを撮る必要
今日で放射線治療が終わる。どうかどうか腫瘍が小さくなりますようにそして、今後も大きくなりませんように昨年夏に再発が分かってから今日までの1年間、治療のために走り続けてきた気がする。正直少し休みたいなんて思ってしまう。何年も何年も頑張っている人がたくさんいる中で、情けない話だけれど退院後の外来を少しだけ遅らせてもらおう束の間の休息で気分転換して、またボチボチやっていこう治療を長く続けている患者さんに、秘訣を聞いてみたいな。きっと、患者さんなりの方策があるのだろうな
痛みのない生活が、どのような生活だったか、もう忘れてしまった相変わらず痛みはイマイチすっきりせず、痛いなぁ〜と横を向いて寝ている時間も多い。でも、調子が良い時間もあるそんな時は少し座っていられるけれど、本当に少しの時間。骨転移、おそるべし負けないけどね今月は口腔ケアに関する講義資料を作りたい。またまた勉強しながら、楽しみながら、自分のケアを振り返りながら、そして、何より、患者さんの声を思い出しながら、丁寧に作っていこう