ブログ記事14件
キリシタン大名だった高山右近(中村吉右衛門)と彼の許嫁でありながら結婚することが叶わなかったお吟(中野良子)、そしてお吟の継父である千利休(志村喬)、さらに天下を統一して朝鮮と明をも狙おうとする太閤豊臣秀吉(三船敏郎)の物語。利休は海外へ攻め入ることにあくまでも反対である。お吟を我が物にしようとする秀吉は、断れば右近と利休の命を保証できないと脅す。利休はお吟を右近のいる加賀へ送ることを決め、右近もそれを承諾するが、堺にある利休の屋敷は鉄砲隊に包囲されてしまう……。また殿山泰司に会った。出番は短
加藤武さん加藤武(かとうたけし)1929年5月24日生まれ、2015年7月31日、86歳没。東京市京橋区(現東京都中央区)出身の俳優、声優。文学座前代表。1953年、今井正監督の『にごりえ』に端役で出演。1954年、黒澤明監督の『七人の侍』では町を歩く侍役でノンクレジット出演。1957年、黒澤明監督の『蜘蛛巣城』都築警護の武士役。黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』の冒頭部分で壮絶な死にざまを見せた落武者役。黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』の主人公の相棒・板倉役。1962
中野良子さん中野良子(なかのりょうこ)本名:川崎良子1950年5月6日生まれ、74歳。愛知県常滑市出身の女優。1970年、大映演技研究所を経て三船プロに所属。テレビドラマ『われら高校生』(NHK)がデビューのきっかけ。1971年、映画『二人だけの朝』で初出演デビュー。1971年、テレビドラマ『天下御免』ヒロイン。1973年、テレビドラマ『たけくらべ』(TBS)原作:樋口一葉の短編小説『たけくらべ』出演:中野良子、あおい輝彦、石橋正次、仲雅美、森本レオほ
今東光さん今東光(こんとうこう)1898年3月26日生まれ、1977年9月19日、満79歳没。神奈川県横浜市生まれの小説家、天台宗大僧正(法名春聽)、中尊寺貫主、参議院議員。大正末期に新感覚派の作家として出発。その後、出家し、長く文壇を離れたが復帰。住職として住んだ河内や平泉、父祖の地、津軽など奥州を題材にした作品で人気を得た。週刊誌やテレビでも活躍し、毒舌和尚としても知られた。1956年、裏千家の機関誌『淡交』に1年間連載していた『お吟さま』で第36回直木賞を受賞
「お吟さま」1978年6月3日公開。千利休の娘・吟の悲恋を描いた映画。原作:今東光『お吟さま』脚本:依田義賢監督:熊井啓キャスト:志村喬-千宗易利休中野良子-お吟(利休の娘)梅野泰靖-千道安高橋長英-千少庵岩崎加根子-千宗恩二代目中村吉右衛門-高山右近三船敏郎-豊臣秀吉伊藤孝雄-石田三成清川新吾-浅野長政千葉敏郎-増田長盛松本朝夫-長束正家伴勇太郎-前田玄以殿山泰司-安国寺恵瓊
今東光という異色の文学者がいます。勝新太郎の大ヒットシリーズ『悪名』や、田中絹代が監督をつとめた『お吟さま』などの原作者でもある、直木賞受賞作家です。あの瀬戸内寂聴の師匠でもありました。まずは、この人の出自と経歴をたどります。今東光/春聽こんとうこうしゅんちょう中央公論社『週刊公論』3月1日号(1960)より誕生1898年3月26日神奈川県横浜市死没1977年9月19日(79歳没)日本千葉県四街道市墓地台東区の寛永寺第三霊園職業僧
来月、井上靖記念館の朗読会で読む作品が決まった。井上靖著「利休の死」。短編だが、井上靖流の利休像と秀吉像が描かれている。井上靖によると、利休は、初めて利休に合ったときから秀吉を「大俗物」と直感し、秀吉の茶堂としての地位に付くも、秀吉に心を許したことはなかった。この利休の心のうちを秀吉が感じないはずはなく、いずれ秀吉に切腹を命じられることを利休は察していた。そして、その日が来る・・・・。💙利休と秀吉の軋轢はつとに有名だが、利休についてもっと知りたくなり
