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この統合により濃淡が出てくるところに対して説明を尽くすことが必要なのです。そしてその説明はその場しのぎの曖昧なものではなく、大局的見地に立ち、エビデンスに基づいたものでなければならないのです。これを引き出すのが我々の仕事です。議決をするということは、誹りを受ける立場にもなることだと考えます。今回の水道の件は短期的にはメリットが少ないと思います。それでも議決したのだからワタシも立場を説明する必要があると考えます。後に動画もアップしますが、この動画は関係者も見るものと考えます
水道に関するフルコストの情報を集めています。フルコストでの比較だけでなく、金額に表れないメリットも考える必要があると考えます。フルコストの情報は新たに上げたいと思いますが、金額に表れないメリットとしては、人材確保の点があると考えます。一つは袖ケ浦市の規模で単独で水道事業を運営するための人材確保等の人繰りのハナシです。市の人事ローテーションで水道事業部門に人を配置することはできます。しかし専門性のある人の確保や育成はわが市の人口水準で持続可能かは微妙だと考えます。また広域化す
かずさ水道の説明が酷いのは昨日今日のハナシではありません。説明が悪いから水道企業団が悪い!とするのはチョット違うと思っています。たしかに、適切な情報を出さず意図的と思える断片的な情報提供は、事務レベルを含めて嫌悪感を覚えずにはいられません。ですが、「ソモソモ議会が広域化を承認したんだろ」という声を無視して、自分自身を安全な所に置いて話をするのは、議決責任という議員の責任としても問題が出てきます。思い出してみると、平成30年の9月議会で水道の広域化は上程され可決となりまし
かずさ水道の説明に関する姿勢は問題があると感じています。昨日今日のハナシでないのです。ですからこの状況で出来るだけ情報を集めようと考えています。そして市がもう少し説明にコミットする必要があるのではと思い、担当課へ行きました。出向いた趣旨は事業団の説明が良くない。でも市としてもっと説明にコミットすべきではないか。その上でかずさ水道でウンナラカそうと思う。というモノでした。市としての見解は市では厳密な数字を出すことができない説明は事業団がすべき事業団に趣旨を伝えるとともに、
ワタシが理解する水道事業統合のストーリーですが、袖ケ浦市は老朽管の交換が進み健全な状態。なので統合することによって短期的にはメリットがありません。ですが、長期的にスタンスでは安定供給というメリットは出てきます。つまり短期的には「泣いてください」ということです。ということなのです。それでも事業団の説明は「短期的にも損はありません」的な、現状を的確に描写する説明がないのです。「老朽管の割合と料金には関係性があるのか」という説明資料(添付画像)にもありますが、「他市は交付金を活用
さて、今回の2度の説明で料金改定の具体的数字は示されませんでした。事業団としては「値上げをします。その背景をご理解ください」というモノであったと感じています。ただ、この値上げに関してはワタシがかずさ水道議会の議員であった時から「令和6年の値上げは早めに情報を公開せよ」という声は大きくありました。この声に対する事業団の説明はピン外れで曖昧と感じるのです。袖ケ浦市議会での質問の核は「なんで状況が良かった袖ケ浦市の水道が値上げさなければならないのか?」という点に尽きると思っています。
君津地域水道事業統合広域化基本計画に基づき、料金改定を含む事業統合が着々と進められているのです。今回の料金改定に際して、かずさ水道広域連合企業団は各市議会での説明を行っているのです。袖ケ浦市議会では7月31日と9月27日の2回、説明を受ける機会がありました。資料等はアップしますが、説明に関しては「なに!」とヒドイ説明でした。袖ケ浦市としての現在の関心ごとは「なんで袖ケ浦市の水道料金があがるの?」ということでした。この趣旨に関する議員からの質問に対して事業団の説明は曖昧で要領を得ないも
かずさ水道広域連合企業団議会令和4年2月定例会のまとめです。令和4年かずさ水道広域連合企業団議会定例会1令和4年かずさ水道広域連合企業団議会定例会2令和4年かずさ水道広域連合企業団議会定例会3
かずさ水道広域連合企業団の欠落かずさ水道広域連合企業団議会の議員になって1年少々、かずさ水道広域連合企業団に決定的に掛けている点をいかに上げてみます。事務的手続きのガバナンス受益者の視点からの事業説明責任等かな・・・来年から事務局長も変わるので、新たな動きを作って行こうと考えます。特に、自分自身の所属する議会への説明と市民への説明がつくという視点から、事務局の説明の在り方、事業の在り方を引き出す動きを作って行きます。そのために、今ある情報を整理します。(おわり)
