いわき市内郷不動産屋

売買契約書のチェックポイント（９）は契約締結後に天災などで物件が全壊、消失したりなど売主、買主にも責任の無い理由によって、滅失・毀損した場合はどうなるのか？の説明を、（１０）は契約違反（債務不履行）を起こした場合の処置（売主・買主とも）について、（１１）は反社会的勢力の排除、万が一売主・買主の当事者がその一員だった場合はどうなるのか？（１２）はローン特約とは何か（１３）は瑕疵担保責任についてはどうなるのか？などに関しての約款になります。ここで一つ一つ説明はしませんので、もし気になる事項などが

今回は前回に引き続き売買契約書のチェックポイント（５）～（８）のお話です。（５）付帯設備等の引継ぎですが、売買トラブルで比較的多いのがこの項目です。中古住宅の場合、空き家のケース、居住中の住まいの売却のケースでは、設備の老朽化、不具合などに違いが出てきますが、建物の状況調査、告知書などを、十二分に活用して、一つ一つテストしながら、確認作業を行うことで、引渡し後のトラブルを未然に防ぐことが可能になります。（６）負担の消除は売買物件を完全な所有権で引き渡すために、抵当権や賃借権、差し押さえ等の登

売買契約書の中身って、何が書かれているの？実際に当事者になってみないと個別具体的なものはわからないかも知れませんが、概ねは定型パターンがあります。今回はその中で特に大事な13項目を抽出してみました。いわき市、双葉郡の不動産売却、購入、賃貸、管理、相談は、アイナル有限会社・アイナル不動産センター（TEL、0246－45－2344）にお任せください。不動産業界３３年間の経験と確かな眼力で、しっかりとサポートさせていただきます。★アイナル不動産センター（ホームページ）http://inal-

中古住宅の売買の場合、瑕疵担保責任期間は定まったものがありません。ですから任意で定めていくことになります。「瑕疵担保責任は一切負いません」という特約もありますが、建物の築後年数、構造・工法などによって、期間を定めていきます。このあたりは、不動産会社、あるいは担当者によって、見解が異なると思います。専門家による建物の調査を行うようになってくれば、またこの瑕疵担保責任期間は変化してくるように思います。売主が宅地建物業者の場合はその責任期間は2年以上と定めなくてはならないですから、たとえば特約で1年間

瑕疵担保（カシタンポ）責任とは売主の責任とイコールになります。雨漏りや建物本体の白アリ被害のような物件の欠陥などを「瑕疵（かし）」と呼んでいます。その中で、買主が知り得なかった「瑕疵」を「隠れた瑕疵」といいます。判明した場合、買主は売主への物件の補修や損害賠償を求めることができます。また欠陥が重大で、居住が不可能な場合などは契約の解除を求めることができます。このような、物件の瑕疵に関する売主の責任を「瑕疵担保責任」といいます。いわき市、双葉郡の不動産売却、土地建物売買、査定、買取、相続相談

売買契約はいったん締結しますと解除は難しいですが、契約というからには解除もありえないことではありません。では、解除にはどんな種類のものがあるのか見てみましょう。①手付け解除→手付金を流す（放棄）②危険負担による解除→天災、地変など③契約違反による解除④瑕疵担保責任による解除⑤特約による解除⑥合意による解除などが上げられます。それぞれにその内容、状況などによって大変デリケートなものを含んでおりますから、やはり解除を考える場合は弁護士さんなどの専門家に相談されるほうが良いのではないかと思います。もち

土地と建物に関する無料相談会開催日時：平成３０年６月９日（土）１３時～１６時場所：いわき市労働福祉会館主催：土地と建物よろず相談室いわき市で活動中の弁護士、税理士、建築士、司法書士、土地家屋調査士、宅建取引士、行政書士、ファイナンシャルプランナーの各専門家で構成された任意の団体の「土地・建物よろず相談室と申します。この度無料相談会を開催する運びになりましたので、お知らせ申し上げます。防災や衛生面などで不安のある空き家、空き地問題で困っている方、相続、土地、建物の名義書き換え、耕作

