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各政党に対し、犯罪被害者の救済に関する考え方を問いました選挙にあたり、犯罪被害者の救済に関する考え方について、各政党に質問状を送付しました。あわせて、犯罪被害者の救済をめぐる現状や課題について、当会ホームページにて記事を掲載しています。本記事は、当会が各政党に送付した選挙質問状の内容とも深く関わるものであり、犯罪被害者の救済をどのように支えていくのか、また、そのための制度や財源の在り方について考えていただくことを目的としています。各政党への送付について当会が質問状を送付した政党は、以下の
「弁護士特約は判決後しか支払えない」――とある保険会社の担当者から、実際に発せられた言葉でした。被害者は、車の保険料を納めていました。事故は横断歩道上で起きたもので、被害者側に何の落ち度もありません。事実関係の確認と意見交換を重ねた結果、保険会社から「説明に誤りがあった」との訂正がありました。この説明を受け、遺族から緊急の相談が寄せられました。また、当会より担当者に一般的な弁護士特約の運用について確認したところ、「支払わないという意味ではない」「事故の形態や被害者の状況を
「加害者の処遇通知制度」について記者会見を行いました一般社団法人関東交通犯罪遺族の会代表理事小沢樹里昨日、第5次犯罪被害者等基本計画の中でも重要な論点である「加害者の処遇通知制度」について、記者会見を行いました。今回は、私自身の経験をもとに、被害者の立場から、今の制度が抱える課題についてお話をしました。二次被害として、裁判が終わった後も一生付きまとう、加害者からの復讐やお礼参りの恐怖。多くの犯罪被害者の方が、この恐怖から解き放たれるためには、行政の力が必要だと強く要望をいた
3.警察での経験◆遺体・遺品は無理に見る必要はありません確認は他の人でもできます。弁護士にも頼めます。◆パンフレット類は工夫を・赤丸・付箋情報が整理でき、後から見返せます。4.支援体制について・警察被害者支援室は、警察から連絡があります・民間の援助センターは、自分から電話をしてOKです東京なら東京都犯罪被害者相談センター埼玉なら埼玉犯罪被害者支援センターなど、必ず1つあります。身近に相談できる場所があるだけで、本当に違います。東京で事故があったが、家族が地方に
まず最初の一歩:被害者ノートという「道しるべ」交通事故にあった場合は、国土交通省より交通事故被害者ノートが出されています。▼交通事故被害者ノート(国土交通省)https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk2_000123.htmlダウンロードもできますし、一般社団法人関東交通犯罪遺族の会でも配布することができますので、お声掛けください。また、交通事故以外のすべての犯罪被害の方には、**全国版の「被害者ノート」**があります。こちらも、当会に在庫
被害者手帳の記事を読んで今日、この新聞記事を読み、妹と一緒に胸がいっぱいになりました。警察庁「被害者手帳」導入!!!長い時間をかけて伝えてきた願いが、こうして形になろうとしていることに、心が震えました。私たち家族の願いが少しずつ現実になっています。「いつか、被害者の支援が当たり前の世の中になる」そう信じて、ここまで歩いてきました。自宅で書いた大学ノートから始まった未来被害者ノートはお店で買ってきて大学ノートを自宅で書くことから始めました。事件後、何も市役所へ足を運
📺新しい動画公開のお知らせいつも応援ありがとうございます。このたびあいの会のYouTubeチャンネルにて、新しい動画が完成いたしました。公開日時は、9月28日(日)17:00となっております。▶️ご視聴はこちらからhttps://youtu.be/vrSac2WI1H0🎥今回のテーマ今回のテーマは「子供とSNSの使い方」。近年、SNSをきっかけとした事件やトラブルが増えています。子供たちにとって身近なツールである一方、危険性もはらんでいるのが現実です。動
