ブログ記事149件
夜桜に魅せられて・・・。日が暮れ始め、明かりが点されて闇夜に浮かんだしだれ桜。昼間も美しかったのですが、ライトアップされると、一層と引き立ち、桜の花が迫ってくるように感じられます。こうして春を迎えられたことに感謝しつつ、さまざまなことが自粛される今年の春。仕方がないものの、心の中では寂しさが込み上げてきます。毎年、みんなを明るくしてくれるはずの春が、今年はウイルスのせいでこんなにも世界が変わってしまうものなのかと悔しい思いでいっぱいになってきます。どうか、来年は穏やかな春が送れますように
今年もやって来た、春うららかな日。満開となった境内にあるしだれ桜。真下に立つと、桜のシャワーを浴びているかのようです。少し強い春の風は、どこか心地よさを感じさせてくれます。また風に揺れる絵馬の木の音がカラコロと響き、まるで風が願い事を天へと舞い上げているかのようでした。時々、鈴を鳴らしてお願い事をされていらした皆さんは、どんな願い事だったのでしょう。私は、新型コロナウイルスが1日でも終息して欲しいと、ただただ願うばかりです。今日は、目の疑うニュースがありました。日本の偉大なるコメディ
サンフレッチェを先頭に山口へ。「サンフレッチェ広島応援ラッピングトレイン」を先頭に山口へ整備のために向かうキハ40、47形。今年はこの「サンフレッチェ広島応援ラッピングトレイン」が芸備線を始め、非電化区間で見られることが初めてで、それが楽しみでもあります。芸備線の運用を終えて、この日も新山口へ向かって行きました。回3591D(「サンフレッチェ広島応援ラッピングトレイン」連結)山陽本線/宮内串戸~阿品■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
先頭に立って走る「サンフレッチェ広島応援ラッピングトレイン」。芸備線での運用を終えて、いつもの新山口行の回送列車の先頭に立って走って行く「サンフレッチェ広島応援ラッピングトレイン」、ラッピングされただけとは言え、外観の印象は全く違い、その鮮やかな紫色が華やかでした。回3591D(「サンフレッチェ広島応援ラッピングトレイン」連結)山陽本線/神代~大畠■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■回3590D山陽本線/大畠~神代*それぞれの記事
夕闇に美しい斜張橋が架かる。本州と大芝島を結ぶ大芝大橋。1997年10月開通したPCによる斜張橋であり、この橋種としては2014年現在全国9番目の長さになります。架橋は高強度コンクリートを用いたプレキャストセグメント工法を用いており、この工法のPC斜長橋としては日本最長の支間長だそうです。基礎工には多柱式基礎を用い、下部工には工期短縮のためプレキャスト型枠を用いています。また1997年土木学会田中賞作品部門受賞しています。総橋長470m、最大支間長210m、主塔高65.14m(本土側)・
満開の桜咲く中、ハートを打ち抜くかのように・・・。河津桜が満開の中、陽が落ちて空がブルーに染まり始める頃、島々の明かりがポツポツと見え始めます。静かな瀬戸内海の中、船のエンジン音だけが響き始めると、ハート島と呼ばれる小芝島のそばをゆっくりと進んで行きます。それは、まるでハートを矢で打ち抜くかのように・・・。小芝島(ハート島)の夜景東広島市安芸津町*それぞれの記事の内容にあった、あるいは、お気に入りのMUSICの動画(YouTube)を自動再生しております。これは私の動画ではなく、お
日が暮れ始めたハート島。東広島市で唯一、瀬戸内海国立公園に指定されている小芝島。本州側から大芝大橋を渡り、真っすぐ道なりに進むと約700mで河津桜と小芝島(別名:ハート島)と、2月下旬頃から咲き始める河津桜が見えてきます。少し高い道路から眺める瀬戸内海は絶景で、小芝島だけでなく、”安芸灘とびしま海道”の豊島大橋や中の瀬戸大橋、岡村大橋なども遠くに見ることができます。たまたま地元のおじさんが来られ、お話ししたところ、空気が澄んでいる時は四国山地や石鎚山まで見ることができるそうで、この日も
