ブログ記事39件
いわきFCの応援幕『鍾馗』は、江戸時代から描き継がれる図像を現代スタジアムに掲げることで、勝利祈願や厄除けの意味を表しています。この記事ではその背景と制作意図を紹介します。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次いわきFC応援幕『鍾馗』について1|勝敗を懸けた場に立つ、鍾馗という存在2|鍾馗(しょうき)とは3|図像は絵として掲げられてきた4|いわき市と鍾馗の関係5|サッカー応援幕としての鍾馗6|表現に込めた意図7|現代のスタジアムに掲
絵のぼり辰昇君!JR東日本「大人の休日倶楽部」に掲載おめでとう!素晴らしい👏👏👏良かったな!どんどん進化する絵のぼり職人!あの頃は二人とも若かった(笑)
——JR東日本の会員誌『大人の休日倶楽部』にて、いわき絵のぼり吉田の制作活動をご紹介いただきました。・JR東日本『大人の休日倶楽部』2026年4月号制作の現場と絵のぼり——工房での制作の様子や、手描きで描く絵のぼりについて、丁寧に取材していただいています。日々の制作の積み重ねを、このような形でご紹介いただけたことをありがたく思います。・特集見開き|絵師・辰昇による絵のぼり3本・本編2ページにわたり、制作と古作研究
こどもの日は、もともと「端午の節句」と呼ばれ、鎧や兜、五月人形とともに、「絵のぼり」も飾られてきました。絵のぼりは、子どもの成長や健やかさを願う気持ちを、目に見えるかたちにした祝いの旗です。なぜ初節句に立てられてきたのか——工房の風景とともに、その背景をたどってみたいと思います。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次こどもの日・初節句を祝う——祝いの旗「いわき絵のぼり」1|鎧・兜・五月人形・鯉のぼりのほかに2|古典が
初節句という節目に。室内用手描き絵のぼりの実例と、その佇まい。飾りの風景とともに、図像の意味をお伝えします。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次伝統の技で祝う、現代の初節句1|初節句のある風景2|屋外と室内、飾り方の違い3|鍾馗——守りの象徴4|絵柄と願い5|ご感想6|新たな図への挑戦節句祝いに絵のぼりを飾る理由1|絵のぼりの起源2|平和な江戸時代に広がる3|いわきに受け継がれた系譜▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せく
「北斎が、幟(のぼり)絵を描いていた。」その事実は、浮世絵史のなかで十分に語られてきたとは言えません。本記事では、ボストン美術館所蔵《朱鍾馗図幟》を通して、用途物として制作された絵画に、北斎がどれほど本格的な造形意識を注いでいたかを読み解きます。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次北斎と節句幟──朱鍾馗図幟に込められた画道の原点1|若き日の北斎と「鍾馗」の節句幟2|実用品の中に宿る芸術性3|提灯や袱紗にも描画した北斎
いわき市泉町に伝わる伝統芸能『滝尻棒ささら』のために制作した、図像を描いた「旗印」制作の記録です。演武の魅力を“ひと目で伝わる象徴”にするための工夫をまとめました。演武の意味や動きを踏まえ、図像として成立させるための考え方を整理しました。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次江戸期、棒術が滝尻の地に伝わる滝尻棒ささら図祭礼絵のぼり1|作品概要2|伝統芸能のための「思いをかたちにする旗印」3|図像構成──二人の対峙が生む
——鍾馗(しょうき)という画題は、端午の節句に掲げられる絵のぼりや幟旗の代表的な図像として、古くから描かれてきました。本記事では、その成り立ちや背景を辿りながら、鍾馗図がどのように受け取られてきたのかを考えてみます。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次鍾馗幟とは?端午の節句に描かれる理由鍾馗と端午節句の歴史1|端午の節句の起源と屈原2|鍾馗と当時の科挙試験3|厄除けの神になった理由4|鍾馗信仰と道教的世界観5|日本における鍾馗という存
「武者絵のぼり」という呼び名が、いつ頃から使われるようになったのか。江戸時代の資料を手がかりに、その背景と意味をたどります。目次江戸時代の呼称と、現代での使い分け1|江戸時代に使われていた呼称2|「五月幟」という幅の広い言葉3|素材の変遷と評価4|なぜ「武者絵のぼり」という言葉が定着したのか5|呼称と、伝えるための選択6|言葉は、時代ごとの「翻訳」▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く江戸時代の呼称と、現代での使い分け——現在
——御朱印の絵には、作者の署名や落款がある場合と、ない場合とを見かけます。江戸時代の絵師たちの作例や、絵が置かれる空間の意味を手がかりに、落款という行為について考えてみます。目次御朱印の絵の落款について1|作者名が有効に働く場もある2|判断が必要となる場3|江戸絵師の「分かる人には分かる」4|社寺の文脈を伝えるための絵5|祭礼の場が主役となる例6|どこまで自分を出すか▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く