危険運転の本来の考え方を取り戻すために高橋正人弁護士のブログを拝読しました。そこには、危険運転致死傷罪を創設した際の「本来の趣旨」について、非常に重要な視点が書かれていました。危険運転致死傷罪の立法当時の考え方は、限定的ではなく幅広く運用し、危険な行為を的確に捉えるというものであった。(高橋正人弁護士ブログより引用)この一文には深く共感しました。しかし、現在の運用ではその趣旨が十分に活かされず、危険運転の適用範囲が矮小化されてしまっているのが実情です。そのため、本来であれば危険運転と
セルフケアの必要性9月20日、赤田ちづる先生をお招きし、グリーフケアについての講座を行いました。テーマは「犯罪被害者支援をしている当事者団体にとってのセルフケア」でした。多くの遺族団体や当事者団体の方々が、ご自身の経験をもとに「次の被害を防ぎたい」「自分が困ったことを、次の人には経験させたくない」という思いで活動を続けておられます。その根底には「思いやり」という言葉で言い表される自己犠牲の側面も含まれているのではないでしょうか。支援活動の現実とセルフケアの課題私自身も夜間の相談
危険運転の数値基準が適用された事例について先日、NHKにて報道がありました。その内容は、危険運転致死傷罪の適用に際し、あいの会が国に提出してきた「数値基準」が実際に議論・反映された可能性があるというものです。これまで私たち遺族は、危険運転致死傷罪の適用に大きな壁を感じてきました。法律上の表現が「進行の制御が困難な高速度」「アルコールの影響により正常な運転が困難」など、あいまいなまま運用されることが多く、被害者にとって不公平な結果が生じてきたからです。そこで、あいの会では「具体的な
ご紹介私が信頼しているとも先生(※匿名でnoteを綴られております)が、これまでの教育実践をまとめて発信されています。子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、学級という場を温かな共同体として育んでこられた素晴らしい先生です。そしてあいの会でも、これまで多くの子供たちのケアのサポートをしていただきました。様々な場面で、学校教育のあり方について非常に熱意を持ってお仕事をされており、ご自身の経験から一人一人にある個性の大切さを、学校教育のなかでどう見つけるかと常にテーマを持って真剣に取り
先日、毎日新聞のくらしナビ面に、私たちの活動が取り上げられました。記事では「事件事故対応の法定休暇が必要」というテーマで、被害者家族が直面する課題や制度の不十分さが紹介されています。…pic.twitter.com/m8aloabmiE—小沢樹里関東交通犯罪遺族の会(@juriozawa)2025年8月28日
再婚と新しい命私が主人と再婚して、すぐに思ったのは、息子と年齢が離れないように兄弟を作ってあげたいということでした。主人とも「できるだけ早く赤ちゃんが授かれたらいいね」と話し合い、それは私たちの両親も同じ思いで、新しい命が私たちのもとに来てくれることを楽しみにしていました。妊娠が発覚したのは初期の段階でした。とてもうれしくて、息子にも「お兄ちゃんになるんだよ」と伝え、主人と3人で小さなお祝いをしました。それぞれの両親にも報告し、喜びを分かち合いました。しかし、2007年8月中旬。主人の
【ご案内】8月9日(土)「命の里&天羽プロジェクト」合同開催2025年8月9日(土)13:00~15:00Zoom開催(入場無料・事前申込制)どなたでもご参加いただけます。⸻今年度最後となる「命の里&天羽プロジェクト」を、一般向け・学生向けの合同開催にて実施いたします。ニュースでは報じられない交通事故の「裏側」。被害に遭われた方々の声を通して、現実に起きている課題や思いに耳を傾け、一緒に考える時間を持ちませんか?⸻◆テーマ•交通事故からの回復、心の持ち方•