もうすぐ変わる広島駅。いよいよ、広島市、JR西日本、広島電鉄により、広島駅の駅ビルを建て替え、周辺を含めた再整備が行われます。駅ビルは地上20階建になり、ショッピングセンターを始め、ホテルと映画館を併設、そして広島電鉄の路面電車が2階へ乗り入れます。駅ビルの建築面積は約14,000㎡、延床面積は約111,000㎡に及び、地上20階・地下1階建てで、高さ約100mの高層ビルとなります。駅ビルの前面には大屋根を設置され、大屋根などの構造物には、平和を願う人々の思いが込められた折鶴をイメージした
タラコ色に混ざって回送される。今年初めて「サンフレッチェ広島」の応援ラッピングが施されたキハ40形。広島駅でお披露目式典が行われた翌日、芸備線ですぐに運用へは入らずに新山口へ他のキハ47・40形に混ざって回送されました。タラコ色に混ざって最後尾に連結されると、全く違う印象を受けました。回3591D(「サンフレッチェ応援ラッピングトレイン」連結)山陽本線/大竹~和木*それぞれの記事の内容にあった、あるいは、お気に入りのMUSICの動画(YouTube)を自動再生しております。これは私
バレンタインの夜に打ち上げられた花火。毎年恒例となったバレンタインデーに広島市の横川胡神社周辺で開催される「横川バレンタイン」が今年も行われました。バレンタインにちなんだ催しで恋人同士だけでなく、友達や家族でも楽しめます。最後は恋人や大切な人へメッセージを添えて花火が打ち上げられます。3年連続プロボーズが成功していたそうですが、今年も無事に成功し、最後は大盛り上がりと共に大きな花火も打ち上げられて、お祭りは締めくくられました。横川バレンタイン2020横川橋・横川胡子神社周辺*それぞれ
遠くにだるまが鎮座する露店の続く道。三原市で2月始めに開催された「三原神明市」。このお祭りでの見どころの1つでもあるのが、露店の数。三原駅北側一帯に約500店もの露店が立ち並び、圧倒されます。昔はよく見られた光景ですが、最近は少子化の影響もあるのか規模が減少するお祭りも見られる中、これほどの露店が並ぶと、心も童心に返り、わくわくとしてきますね。露店の先の頭上には日本一と呼ぶ大ダルマが鎮座しています。高さ3.9m、重さは500kgにもなる大きなだるまは、神明市に訪れた人々をずっと先の方ま
だるまが並ぶ神明市。三原市で2月初めに開催された「三原神明市」。お祭りではたくさんのだるまを見ることができます。三原だるまを始め、だるまで有名な高崎だるまなどもあります。昨年も拝見させていただいた「ちんどん通信社」さんもお越しになられており、楽しく観ることができました。そして、近くの高台に立つ極楽寺の境内に併設された青山コレクション達磨記念堂は、住職さんが収集した約1000個の達磨に加え、達磨コレクターの青山昭美さんのコレクション6000個の寄贈を受け開設した日本一の規模を誇る達磨の展
今年も春を告げるお祭り「三原神明市」が行われた。三原市は年間を通して、約22ものお祭りが開催されており、中でも「三原やっさ祭り」をはじめ「浮城まつり」「神明市」「さつき祭り」は『三原4大祭りと言われています。毎年2月の第2日曜日を最終日として全日程3日間開催されるのが「三原神明市」。440年余りも続く伝統あるお祭で、毎年30万人もの来場者で賑わいます。三原駅北側一帯に約500店の露店が立ち並び、大変な賑わいです。その端の頭上にあるのが、神明市のシンボルとして飾られてきた大だるまです。現在4
今年も無病息災を祈って行われた湯立神事。昨年、天皇陛下の御代替りを記念して約460年ぶりに復活した、廿日市市にある速谷神社の湯立神事。湯立神事とは、日本の伝統的な神楽の形式の1つで、釜で湯を煮えたぎらせ、その湯を用いて神事を執り行い、無病息災や五穀豊穣などを願ったり、その年の吉兆を占う神事です。湯立神事と合わせて行われるのが、節分祭追儺(せつぶんさいついな)神事です。立春の前日である「節分」は、言うまでもなく、全国各地の寺社で営まれる除災招福の豆まきの行事で、「節分追儺(せつぶんついな)
29年間の最後の日を迎えた。1990年4月27日にオープン以来、広島県民をはじめ近県の人々にも愛されてきた広島市西区にある複合型大型ショッピングセンター「アルパーク」。その西棟にあった「天満屋アルパーク店」が1月31日をもって29年間の幕を下ろしました。以前にもこのことについては書きましたが、今回は営業日最後の様子です。当日は朝から多くの買い物客で賑わい、また報道関係もやって来ていました。店内や店外には長年親しんできた人々が、カメラにその姿を収めていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいました
