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ずっと改装のための閉館。今日はすぐ近くに出張でした。直帰しようとみなとみらい線の駅まで行きましたが、急に思いついて横浜美術館に行ってきました。第8回横浜トリエンナーレ野草:いま、ここで生きてるwww.yokohamatriennale.jpチケット代、市民なら200円引きでした。ネットで前売り券を買えば割引きになります。会期中なら他のに会場を見ることができます。雨だし、仕事あとで時間も遅かったからか、ガラガラ。採算がとれるのかな?閉館時間が迫っていたから急いで見ました。ラン
ご訪問頂き、有難うございます。1930年代に書かれた魯迅の作品に、「運命」と題した一文があります。現代にも通じる内容かと思うので、以下に要約して紹介します。詳細は、WEBサイト[魯迅]さんから、ご覧ください。ここに「貧乏人哲学」という言葉が登場します。これは貧乏を受け入れるようにと諭すもので、その根拠は「運命」であると。しかし、貧乏に甘んじなかった貧乏人も「結局」決して少なくはありません。「智者千慮、必ず一失あり」という、ここの「失」とは、棺を蓋(おお)うた後でなければ、一人の
皆さん、こんにちは。今回のブログ記事は前回に引き続きまして、読書批評文:魯迅『阿Q正伝』をご紹介します。本作品の主人公・阿Qは、近代化から取り残され、列強にいいように食い物にされる清朝末期の中国の擬人化キャラと言えます。彼は、その日暮らしで文盲、そして独身で疥癬持ちという、およそいいところの無い男です。しかも自尊心だけはやたらに高く、自ら「むかしは偉かった」ということを吹聴しては他人を軽蔑してばかりいるので、生活している「未荘(ウエイチワン)」という村の住民からは煙たがられています。