この記事では、地域名と工芸品名という呼び方が、かつてどのように外部と内部をつなぐ役割を果たしていたかを考えます。目次地域名+工芸品名の昔の機能とは1|「地名」がかつて果たしていた役割2|「こばた」から「いわき絵のぼり」へ3|時代とともに変わる、名称の印象4|言葉の置き場所の調整5|まとめ▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く地域名+工芸品名の昔の機能とは——最近、「地域名+工芸品名」という言葉の機能が、昔と今で
福島県公式動画『福島豊』シリーズで、工房が紹介された出来事を振り返ります。目次松重豊さんがいわき絵のぼり吉田へ1|福島県公式動画シリーズ「福島豊」2|撮影ご協力の感謝3|ユーモラスな「旗印」を制作福島豊Youtube動画はこちら第7話「絵のぼりとレトロ喫茶」第8話「牧場とメルティーシープ」▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。松重豊さんがいわき絵のぼり吉田へ——松重豊さんプロデュース・主演による福島県公式動画シリーズ「福島
人はなぜ、身近なものに「絵」を描きたくなるのでしょうか。御朱印や千社札、節句のぼりなどが、シンプルな姿から絵の表現を帯びていくプロセスについて、少し考えてみました。目次御朱印・千社札・絵のぼりなどに絵が入る文化背景1|御朱印――絵が描かれる理由2|絵のぼり――旗指物から「絵師のキャンバス」へ3|技術が整うとき、表現は広がる4|千社札――その文化背景5|よく似た構造が繰り返される6|御朱印文化も延長線上に7|後世、「文化」として振り返られるもの
——工房に残された古い下絵資料を手がかりに、いわき絵のぼり制作の現場を振り返ります。目次いわき絵のぼりの古い下絵1|川中島合戦図──描くための「アタリ」2|富士の巻狩り図──今では描かれなくなった画題3|下絵という「道具」▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開くいわき絵のぼりの古い下絵——工房に残る古い下絵を整理していると、制作の現場の空気が、そのまま残っているように、感じることがあります。いわき絵の
御朱印に添える「絵」を、どのような意識で描いているのか。実際の制作例をもとにお話しします。目次御朱印となじむ絵について1|令和五年・兎年『波兎』—賑わいを描く2|令和六年・辰年『宝玉龍』—円構成の図像3|令和七年・巳年『白蛇』—余白を生かす4|令和八年・午年『馬くいく』—象徴に寄り添う絵を見る楽しさ▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く御朱印となじむ絵について——祭礼絵画に携わる仕事の中で、神社の御
地元誌『CJMonmo』に、奉納御朱印の絵をご紹介いただいたことを報告します。『CJMonmo』2026年1月号に奉納御朱印の絵が掲載地元情報誌『CJMonmo』にて、諏訪八幡神社様(いわき市泉町)へ奉納した、御朱印の絵をご紹介いただきました。地域の媒体に、こうしたかたちで取り上げていただけたことを、ありがたく感じています。※誌面の一部を掲載しています。図版掲載『CJMonmo2026年1月号』(株式会社エ
八木透先生の著書『人と動物をめぐるフォークロア』に、当工房の絵が図版掲載されたことを報告します。『人と動物をめぐるフォークロア』を拝読しました淡交社様より、八木透先生ご著書『人と動物をめぐるフォークロア』をご恵贈いただきました。民俗学の視点から、人と動物の関わりをひもとく一冊で、本書の表紙ならびに本文に、当工房の「鯉の滝昇り(滝登り)図」を図像例のひとつとして掲載いただいております。拝読し、人と動物の古来よりの関わりにつ
——このページは、絵師・辰昇のこれまでの経歴と活動内容をまとめた紹介ページです。目次はじめに伝統的な祭礼絵画を、今の形に【1】いわき絵のぼりとは?【2】現代における「絵のぼり文化」【3】経歴と制作の理念【4】活動年表【5】主な制作事例福島県内の事例神社・御朱印の事例福島県外の事例【6】PDF資料(プロフィール)▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開くはじめに——こんにちは。いわき絵のぼり絵師の
工房に残る江戸時代の幟と、メトロポリタン美術館所蔵の祭礼幟は、なぜ似ているのか——作品比較を通して、当時の文化と用途の違いを探ります。目次「三番叟図幟」の比較1.所蔵品「三番叟図幟」について2.類似作:メトロポリタン美術館所蔵の三番叟幟3.両作品の比較から見えるもの4.一つの推論──神社から氏子へ5.江戸時代のデザインの流行6.終わりに──図像の解釈について▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く「三
——いわき市泉町・諏訪八幡神社の巳年六月の月替わり御朱印と、その意匠をわかりやすく紹介します。目次いわき市泉町・諏訪八幡神社の月替わり御朱印1.御朱印:干支蛇に茅の輪2.拝殿前の「茅の輪くぐり」3.半年分の月替わり御朱印過去の月替わり御朱印デザイン1.【4月】干支蛇に桜2.【5月】干支蛇に端午の節句3.御朱印の原画制作▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開くいわき市泉町・諏訪八幡神社の月替わり御朱印
