ブログ記事493件
1970年(S45年)大阪万国博覧会が開催され、この万博観光客を目当てに上演されたのが「四季の踊り絵巻/ハロー・タカラヅカ」、タイトルからして初見の客向けということが判る。この公演で麻実れいと一緒に初舞台を踏んだ56期生は70名もおり、その時の首席が夏川るみ(小柳ルミ子)だった。公演終了後に即退団し芸能界デビューしたのだが、本当は音楽学校卒業時点で辞めたかったそうで、せめて初舞台だけでもと説得されてしぶしぶ出たそう。麻実は当初星組に配属となり、翌1971年(S46年)「ノバ・ボサ・ノバ
第1幕はロシア、第2幕はパリを舞台に豪華絢爛な世界が繰り広げられる、ロマノフの秘宝を巡る物語。ロシア調の重厚な美しさと、フランス調の軽やかな美しさがどちらも楽しめます。舞台中央に大きな盆、それを挟むように小さな盆が二つ。さながら、芸劇のオルガンみたいな大道具です。そして、最近のミュージカルではお馴染みのプロジェクトマッピングですが、舞台奥のホリゾントだけでなく、サイド二つの盆上の装置にも投影。一気に立体的になります。そして、回り舞台の動きに合わせて背景の視点も変わるし、何よりも映像のクオリ
コロナの影響で3月9日が初日となった『アナスタシア』。劇場エントランスでは一人ずつ体温を測定され、チケットもぎり嬢の隣りには消毒液を抱えたスタッフ。館内は飲食物の販売は中止、オペラグラスやブランケットのレンタルも中止という物々しさ。それでも「上演しなければ」という使命感と、「こんなご時世だからこそエンターテインメントが必要だ」という精神衛生上の渇望から舞台も客席も「何としてもこの作品を成功させなくては」という一体感のある空間でした。タイトルロールの木下晴香は21歳になったばかりの女の子です
この年の初舞台性70期からは雪組娘役トップの紫とも、男役スターで大輝ゆう、宝樹芽里など、娘役では羽根知里に元雪組副組長灯奈美、長く星組組長を務めた万里柚美、作家野坂昭如の娘花景美妃や乙原愛、桂あさひ、詩乃優花らがいた。年明け1~2月は星組「祝いまんだら/プラス・ワン」の和洋レビュー二本立で幕が上がった。峰さを理は前年11月に東京公演「アルジェの男」でトップ披露公演を果たしていたが、改めて南風まいを相手役に大劇場披露となり、二番手に山城はるかその下にに日向薫と紫苑ゆうという体制となった。
この年の71期生は才能豊かな様々な人材がそろった学年となった。トップになったのは花組愛華みれ、月組真琴つばさ、雪組(後に専科)轟悠、星組稔幸と同時期同期4人がトップの座を占めたのは有名な話。娘役トップは鮎ゆうきがいた。男役には橘沙恵や元月組副組長光樹すばる、娘役では花組に華陽子、香坂千晶、夢乃千琴の三人、月組組長だった夏河ゆらは初の組長寿退団を成し遂げた。宙組副組長だった貴柳みどりは退団後ホテル支配人に、能舞三子は退団後TVキャスターに転身、雪組には朝霧舞もいた。年明け1~2月雪組「花
今週のビバタカラジェンヌ、何と1984年「風と共に去りぬ」の実況LPからの抜粋放送でした💕。・「君はマグノリアの花の如く」・「私とあなたは裏表」・「明日になれば」・「愛のフェニックス」・「さようならは夕映えの中で」実況版なので、ターコさんのバトラー、モックさんのスカーレット、草笛雅子さんのスカーレット2の台詞も出てきます。プロローグの歌はモサクさんのアシュレ。勿論、私はこの作品に魅了された一人で、ターコさんとモックさんが大好きで、今でも大ファンです。プリシーの毬谷友子さんも大好きで
入団時は男役だった遥くらら。『ベルばら』のアンドレに扮している。宝塚音楽学校の文化祭にも男役として出演。麻実れい・遥くらら【宝塚歌劇100周年】夢対談・麻実れい×遥くらら宝塚に感謝、宝塚を愛する皆様に感謝-スターファイル-朝日新聞社退団後も舞台で活躍を続ける麻実れいさんと、結婚して芸能界を離れた遥くららさんが夢の顔合わせ。歌劇100周年幕開けの名コンビ対談をどうぞ。※朝日新聞大阪本社発行の1月1日付別刷り紙面より、対談と宝塚astand.asahi.com■初舞台。