ブログ記事46件
「うわぁ~ホントにドアが、あるんだなぁ」初めて入るのか、帽子屋は口をポカンと開けて、キョロキョロしている。「何だか、すごいねぇ。本当に、私、入っていいのかしら?」遠慮がちに、アリスが小声でささやく。「大丈夫よ!私たちがいるから」自分たちは、そんなことは全く気にしなかった。アリスは想像とは違って、真面目な性格のようだ。アキたちは、これで二度目だけど…やはり誰かが出てこないか…と、何だかドキドキしてしまう。薄暗い廊下に、ポツポツとオレンジ色の光がついていて、左右に
「いいか?たとえ何があっても…黙って、うなづくんだぞ」帽子屋がなぜか、アキたちに向かって、そう告げる。「えっ、どうして?」黙っているのは、わかるけど…なんで、うなづかないといけないの?納得できず、アキは帽子屋に向かって、顔を突き出す。「あの人は…とても気難しいんだ。気に入らないものは、みんな氷にしてしまう。あの城の周りには…氷で出来た像が、幾つも立っている。それはみんな、女王に歯向かった者だ、という噂を聞いているんだ」ワシだって、いつどうなるか、わからん。帽子
「ちょっと、カガリちゃん!何を怒っているの?」あくまでも冷静に、ショータは彼女に話しかける。「だって!私の言うことに、いちいちケチをつけるんだもん」珍しくカガリは、ふくれっ面をする。「そんなことはないよ。あくまでも…可能性を言っただけだ」自分のそういうところが、人に誤解されるのだ…ショータは自分でも、自覚している。「カガリちゃんってば!怒らないの。誰にもまだ、わからないんだから」二人の間に入るように、アキがカガリをたしなめる。「ショータも、ショータよ!あんまりカガ
ゾロゾロと、四人はアリスとルークと、ナイトと帽子屋を引き連れて、森の中を突っ切って行く。「おかしいだろ?景色が全然変わらないんだ」帽子屋は、陽気に話すけれど…そもそも森の中なのだから、どこも同じような景色だろう…アキはひそかに、そう思う。「そうですねぇ~迷子になっても、しばらく気づかないのかも!」だがカガリは、律儀に帽子屋の相手をしている。(カガリちゃんって、ホントに、優しいなぁ)自分だったら、相手になんて、しないのになぁ~カガリのことを、感心して見ている。「帽子
「氷の女王の城は、遠いですよ」ジャックは、アキに向かって話しかける。「そうだねぇ~確かに歩いて行くのは、大変そうだ」ルークがそう言うと、遥か彼方の森の奥の方を指し示す。「えっ」それはもはや…遊園地の規模ではない。「USJでも、こんなに広くはないぞ」ユウジが口を尖らせる。「だから…素直にワシと一緒に、行けばよかったんだ!」なぜか帽子屋は、一人、髪を逆立てて怒っている。「え~っ、そういうことになるのぉ?」間違いじゃあないの?アキが口を尖らせる。「ねぇ~抜け道とかな
「おい、そこの!人のことを、笑いに来たのか?」すぐにピシッと、節くれだった指を突き出す。(変に刺激をすると、厄介だぞ)ショータはすぐに、思い直す。「ごめんなさい。そんなつもりはなかったんです」潔くペコリと、頭を下げる。「それより…氷の女王のお城って、どうやって行ったらいいの?」アキが、ルークに向かって尋ねる。帽子屋は、アキの方を向くと、「なんだ、氷の女王のところに、行くつもりなのか?」さして、ハートの女王にこだわっているわけでは、なさそうだ。「あっ、そうなんです。
「えっ?」「ケイタ…私たちのことを、忘れたの?」「もう…帰って来ないの?」アキとカガリは、手を握り合って、悲鳴のような声を上げる。「嘘でしょ?じゃあ…ケイタは、このまま帰って来ないの?」二人が口々に、ルークに向かって問い詰める。「さぁ~それは、わからないなぁ」まだ、そうと決まったわけではない…ルークは二人を、励ますように声をかける。「そうだよ!それなら…氷の女王の城を探せばいいんじゃないか?」ユウジが明るい声で、二人を慰めるように言うけれども。「いや、それは、ムリ
「大丈夫かなぁ?」何だかスッキリしないまま、再び帽子屋の後に続く。ノシノシと歩く帽子屋は、何だかさっきよりも、勢い付いている。(何だか…うさんくさい気がするのは…私だけ?)気になって、アキはカガリの方を振り向く。カガリも、こちらを向いていることに、気が付く。「ねぇ~どこへ行くのかなぁ」心配そうに、カガリがアキに向かって言う。「さぁ?」アリスは、のん気な顔をして…まるでピクニックに行くような、気楽な様子で、歩いている。「アリスは…気にならないの?」アキは、アリスに向かって