一般的に売買契約の締結時、買主は売主に手付金を支払います。これは、手付け、残金方式の場合「売買契約時に売買代金の一部を支払い、残りは残金取引（所有権移転時）に支払う方法」ですが、ほとんどのケースでこの方法が主流になっていると思います。この手付金は「解約」手付けとして交付するものであり、売主が定められた約束事を実行している場合は、手付金を放棄して解約することはできません。約束事の実行着手前であれば、いわゆる「手付け流し」でもって解約が可能になります。いわき市、双葉郡の不動産売却、購入、賃貸、

重要事項説明を聞き終えて内容を確認し納得が得られましたら、売買契約を締結します。契約は、法令に違反すること、公序良俗に反するなどの問題が無い限り自由です。どんな約束でもかまわないのです。売買契約は簡単には解除できませんから、しっかりと内容を確認し、不明な部分、あいまいなところが無いように留意してください。最後は全て「自己責任」で結びます。いわき市、双葉郡の不動産売却、土地建物売買、査定、買取、相続相談、賃貸、賃貸管理、はアイナル不動産センター（TEL0246－45－2344）にお任せくだ

重要事項説明の主な内容は①登記記録②法令に基づく制限の概要③敷地と道路の関係、私道の負担に関する事項④飲用水、ガス、電気の供給施設および排水施設の整備状況⑤工事完了時における形状、構造など⑥建物または敷地の管理、使用に関する事項（マンション）⑦売買代金以外に授受される金銭に関する項目⑦契約の解除に関する事項⑧損害賠償の予定や違約金に関する事項⑧手付金などの保全措置の概要⑨支払い金または預かり金の保全措置の概要・・などです。これらの項目をできるだけ解りやすく砕いて説明するようになるのですが、やはり

買主さんから、一定の条件が示されました。物件によって、あるいは購入希望者によって、さまざまな条件が提示されますが、大きくは価格を下げて欲しいというものに尽きるような気がします。相場をよく考えて、物件の位置性や特徴なども十分に折り込んで決めた価格だから妥協はしたくない・・価格交渉には応じられない・・というスタンスも理解できますから、ＮＯ！の返答となります。当初から、価格交渉を見込んで価格設定をした場合は、この値段までなら応じますが、○月末までには、手付金を払って欲しい、売買契約を締結することを、見

いよいよ購入希望者が現れてきました。しかし、購入するための条件が付されていました。買い付け証明（購入申込書）には、その明細が記されています。価格を下げて欲しい・・引渡し時期を早めて欲しい・・メンテナンスして欲しい・・など、その条件を飲んでもらえれば、購入しますよという意思表示です。どのレベルで条件に応ずるか、応じないか、今までの販売活動の反応状況をよく考慮して、判断することになります・・。ここは、窓口となっている担当者ともよく相談して、最終的には、売主が決めなければなりません。いわき市、双

一定の期間（3ヶ月～6ヶ月程度）販売活動を行ってみて、手ごたえがない、内容の濃い購入希望者が現れない・・このような場合は、販売活動の内容を見直しましょう。特に「価格」です。小出しに値下げしていないか？物件のメリットを適切に伝えているか？デメリットを冷静に判断しているか？反応をよく見極めて、不動産会社からの報告も参考にしながら、見直しの判断をしなければなりません。また、不動産会社の販売活動に問題はないか？熱心に報告や提案を行ってくれるか？も大切です。場合によっては、他の不動産会社を参入させて、再度

一定期間で売却できなかった場合、あらかじめ決めた価格で物件を買い取りますよ、という不動産会社もあります。査定を依頼すると「不動産査定書」が提示されますが、査定価格と同時に、弊社には買取保証制度というものがあるんですよということで、買取価格も示すものです。当然ですが、その価格は査定価格よりも低くなります。物件ごとに買取価格を提示しますが、買取った物件は不動産会社の商品仕入れになりますから、付加価値をつけて、再販売をします。どんな物件でも買取を提示するものではありません。もちろんですが、不動産会社に