【ご案内】8月9日(土)「命の里&天羽プロジェクト」合同開催2025年8月9日(土)13:00~15:00Zoom開催(入場無料・事前申込制)どなたでもご参加いただけます。今年度最後となる「命の里&天羽プロジェクト」を、一般向け・学生向けの合同開催にて実施いたします。ニュースでは報じられない交通事故の「裏側」。被害に遭われた方々の声を通して、現実に起きている課題や思いに耳を傾け、一緒に考える時間を持ちませんか?テーマ•交通事故からの回復、心の持ち方•加害者への思い
【出演告知】ゲストに田村淳さんをお呼びして×まぐまぐYouTubeにあいの会が出演しました。今回のテーマは言葉の刃とどう向き合うか〜誹謗中傷と生きる力〜SNS上の誹謗中傷や脅迫の実態子どもが加害者にならないために、大人ができることについてです。私たちあいの会は、交通犯罪の遺族としてだけでなく、SNS上で誹謗中傷や殺害予告を受けた経験をもとに、いま社会で何が起きているのかを共有させていただきました。そして、「なぜ子どもが加害者になるのか」「どうしたら防げるのか」──これは被
昨日、Xで公表した爆破・殺害予告とは別に、新たな殺害予告が届いていました。今回の送信者は「NPO団体の関係者」を名乗り、「明日◯◯でナイフで◯◯を○す」と具体的に記述していました。言葉は簡単に打てるし送信もできます。ですが、受け取った当事者や関係者は対策を講じなくてはならない恐怖に怯えなくてはなりません。活動や報告も生活も制限がかかります。内容は明らかに悪質かつ危険と判断し、警察に通報・情報提供済みです。対応してくださった警察の方々には心から感謝いたします。幸いにも、予告された時間は
いつも「あいの会」の活動を見守ってくださっている皆さまへ。本日は、大変残念なお知らせとともに、私たちの思いを綴らせていただきます。最近、当会の代表や関係者宛に、爆破予告・殺害予告を含む脅迫的なメールが届いております。内容は極めて悪質で、特定の個人名や団体の所在地、時間まで指定した爆破・殺害を予告するものでした。私たちは、ただちに警察に通報し、事実関係を報告しました。現在は関係機関と連携し、安全確保に努めております。これまでも、当会には度々誹謗中傷メールや悪質な問い合わせが届くことがあり
講師小谷真樹さん2025年6月14日、「古都の翼」代表であり、京都府亀岡市の交通事件遺族である小谷真樹さんにご講演いただきました。講演では、二人のお子さんが交通事件に巻き込まれたご経験から、当事者にしか語れない痛みや葛藤、そして社会への問題提起が語られました。事故当時を振り返って事故当時、小谷さんご家族は報道による過熱取材や加害者側の不誠実な対応にさらされました。無免許運転だったにもかかわらず危険運転致死傷罪が適用されなかったことに対して、深い疑問と悔しさを抱き、署名活動を開始。
【イベント開催のご案内】交通犯罪被害者遺族対談イベント「命の里&天羽プロジェクト」2025年6月21日(土)第1部:10時〜12時(一般の方向け)第2部:13時〜15時(18〜25歳の学生向け)📍オンライン(Zoom開催)/参加無料交通事故の危険性、命の大切さ、そしていま社会で深刻化する「誹謗中傷」について――今回は、交通事故遺族である私たちが、自らの経験をもとにお話させていただきます。交通事故で家族を亡くしました。さらに最近では、未成年の女子中学生からあいの会へ威力業務
横浜江口交通事案2023年11月10日、横浜市青葉区美しが丘の交差点で、信号を守って横断歩道を渡っていた江口文明さん(当時59歳)が、右折してきた乗用車にはねられ、翌日、帰らぬ人となりました。雨の中、買い物帰りの妻を迎えに行く途中の出来事でした。江口さんのご遺族は、突然の出来事に戸惑い、哀しみのなかで葬儀や日々の暮らしを何とか乗り越えてきましたが、その後の裁判において、さらに深い苦しみを味わうことになります。初公判2023年11月10日、横浜市青葉区の交差点で、ご主人の江口文明
妻と別れてからどれだけの時間が過ぎただろうあの日は変わらないまま時は止まったまま動き出す事は無さそうだ現実の時間と流れの時間仲の中妻への想いは何も変わらない別れは辛く悲しもの当たり前のことそれでも私が出来ることは伝え考え共有するきっといつか無くなる事を信じてる何時までも愛していますお誕生日おめでとう