こんばんは‥(^_-)-☆どこも満開でツツジが綺麗な時期に?・・(^_-)-☆今朝は8時過ぎにマリア猫が枕元に来て遊ぶので、30分ほど遊んでいましたが?・・(^_-)-☆雨音に促されてまた眠りに?・・(^_-)-☆トイレで起きるともう11時前に?・・(^_-)-☆ビックリして飛び起きるとマリアは、押し入れでゆっくり眠っていますが?・・(^_-)-☆呼んでも起きる気配はありません?・・雨なので外に出たくないんでしょうね?・・昨日のコロナ患者数は、全国で、12400人強に?・・奈良
お吟さま4Kデジタルリマスター版1962年6月3日公開作品2022年6月4日公開キリシタン大名・高山右近と千利休の娘・吟との悲恋を描いた、今東光の同名小説の映画化。吟に有馬稲子、高山右近に仲代達矢を配し、田中絹代の女流監督らしい耽美的でキメの細かい演出により、時代の流れに抗い、自分の愛を通した女性の生き方を映し出している。あらすじ天正十五年。豊臣秀吉の茶頭千利休の娘、吟は、六年間一筋に慕い続けてきたキリシタン大名高山右近をむかえて喜びにもえた。しかし、妻のある右近はキリシタンの
ひとつ前の当ブログで書いたように、『お吟さま』(1962田中絹代監督)を最後に田中絹代さんがメガホンをとることはなくなります。観客動員が次第に下がっていって製作本数も縮小になったり、映画界のいろいろな状況もありますが、病気で寝たきりのお兄さんの介護もあったといいます。業病を知られたくないため、派出婦を雇えなかったので、長く付き人をしていた男性と二人で食事から下の世話までしていたそうです。それで、女優業の仕事も少なくしていましたが、その兄が1970年に亡くなり、田中さんは仏壇のお母さんに「全部の
ひとつ前の当ブログで書いたように、田中絹代さんは映画監督としても堅実な成果を残しましたが、6作目『お吟さま』(1962田中絹代監督)を最後に監督としてのキャリアを終えます。今東光さんの原作の映画化で、千利休(中村鴈治郎さん)の娘・吟を有馬稲子さんが演じますが、これが実に美しく、衣装も息をのむほど綺麗です。また、宮島義勇さんの撮影も絶品です!吟はキリシタン大名の高山右近(仲代達矢さん)を慕っていて右近にもらった署名入りの聖書を大事にしています。しかし、右近には妻もいるためハッキリしません。吟
「お吟さま」1978年6月3日公開。千利休の娘・吟の悲恋を描いた映画。原作:今東光『お吟さま』脚本:依田義賢監督:熊井啓キャスト:志村喬-千宗易利休中野良子-お吟(利休の娘)梅野泰靖-千道安高橋長英-千少庵岩崎加根子-千宗恩二代目中村吉右衛門-高山右近三船敏郎-豊臣秀吉伊藤孝雄-石田三成清川新吾-浅野長政千葉敏郎-増田長盛松本朝夫-長束正家伴勇太郎-前田玄以殿山泰司-安国寺恵瓊加藤武-
<新田次郎、有吉佐和子、今東光>424「強力伝・孤島」直木賞受賞作新田次郎短編集小松伸六:解説新潮文庫収録作品1.強力伝(直木賞受賞作)2.八甲田山3.凍傷4.おとし穴5.山犬物語6.孤島五十貫もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた処女作『強力伝』。富士山頂観測所の建設に生涯を捧げた一技師の物語『凍傷』。太平洋上の離島で孤独に耐えながら気象観測に励む人々を描く『孤島』。明治35年1月、青森歩兵第
【あらすじ:MovieWalkerよりの引用(→☆)結末までの記述あり。】豊臣秀吉(三船敏郎)の茶頭千利休(志村喬)の養女お吟(中野良子)は、5年ぶりにキリシタン大名高山右近(中村吉右衛門)を、父の名代で高槻城へ訪ねた。吟は20歳になる今日まで嫁入りもせず、幼なじみの右近を慕い続けてきたのだったが、妻のある右近はキリシタンの教えに背いてまで、吟の思いを受け入れることは出来なかった。利休は大阪城で、石田三成(伊藤孝雄)から吟の縁談を持ちかけられる。気の進まぬ吟は、高槻から明石へお
こんにちは。クリスタルホームのぐっさんです。今日も曇天・・・雨が降りそうで降らない・・・うーん天気が読めないですね~。亡母の法事の後に中学校からの同級生から自宅の騒音についての相談を受けました。その相談といつも色々と世話になっているとの事で、親御様の病院の付添いの序でに寄ってくれた際に手土産で持って来てくれました。↑青木松風庵さんのお菓子詰め合わせです。↑和菓山・お吟さま・みるく饅頭月化粧のセットです。お酒・たばこをしない甘党のぐっさんにとって、素晴らしいお土