今季最強の寒気が西日本にやってきた。暖冬で暖かい日が続いた広島。もう雪が降るほどの寒気はやって来ないだろうと思っていましたが、昨日から今季最強の寒気が流れ込み、山陰や山陽北部の山沿いを中心にまとまった雪が降りました。広島県南部も時折吹雪いたり止んだりの繰り返しで、今季初めて積雪があるか期待をしましたが、残念ながら木々や屋根などにうっすらと積もる程度でした。今年はもう雪が降るほどの寒気は期待できそうにないような気がします。厳島神社の大鳥居と雪景色(2014年)*それぞれの記事の内容にあ
非日常の世界へと誘う。列車へ踏み込めば、非日常の世界へと誘ってくれる「TWILIGHTEXPRESS瑞風」。今年も宮島口への立ち寄りが始まりました。1月下旬、今年は暖冬と言っても、1番寒いこの季節。そんな寒さを吹き飛ばすかのように、クルーの皆さんを始め、たくさんの方々による気持ちの温まるサービスとおもてなしで、乗客の皆様をお迎えします。車内にもたくさんの花や気品のある装飾品やインテリアを外からでも、随所に伺うことができます。JR西日本のホームページによると車両の定期検査、車両品質
とんどを最後まで見届ける。約1時間余り燃え続けた厳島神社の「古札焼却式」(とんど)。たくさんの人たちの祈りと共に、終わりを迎えます。神社の関係者の皆様が、燃え残りがないように最後は長い棒やショベルカーなどで、何度も整えられます。その度に炎の勢いが増し、火の粉や煙が舞い上がります。16時から始まり、とんどが終わる頃には少しずつ暗闇に包まれていきます。厳島神社もライトアップが始まり、朱色の社殿が浮かび上がる中、炎がいつも以上に神秘的な世界を見せてくれました。火が付けられて約2時間、消火用
燃え上がる炎に願いを込めて・・・。神主さんのご祈祷と共に始まった厳島神社の「古札焼却式」(とんど)。2ケ所に火が入れられると炎がどんどん大きく上がっていきます。その中で次々と古札も入れられていきます。訪れた人々は炎に願いを込めて祈ります。この1年間も家内安全、そして無病息災で過ごせますように・・・と。たくさんの祈りに包まれた宮島のとんどは約1時間に渡って続けられます。古札焼却式(とんど)厳島神社周辺*それぞれの記事の内容にあった、あるいは、お気に入りのMUSICの動画(YouT
小雨が降る夕刻、とんど焼きが始まる。一般的には「お焚き上げ」や「左義長(さぎちょう」と言われる小正月に行われる火祭りの行事。広島の方では「とんど」と言われていますが、厳島神社では「古札焼却式」という行事になっています。「古札焼却式」は厳島神社と大鳥居の間の砂浜で毎年行われています。そのため干潮時に行い、開催時間が毎年異なります。昨年は早朝でしたが、今年は夕刻16時頃から始まりました。現在、厳島神社の大鳥居は令和の大改修のため、今年は残念ながら一緒に撮影することは叶いませんでしたが、朱色の美
宮島口が大変身をしている。近年、宮島への来島者数は年々増えています。それに伴い、宮島口桟橋は大規模な工事が進められています。宮島口フェリー乗り場は「厳島港」へと変わり、宮島の名産品である“しゃもじ”をモチーフとした広場や緑地、総合案内・チケット販売所・観光情報センター・お土産の販売店などができる予定になっており、2020年春に完成します。それに先立ち、昨年12月10日をもって、宮島口で53年もの間、広島電鉄により営業を続けてきたお土産・食事処「宮島口もみじ本陣」が閉店となりました。「
最も遅い初雪となった。暖冬の影響でなかなか雪が舞うことすらなかった今年の冬。今日、やっと広島市で今季初めてとなる雪が観測されました。広島市では過去最も遅い観測日(1935年1月16日)から21日遅く、85年ぶりに記録が塗り替えられたそうです。とは言え、積雪になるほどの雪は降らず、少し舞った程度。県北の山間部はまあまあの積雪があったそうです。今年は果たして一面の銀世界を広島県南部で見ることはできるのでしょうか。2014年、うっすらと雪化粧した宮島の厳島神社。現在は、大鳥居が令和の大改
