不思議な夢を見た。見たこともない街だろうか・・村だろうか・・誰かを訪ねて歩いているのだ。お婆さんだろうか・・小さな店先で柔和に微笑んでいる。「高須さんの家は何処ですか」とぼくは訪ねている。お婆さんは優しい声でゆっくりと話している。そして、遠くの方を指をさしている。知らない名前、知らないお婆さん、そして一度も見たことない町並み。しかし・・懐かしい気持ちが、ぼくの胸には溢れている。涙が出そうになる・・と目が覚めた。ベットの上でぼんやりと、その夢の続きを考えた。いつまでも懐かしい気持ちが持続していた。