「はぁ?」「何を言っているの?」子供たちは、呆れた声を上げる。誰のせいで、こういうことになったと思っているんだ?ムチャクチャだ!四人は口々に、文句を言う。「だから言っただろ?この帽子屋は、平気で嘘をついたりするんだ」ナイトがリンとした声で、言い放つ。「人聞きの悪いことを言うな」さすがに、帽子屋はムッとしたのか、ナイトに向かって声を荒げる。「あれ?自覚がないんですか?いつもシッチャカメッチャカなことを、言うくせに…」普段はクールなナイトが、やけに好戦的になっ
「なんで、消えたと思う?」だが帽子屋は、少しも動揺することなく、アキに向かって尋ねる。「なんでって…どこかに隠れたんでしょ?」それしか、方法が考えられない。アキは、強い口調でそう言い張る。「そうかなぁ」なぜか帽子屋は、含むような目つきで、アキをチラリと見る。「あの城は、自由自在に、行きたいところへ飛べるんだ」訳の分からないことを口走る。「はぁ?」「なんだって?」「城が?」「飛ぶ?」そんな、飛行機でもあるまいし…四人がプッと吹き出す。「笑いごとじゃない。本当の
この帽子屋は、見た目よりも若いのかもしれない。カガリたちは、取り押さえるのに必死だ。「じゃあ…なんで、スペードの女王は、ケイタをさらったの?なんでお城ごと、いなくなったの?」この機会を逃すまい、とアキは帽子屋にしがみついたまま、声を張り上げる。「そんなこと…ワシが、知るわけがないだろ?ただのしがない帽子屋だぞ」だがしぶとく、帽子屋は抵抗する。(この人の役割りは、一体なに?私達を案内するんじゃあないの?)アキはすっかり、混乱している。「消えた?」いきなり、シ
「えっ?」帽子屋は異常なくらいに、ビクッと肩をすくめると、その場に立ちすくむ。あやしい…アキはガシッと、帽子屋の肩をつかむと…「ねぇ、どこに行くつもり?」逃がすまい、と力をこめる。「えっ?えぇっ?」帽子屋は呆れるほど、大きく目を見開いて、キョロキョロとさらに左右を見回し、何かを探しているようだ。「あっ、あれぇ~三月ウサギは、どこに行ったのかなぁ?ボクは、パーティーを抜け出してきたからなぁ」いかにも、下手な言い訳をする。「ちょっと!逃げるつもりでしょ」カ
アキは、自慢することではないけれど、超がつくほどの方向音痴だ。しかも、発信機の差す位置など、こうして見ていても、さっぱりわからない。「へぇ~」気の抜けた声を出すと、「アキは、どう思う?」早速ショータが、声をかけてきた。(なんで、ワタシ?)「え~どうなんだろ?行ってみれば、わかるんじゃない?」クールな素振りで、適当に返すと、「えっ」カガリが、意外そうな顔をする。「アキちゃん、どうしたの?あんなに誰よりも、ケイタくんのことを、心配していたのに?」逆に、様子がおか
「わかった」ここでこじらせると、また厄介なことになる…ユウジはそう思ったのか、あっさりと引き下がる。「ケイタ、いるかな?」「いるに決まっているだろ」「今、どこかなぁ?」「どれどれ」四人の視線が一斉に、ショータの手元に集まる。「いい?いくよ」みんなに声をかけると、カパッと懐中時計の蓋をあける。ゴクリ…アキは思わず、息をのむ。これでようやく、ケイタの居場所をみつけられる…そう誰もが、思っていた。フタを開けると、スィッチが入るようになっているのか、ピッピッピッピ
「え~っ、なんで?そんなことが、あるわけがないじゃない!」すぐにアキが、大きな声で怒鳴りつける。「キーキーキーキー、やかましいな!おまえは、サルか?」ショータに捕獲されて、すっかり不機嫌な顔の帽子屋が、ペガサスの上から怒鳴りつける。「うるさいわね!あなたも、サル?」すぐにアキが、帽子屋に向かって言い返す。(二人とも…似た者同士か?)ショータは、ニヤッと笑う。「とにかく受信機は、こちらに貸してもらおう。何かわかるかもしれない」その手には、例の懐中時計が握られている