ブルーの世界へ引き込まれて・・・。三原市にある多目的ホール、三原市芸術文化センター「ポポロ」で毎年開催されている「ウインターイルミネーション」。芝生広場には、瀬戸内海をイメージしたブルーの明かりが広がり、30分置きに5分間シャボン玉が演出もあり、大変幻想的な風景が広がります。三原駅に近いこともあり、時々高架を走る新幹線が、これまた銀河鉄道のような雰囲気を漂わせてくれます。一方、建物内にある中庭「ホワイエの中庭」においては、ピアノやハープ、チェロのような弦楽器がイルミネーションで再現され、こ
29年の日常がいよいよ今日で終わる。1990年4月27日にオープンし、29年間あり続ける広島市西区にある複合型大型ショッピングセンター「アルパーク」。その西棟の「天満屋アルパーク店」が今日、営業を終えます。いつも眺められていた天満屋のロゴマークのあるアルパークは見納めとなります。そして広島にはかつて八丁堀店、三原店、緑井店、福山店、そしてアルパーク店など直営店が多数がありましたが、残念ながら閉店が続き、緑井店と福山店(福山ポートプラザ店)のみになってしまいます。日が暮れるとアルパークは、
光に包まれる花の楽園が幻想的な世界を創り出す。時期外れになってしまいましたが、昨年11月下旬から約1か月間、広島市植物公園で毎年恒例となった「花と光のページェント」が開催されました。イベント広場には、園内最大のイルミネーションであるLEDライトとキャンドルで作られた巨大平面クリスマスツリーを始め、雪吊りのクリスマスツリーや巨大クリスマスリース、星の降る丘、冬の流星群、冬の天の川などが来場者を感動させ、神秘的な世界へと誘ってくれていました。また、2017年10月に、西オーストラリアのカナナラ
川尻の町を見下ろすと、「瀬戸内マリンビュー」がやって来た。今は呉市に合併されてしまった旧豊田郡川尻町。造船所やたくさんの家々、そして山と海に囲まれたこの町に観光列車「瀬戸内マリンビュー」がやってきました。瀬戸内らしいこの町を見下ろす展望台は、今では私のお気に入りの場所となりました。ただ、この日は雨が降りそうな生憎の天気。もっと早く、絶好の快晴時に「瀬戸内マリンビュー」を撮影しておきたかったのですが、それも今さら叶わず・・。何にしても撮影は早めにしておかないとと心に誓うのでした。82
2019年最後の宮島へ向かう乗客を乗せてやって来た「TWILIGHTEXPRESS瑞風」。「TWILIGHTEXPRESS瑞風」の2019年最後の山陽コース(上り)となった12月中旬。この度も、たくさんの幼稚園児や広島県観光アシスタント「ひろしま宝しまレディ」、宮島観光親善大使の皆様により、お出迎えがなされました。「ようこそ、宮島口へ!」という元気な幼稚園児の歓迎の言葉と瑞風の手旗に、乗客やクルーの皆さんに笑顔が浮かびます。豪華列車ならではのおもてなしに乗客の皆さんもきっと素敵な思
夕暮れの鉄橋を渡る「瀬戸内マリンビュー」。少し遅めの午前、10時過ぎに広島を出発した呉線の観光列車「瀬戸内マリンビュー」は夕方の17時半頃に広島へと帰ってきます。県内でも、列車で行くと、何だかちょっと旅行気分を味わえるから不思議です。これも列車の旅の醍醐味でしょう。呉市に入り、黒瀬川を渡ると、安芸阿賀、そして呉の中心部へと列車は入っていきます。ガタンゴトンと軽やかなジョイント音を立てながら鉄橋を渡ると、列車は汽笛を一声鳴らして走って行きました。あと1週間で運用を終えてしまうのかと、心の
世界遺産、宮島は令和の新しい時代につながれます。厳島神社の大鳥居は大規模な保存修理工事が行われ、あと数年は見ることができません。2019年8月に「TOTO宮島おもてなしトイレ」が完成しました。これは、廿日市市とTOTO株式会社が官民協働で整備したトイレです。誰でも使いやすいトイレ空間を創出し、障害のある人や子ども連れの人、また近年増えてきた世界中から訪れる外国からの人々にも、心地よく観光・滞在してほしいという思いから誕生したそうです。トイレのほかに2階部分には、観光案内・休憩スペースを加えた
紅葉した木のすぐそばにある廃屋。宮島と言うと観光地でさまざまなお店で華やかな印象ですが、その片隅には廃屋も時々見かけます。今や宮島の観光名所として人気の高い宮島水族館ですが、その宮島水族館前にある旧大元旅館であった建物は廃屋となっています。一部は地元の人たちの生活品も売っていたのか商店という文字も確認できました。かつて、宮島へ訪れた観光客をもてなしてくれた旅館が、寂しい姿になっているのは残念ではありますが、入口辺りにある懐かしい看板は当時の面影を残しています。そしてその目の前にそびえ立つ