不動産会社が行う具体的な販売活動は以下のようなものがあります。①指定流通機構（東日本レインズ）への登録、専任媒介、専属専任媒介で依頼を受けた不動産会社は必ず登録する義務があります。登録証明を発行してもらえますので、その証明の写しをもらって下さい。②広告媒体への売却物件の掲載、チラシの新聞折込、地域の不動産情報誌への広告、ダイレクトメールでのお知らせ、そして、インターネットへの情報掲載、自社ホームページでの告知、不動産ポータルサイトへの広告掲載など、ありとあらゆる媒体を活用します。③オープンハウス

土地（更地）の売却は、所在がわかればいつでも現地を見てもらうことができますが、建物がある場合は、内覧に備えて準備しておくことがあります。特に居住しながら、売りに出す場合は、この点は重要です。物件の購入を判断する場合は、なんと言っても第一印象がものをいいます。自分が物件を購入するとなったらどんな行動をとるのか・どんなところに目が行くかと考えてみれば理解できると思います。まずは、建物周囲の外回りは、不用品が散乱していないか、植栽はきれいに整えられているか・・。屋根や外壁の汚れはどうか？しっかりと確認

不動産を売りに出す、売却をスタートさせます。ポイントは売り出す価格の設定です。不動産会社さんから提示された、査定価格とご自身が調査し、考えている「相場価格」とは、ズレがあると思いますので、このあたりは、売主さんの事情、すなわち、早く売りたいのか、時間がかかっても高く（自分が考えている価格）売りたいのか？しっかりと打ち合わせをすることです。価格には売却戦略の全てが込められていると言っても過言ではありませんので、①スタート時の価格②3ヶ月程度経過しても買主が決まらない場合の見直し価格の可能性、③指値

物件の瑕疵（欠陥）への対処を明確にしましょう。雨漏れ、建物の傾き、設備の故障、シロアリ被害など、一瞬見た目にはわからないことがあります。建物状況調査などをキチント行っている場合は客観的な資料がありますから把握は容易で、しかもそれに対処するための、方策、費用等もわかりやすいです。問題は、その調査をやらない場合です。売主さんは、そのほとんどをわかっていると思いますので、そのあたりを話し合い、対処を明確にしておくことがポイントです。具体的には、費用をかけて対処するのか、その費用分を査定価格から引いて対

中古住宅の流通を促進したい、ストック住宅の活用を活発にしたい。中古住宅の不透明な部分を調査することにより、誰もがわかりやすいようにしたい。そうすることにより、売主も買主も、売買仲介会社も、たがいに、安心・安全な取引が可能になるだろう。しいては、住宅流通が促進されるだろうという意図のもとに制度化されたものです。建物状況調査というものがありますよ。調査をやりませんか？調査することのメリットは、こういうものですよ、ということを売主買主に必ず伝えなさい。また、調査に基づいて、リフォームの、お見積をお出し

売却を依頼した売主さんにもご協力いただくことが二つあります。一つは、隣地との境界を明確にしておくことです。各境界に境界標（杭）があれば明確ですが、それが無い場合は問題です。明確にするために土地家屋調査士さんに相談し、場合によっては、測量が必要かも知れません。境界を明確にすることは売買取引の基本中の基本です。二つ目は、売却物件に関する資料（書類）があれば、それを全部ご提示いただくことです。売買契約書、重要事項説明書、土地建物の権利証（登記識別情報）、土地の測量図、建物の建築確認申請副本、建物の図面

どのような販売活動を行うのか？指定流通機構（レインズ）への登録の有無。広告宣伝はどうするのか？看板の掲示、インターネト広告、他の不動産会社との連携関係はどうなのか？そして、どのような報告が受けられるのか？報告は、文書なのか？電話なのか？メールなのか？ＦＡＸなのか？・・など、内容を理解しておきましょう。報告は、受ける方法を不動産会社の担当者と決めておくと、流れが一本化しますので、互いにスムーズではないかと思います。いわき市、双葉郡の不動産売却、購入、賃貸、管理、相談は、アイナル有限会社・アイ