記事について柳原三佳さんが執筆されたこちらの記事(JBpress「“大事故”を起こしたのはあなただったかもしれない」)では、2008年に埼玉県熊谷市で発生した飲酒運転による9人死傷事故が取り上げられています。この事故こそが、私たち家族が巻き込まれた事故です。当時、私の義両親は命を奪われ、弟と妹は重体・重症という、言葉では言い表せない状況に置かれました。あの日から私たちの人生は一変し、今もなおその影響と共に生きています。この事故もまた、運転手が飲酒をしていたにもかかわらず、同乗者2名
2008年の事故を経験して思うこと2025年5月6日、NHKで報じられたひき逃げ事件のニュースを見て、2008年に私たち家族が被害に遭った交通事故の記憶がよみがえりました。報道によると、運転していた男性が飲酒の疑いがある状態で人をはねて、そのまま逃走。車には同乗者もいて事故直後にパニックになり逃げたと警察に出頭してきたそうです。このようなケースでは、運転手には危険運転致傷罪と救護義務違反(いわゆる“ひき逃げ”)が問われる可能性がありますが、私が注目したのは「同乗者の責任」です。実は、
交通事故が増加する?「アメリカの車には歩行者を守るための基準がない」ということを知りました。関税交渉の中で、もし日本がアメリカの基準をそのまま受け入れてしまえば、交通事故、特に歩行者が被害に遭う事故が増えるのではないのかそんな不安を感じています。悲しい交通事故の歴史が安全を作る私自身、交通事故で家族を失った経験があります。だからこそ、車の安全基準がいかに大切か、痛いほどわかります。日本では、ボンネットを柔らかくして頭部への衝撃を和らげる構造や、自動ブレーキの搭載、車高が高く死角
見えない手に支えられて——チャリティーTシャツに込めた想い4月21日から始まった、ジャミンさんとのコラボチャリティーTシャツ。その布には、ただのデザインではない、私たちの“道のり”が縫い込まれています。交通事故は、すべてを一瞬で変えてしまうものです。その悲惨さを、言葉で完全に伝えることはできません。時間が止まり、音が消え、季節の巡りさえ感じられなくなる——そんな日々がありました。けれど、そんな暗闇の中でも、知らない誰かの声が、心を支えてくれることがあります。SNSで顔も名前も
感謝第一目標を達成することができました。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。そして今、新たに第二の目標ができました。それは、より多くの方に「交通事故によって受ける心の苦しみや悲しみ」だけでなく、「なぜ交通事故が社会にとってこんなにも恐ろしいものなのか」を知っていただくことです。子どもの心交通事故は命を奪うだけではありません。重い障害が残ることもあれば、その人の将来を大きく変えてしまうこともあります。大人だけでなく、小さな子どもでさえ深い苦しみを抱えます。うま
この記事を読み、交通犯罪の遺族として、また関東交通犯罪遺族の会の代表として、深く頷かされる部分と、胸を締めつけられる思いでいっぱいになりました。交通事故という言葉の響きは軽く聞こえるかもしれませんが、実際には命を奪い、人生を一変させる「交通犯罪」です。たとえ加害者が未成年であっても、故意性がない事故であっても、遺族の悲しみや苦しみが軽くなるわけではありません。記事の中で指摘されているように、「前科がない」「未成年だから」「親の監督が期待できる」などの理由で量刑が軽くされ、執行猶予が付く現状は、
交通事故のニュースは毎日見ますが、交通事故にまさか自分が合うと言う事は誰もが考えていないと思います。もちろん、私自身もそうでした。小さなお腹の中の命を交通事故によって奪われ、物損として処理をされるこの苦しみは、誰もが理解できるものではないと思います。相手にとっては不注意の一言だけだったかもしれません。ですが、決して不注意で命を落としていいわけではない生まれる前の命は、物として扱われる、この苦しみは親だからこそわかる辛さだと感じました。