「ねぇ~もしかして、使い方を知らないんじゃあないのかなぁ」アキがポツリと言うと「そんな、まさか!そんなこと、あるわけがない」すぐにユウジが、反論する。だがカガリだけは、アキを見ると「それは、あるかもしれないわ」大きくうなづく。「え~っ!そんなバカな!」けれどアキは、その声を無視するようにして、「ね、そうでしょ?」アリスの方を向く。「帽子屋さんなら…そういうことも、あるかもねぇ」なぜかアリスは、クスクスと笑う。「ほぉら!」アキは、勝ち誇った声を上げる。「ま
「いや…聞いて…ない!」ピクッと肩をそびやかせると、一目散に走りだす。「おい、ちょっと!」「待ってよ!」ショータとアキが、飛び付こうとする。「あれで追いかけたら?」アリスが、ペガサスを指差すので…「あっ」「そうか」すっかり、忘れ果てていたことに気が付く。ショータがパッと飛び乗ると、すぐに帽子屋を追う。年寄りだと思っていたのに、思ったよりも足が早い。「あの人…一体、幾つなんだ?」ペガサスを追うようにして、ユウジも走る。「さぁ~ずいぶん昔から、あんな白髪頭よ」ア
「あっ、はがしたのがバレたら、マズイから…そのままにしておいて」すぐにショータが、カガリを止める。「えっ、でも…」「いいから、いいから」ショータは、何を考えているのだろう?アキも仕方なく、それに従う。「ボクたちは、いつの間にか、見張られていたんだ。ゼペットさんは、それを利用して、ボクたちを助けることが出来たんだ」そういうことでしょ?と、ショータはナイトを見る。「まぁ、おおむね、合っているかもな」ショータの頭の回転の速さに、感心しているようだ。「と、いうこと
「ちょっと、貸して!」ショータは素早く、そのフタを開けて、カチリとボタンを押す。ピッピッピッピッ規則正しく、赤い点が反応をする。「あっ、無事だ!壊れていない」ひとまず、ホッとした表情を浮かべる。どうやら壊れたために、使っていないのかと考えたようだ。「おい」だが帽子屋は、パッと奪い返すと、すぐに鎖を首にかける。「それは、そうだよ!毎日丁寧にガラスを磨いて、ネジもチェックしているからね」油断もすきもあったもんじゃあない。そうつぶやいたつもりなのだろうが、すべてをダダモ
人は見かけによらない、というけれど…まさしくそれだ!何と帽子屋は、アキたちが探していた、クローバーの一員だった。(だけど、この人…頼りになるのかなぁ?)若干、不安が残る。「ほら、これだろ?」これが、その証拠だ!帽子屋は、首に下げている鎖を手繰り寄せる。そしてカチッと、金属のふたを開ける。それはゼペットじいさんが持っていたのと同じ、唐草模様の懐中時計だった。「あっ、これ!」まさしく、それだ。(この人って、とぼけた顔をして、案外凄腕のスパイかも!)アキは思わず、あ
あちゃ~!聞いていたのか?アキは慌てるけれども。「諸君!とにかく、ハートの女王の所へ向かおう!あの方に、大将になってもらって、戦の指揮をとってもらうのだ!」帽子屋は調子に乗って、さらに過激なことを口にする。「ちょっとぉ~」何だか段々、話が大きくなっているようだ。(ねぇ、どうする?)アキは、カガリに目で合図をする。(さぁ、わかんないわよ!)カガリは肩をすくめると「とにかく、あの城の行方を知っているのなら、会いに行くべきだ」ショータが二人に向かって、キッパリとそう宣言する
「あ~っ、ついに、この日が来たか!機は熟した!伝説の勇者が、ついに現れたのだ!」「はっ?」ちょっと、この帽子屋のオジサン、気は確かか?1人興奮して、ベラベラとまくし立てるオジサンに、アキもカガリも、呆然としている。(何だか、話がデッカクなっていない?)(そうよね)(この人にまかせて…本当に大丈夫なの?)(さぁ~わかんない)四人はオデコを突き合わせて、コソコソと話をする。「あぁ~勇者たちよ!私はこの日を、待ち望んでいたぞ」ますます帽子屋の声が、ヒートアップして、
「なんで、キミの友達が、さらわれたってわかるんだ。どうして、スペードの女王が、そんなことをするんだ?何のために?気のせいってことも、あるんじゃあないのか?」一気に、帽子屋がまくし立てる。(何で自分たちは、この人にそこまで、責められるんだ?)ショータはムッとするけれど…「それは、見たからです」なっ!ショータは、アキたちの方を振り返る。「そうそう!」「私達、見たんです」「ケイタが、カフに連れ去られるところを!」三人が一斉に、口をそろえて言い立てる。「なんだって!