現状と合わない予算説明かずさ水道広域連合企業団は統合から10年間は「各市のソレゾレで行うセグメント会計」としています。しかし予算審議は一括です。これでは各市の問題の特性や問題の所在、市同士の比較はできないのです。これは議案説明だけでなくイロイロな所で発言をしましたが、全く改善の様子がありません。令和6年に水道料金改定令和6年に水道料金が改定されます。具体的な内容については明らかになっていませんが、確実に令和6年には料金改定があります。このスケジュールから考えると「令和5年度には
かずさ水道広域連合企業団、現在のセグメント会計は「各市の水道事業が行っていた予算決算の延長」でしかないのです。かずさ水道広域連合企業団としての各市の差異を含めた状況や問題点が誰でもわかるようにはなっていないのです。説明する気がない企業団このセグメント会計について「他市の状況を理解できるように説明すべきでないか」という指摘が議員からあった。しかし事務局長だったと思うが「他市の状況を話しても議員は退屈でしょうから・・・」みたいな発言があったと記憶している。令和6年に料金改定が行われ、
4市同一サービスに向けて前段のブログで「制度的な問題があると思っています」とかすさ水道の問題点を指摘しました。この構造的問題点とは統合に向けたプロセスです。特に「セグメント会計」という制度に問題があると感じているのです。セグメント会計とはセグメント会計についてはNECネクサソリューションズでの説明が分かりやすいと思うのでリンク参考にしてみてください。かずさ水道広域連合企業団の状況は「予算決算を4市それぞれで行う」と言うことです。これを10年間で一つの予算決算に持っていく。つ
さて、4回までは11月2日に行われたかずさ水道広域連合企業団「事業運営懇話会」での横浜ウォーターへのコンサルタント契約での出来事を中心に綴りました。この中で見えてきた、事業団本位のあり方が問題であると指摘しました。この11月2日の事業運営懇話会をへて9日の定例会へと話を進めます。式次第は画像にて添付しますので詳細はそちらでご確認ください。この11月定例会では「令和2年度決算」が注目の議案です。正直、決算状況が良く分からないのです。「良く分からない」というと誤解が生じ
事務局長の発言に潜む危機事務局長の責任放棄発言、個人の資質の問題もありますがそれは言及しません。本人は「定年なので関係ない」というスタンスなので、ワタシとしては論外なので扱いません。今回のド級の発言、企業団から「これは問題だ!」という声は聞こえてこないことが一つの問題です。これは企業団の体質だと感じています。ワタシが広域行政に関わるようになって一番感じているのは「広域行政の執行部と現場が遠い」と言うことです。現場が遠いということは、住民が起点の行政を行うことが難しくなるの
事務局長のヒドイ答弁の詳細は時宜録に譲りますが、説明は自己弁護と自己都合に終始していた印象です。議員から「事務局に能力がないからコンサルに依頼したことなのか?」という発言に対して事務局長は「能力の無いことはおっしゃる通りです。ワタシは3月で辞めるのでその後はどうぞご勝手に」的な答弁でした。卒倒するくらいビックリしました。売り言葉に買い言葉だったとしても、「自分に能力が無いので」云々というのは仕事に対する関院放棄です。ワタシが企業団の責任ある立場なら「自分で能力がないというのな
横浜ウォーター(株)との契約内容を画像で添付します。横浜市のHPより引用https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/suidou/2021/20210803-2.files/20210803-2.pdf契約内容は画像にある通りですが、懇話会での説明は「値上げに向けた料金体系の見直し」という説明がありました。この説明を聞いて「令和6年に向けていよいよ値上げの議論が具体化してくるな」と思ったのです。コ
先日行われたかずさ水道広域連合企業団議会について綴ります。開催日は2日。11月2日かずさ水道広域連合企業団「事業運営懇話会」11月9日令和3年11月かずさ水道広域連合企業団議会定例会でした。まずは、11月2日のかずさ水道広域連合企業団「事業運営懇話会」について報告します。議事日程は次第を画像でアップしてありますのでご確認ください。議事内容として特筆すべき事項は、(5)の横浜市における料金改定の実情という所です。ここで横浜市での水道料金値上げの経緯について説明があ