——私の原画がきっかけとなった切り絵作品のお便りをいただき、作品が人から人へと繋がる意味を考えました。恵比寿大黒図の切り絵——先日、たいへん嬉しいお便りを頂戴しました。山形県のシンガーソングライター・須貝智郎さんの啓子様より。内容は、私が10数年前に描いた「恵比寿大黒図」を参考にして、切り絵作品を制作してくださったというもの。切り絵ならではの趣深い表現に、感銘を受けました。・須貝啓子様による切り絵作品私の原画をきっかけに、こうし
——江戸時代の浮世絵師・歌川広重が、絵のぼり(端午の節句のぼり)を描いていた記録を手がかりに、当時の祭礼絵画の意味と、その文化的位置づけを整理します。目次『浮世絵師歌川列伝』から見える歌川広重の「祭り絵」1|歌川広重と絵のぼり制作の記録2|絵のぼりは、端午節句の祈りの旗3|江戸時代の大画面のメディア4|祭礼と絵画▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。『浮世絵師歌川列伝』から見える歌川広重の「祭り絵」——江戸時代の浮
——江戸期の旗帳に記された意匠を踏まえ、相馬野馬追の旗指物「海老」を制作した記録です。目次相馬野馬追の特注旗指物「海老」——江戸期の旗帳をもとに1.江戸期の旗帳をベースにしたデザイン再現2.海老という意匠と、制作のこだわり3.「特別な贈り物」としての旗指物4.現地での披露に向けて▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。相馬野馬追の特注旗指物「海老」——江戸期の旗帳をもとに——いよいよ明日から、福島県南相馬市にて、伝統の祭
——いわき市泉町・諏訪八幡神社にある左右ともに口を開けた狛犬。なぜその造形になったのか?古代に「海と川」を通して人々が行き交った、東北南部の土地の記憶をたどっていきます。目次左右とも口を開けた諏訪・八幡の狛犬(いわき市泉町)1|郷土資料から歴史背景を調べる2|なぜ左右とも口を開いた造形に?3|いわき市泉町の地理と古代史——海からの玄関口4|古墳時代——首長居館があったいわき市泉町5|江戸時代——泉藩の祈願社6|明治以降——諏訪
BEAMSJAPANとの協働で生まれた作品を紹介し、絵のぼりが伝統から現代の生活空間へと広がる意義を探ります。目次【振り返り】BEAMSJAPANとのコラボレーション「ふくしまものまっぷ」50回記念に寄せて1.「ふくしまものまっぷ」50回記念サイトの開設2.制作したアイテムと展示例3.ふくしまものまっぷパンフレット4.BEAMSコラボはじまりと目的5.現代文化との接点▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く
相馬野馬追に向けて制作している旗指物の様子を、工程と心構えとともにお届けします。相馬野馬追の旗指物を特注制作中です——こんにちは。いわき絵のぼり吉田の絵師、辰昇(しんしょう)です。現在、相馬野馬追に用いられる特注の旗指物を、手描きで制作しております。歴史ある行事に捧げる一枚——相馬野馬追は、千年以上の歴史を誇る格式ある伝統行事であり、戦国時代の武士文化を今に伝える貴重な祭礼です。出陣さながらの馬上武者たちが、勇壮に駆ける姿
鎮守氷川神社に奉納された「スサノオ大幟」の制作を通して、図像に込めた意味や祈願の意義、制作の背景を紹介します。目次奉納制作・鎮守氷川神社「スサノオ大幟」1.スサノオ大幟|例祭に掲げる御祭神の御姿2.江戸絵師の技を現代に3.氏子様よりの奉納として4.御祭神を描くということ5.御朱印原画も担当▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く奉納制作・鎮守氷川神社「スサノオ大幟」——こんにちは、絵師の辰昇(しんし
東大阪・日下太鼓台のために制作した「川中島合戦図」水引幕の制作事例と意図を紹介します。目次日下太鼓台『川中島合戦図』水引幕制作──東大阪・石切劔箭神社1.歴史絵巻を現代の祭礼に──手描きの川中島合戦幕絵2.武田信玄vs上杉謙信──名場面を描く3.制作のこだわりと意匠基本情報4.日下太鼓台幕絵として▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く日下太鼓台『川中島合戦図』水引幕制作──東大阪・石切劔箭神
いわき絵のぼりという名称がどのように生まれ、地域文化として定着していったのか。その歴史を振り返ります。※本記事は2026年に内容を整理・加筆しました。目次『いわき絵のぼり』という呼び名の始まり──昭和38年・NHK番組から1|名称が生まれた背景2|昭和38年NHK全国中継「それは私です」3|「こばた」から「いわき絵のぼり」へ4|アナウンサー・野村泰治氏による命名5|放送後の反響6|当時の豪華ゲスト7|地元からの出演者8|名称のもつ力▼ご
3月の月替わり干支御朱印(巳年)では、ヘビと菜の花の図像を通して春の祈りが表現されています。制作工程とその意味を解説します。目次3月の月替わり巳年御朱印・諏訪八幡神社1.御朱印:干支蛇に菜の花2.原画から御朱印へ──制作工程3.信仰に息づく図像4.社寺の祈りをかたちに▼ご質問やご依頼など、お気軽にお寄せください。目次を開く3月の月替わり巳年御朱印・諏訪八幡神社——福島県いわき市泉町に鎮座する諏訪八幡神社様では、