「お世辞はいいわよぉ~お世辞は!」さっきショータたちに言われたことを、まだ根に持っているのか、アキはブスリとしている。「キミ、名前は?」「アキ」「アキちゃんかぁ~可愛いなぁ」ぶしつけなくらい、ニヤニヤしながら、帽子屋はアキをジロジロと見ている。カガリは、その迫力に圧倒されて、後ずさりをする。「帽子屋さん、ちょっと聞きたいことが、あるんですけど」早速ショータが、切り出す。「なんだい?」ギョロリとした大きな目を、ショータに向けると、再びニヤニヤ笑いを浮かべる。「ボ
「地図?いいえ、ないと思うわ」「そうなのかぁ」普通、遊園地ならば、案内図とか見取り図があるはずなのだが…「そうなんだぁ~」またもショータが、何事かを考えているようだ。「じゃあ、誰が…ここを作ったんだろう」ショータが、誰にともなしに言う。「うーん、どうなんだろうなぁ」ユウジはショータと、顏を見合せる。いつの間にか、ペガサスはアリスに寄り添うようにしている。「おやぁ~アリスじゃあないか!」森を抜けた所に、大きな庭のような所に行きあたる。そこで…やけにグリグリとした、
「それなら…あの城がどこへ向かったのか…探すつもりなんですよね?」「はい」「それを知っているのが…アリスさんの師匠なんですか?」クルリとアリスの方に、顏を向ける。アリスは、青い瞳を大きく見張ると「さぁ~それは、わからないわ」キョトンとした顔で、曖昧に笑う。「えっ」「そうなんですか?」「それは、困る!」アキもカガリも、そしてユウジも…てっきりアリスが、心当たりがある、と思っていた。「それならば、なんで…帽子屋さんの所に、行くんですか?」ズバリとショータが、切り込む。「そ
「まいったなぁ~」三月ウサギはペタンと、腰をおとすと、イラついたように、頭をかきむしる。「ホントに、時間がないんですってば!」パッとアキから、懐中時計を奪い返すと、点滅する赤い点をじぃっと見詰める。「今…ティーパーティーに呼ばれているんだけど、アイツにどこかへ連れて行かれそうだ…」あぁ~と、頭に手をやる。「アイツ?」「だれ?」アキたちは興味津々で、ウサギに詰め寄る。「あ~あ、もう!」パン!とウサギが、ペガサスの背を両手でたたいた時に…驚いてペガサスは、フワッと舞
はい、数ヶ月ぶりのお暇で~すっていっても、あと数時間すればお迎えなので、マジで焼け石に水ですが(苦笑)年を経る毎に何やら色々トラブルや問題が浮上してきて、ここ最近ゆっくりできませんでした…泣主な要因はコロナの時短保育なんですがね…(苦笑)ひっさびさに、なにもしてない。というか、自分の好きなことに時間潰せましたプチリラックスできました✨そして、ふとボーッとしてたら、不思議の国のアリスの『なんでもない日万歳!』っていう歌が湧いてきまして…あれ?これって、育児疲れした母目線のた
日本語版探すのがいつも大変なので、まとめました。カラオケでも大活躍AliceinWonderland2005年度madの訳語を「いかれてる」から「へんてこ」に吹き替えが変わっていますが、私は80~90年代の和訳が大好きです。メインタイトル~不思議の国のアリスアリス教えて不思議な国へゆく道はどこにあるのかしら丘の上の穴を覗いたら不思議な国は見えるかしらそれとも木陰の中をゆけば満庭が待っているかなアリス教えて不思議な国へどうして行くの教えて私だけの世界仔猫もウ
アリス&いかれ帽子屋に遭遇しました♡可愛いアリス♡実は隣りにいかれ帽子屋もいます(^-^)軽快によく動いて可愛いです♡【眠れる森の美女】プリンセスオーロラTDL『【TDL】プリンセスオーロラ眠れる森の美女』東京ディズニーランドでプリンセスオーロラに遭遇しました♡綺麗かわいい♡身のこなしに気品があります♡優雅で美しいです♡感動♡【不思議の国のアリス】アリス&いか…ameblo.jp【東京ディズニーランドホテル】TDLホッピング12泊『東京ディズニーランド&ディズニーシ