ブログ記事745件
久しぶりにテーマ「テレビ/映画」で記事を書いてみたい。昨年は1回しかやらなかった。それも、NHKのニュースがプロパガンダやってたぞーという異例な書き口のやつだけ。通常このテーマでやってるのは、そういうのじゃないんです。もっとフツーに、見た番組や作品のレビューを綴るやつ・・・・・・まぁ、うちでやったらフツーじゃ済まなくなるんですけども。(;´▽`A``このブログを始めた当時のことを思えば、本来ならテレビや映画のネタが中心になっていくんだろうなーとイメージしていたはず。それが実際には意外と伸
☆大正から昭和の日本の大衆音楽界を駆け抜けた天才笠置シヅ子は、その底抜けの明るさと突き抜けるような美声で人気を博した♪彼女の代表曲と言えば東京ブギウギ、まさしく終戦直後の日本の代表曲となりました。もちろん彼女の楽しげな踊りの振り付けも、当時の人々の心を鷲掴みしました♪また香川県出身の彼女は関西弁の歌もヒットさせました、買物ブギと言う大ヒット曲です!“わてホンマによう言わんわ”と言うファンキーなフレーズが、今も耳に残りますね♪歌詞も貼っておきますが、差別用語が含まれてますので一部訂正し
こんばんは。好きな俳優・エッセイストの故高峰秀子さんの生誕100年企画ということで、昨日、東京京橋の国立映画アーカイブで上映された「銀座カンカン娘」、観て来ました。高峰さんとNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の福来スズ子のモデル笠置シズ子さんが共演した映画で、敗戦後4年の8月に公開の67分のコメディドラマ。ウィキペディアによると、以下の通り。銀座カンカン娘-Wikipediaja.wikipedia.orgこの作品を観るのは(テレビを含め)私は初
あいかわらず古い本をあさっております。「サンデー毎日」昭和12年11月21日號まず……デカい。↓↓右隣の水色の冊子の大きさがA4なので……B4かな。戦前サンデー毎日は。当時のアサヒグラフも同じサイズです。カラー印刷ですが、「カラー写真」ではなくて「印象派の絵画」ですね。このタッチは。ちなみに江川なほみさんという方。新興キネマの女優さんらしい。内容。水久保澄子の離婚について触れてまして……というか、これ目当てで買った。最近の有名な野球選手の結婚と
前回の映画『名もなく貧しく美しく』からの繋がりで高峰さんのご本から興味深いお話をご紹介しますね。『名もなく・・』は1961(昭和36年)に封切られた作品ですがこのとき、この2年前にご成婚された当時の皇太子殿下と美智子さま他、皇族の方々が劇場でご覧になったそうです。二階正面の前列にお二人がお並びその左右に高峰さんとこの映画の監督でありご主人である松山善三さん。その他、皇族がた、女官、侍従など皇室関係者私服の警護の人たちで後ろの席までぎっし
5月5日まで国立映画アーカイブにて日替わりで高峰秀子出演映画を上映しています。私が見た問題作「阿片戰爭」も4月30日と5月3日に上映します。興味がある方足を運んでもいいと思います。私は別に企画者の回し者ではありません(笑)。ただこの映画は戦前に米英への交戦意欲高揚のために作られた映画でして、かなり問題があり見る機会が少ない映画です。貴重な機会です。日本映画傑作全集「阿片戦争」
ちょっと前ですが12日高峰秀子さんが出演している「阿片戰爭」見て来ました。高峰秀子さんがこの映画に出演しているのを知ってずっと見たいと思っていました。阿片戦争。清朝末期阿片を禁止する清朝の法律を無視してイギリスが阿片の密輸入を続けたため結局戦争になりました。この時イギリスに対抗した官僚が林則徐です。戦争はイギリスが勝ち責任を取らされた林則徐は左遷されましたが、今尚民族の英雄です。「なんで阿片戦争で高峰秀子なの」
今年は日本映画史に多大な足跡を残された名女優「高峰秀子」さんの生誕100年の記念の年になります。それに関連して、様々なイベントや特集上映が各地で開催されています。僕も時間があれば高峰さんが主演された作品を観返しているのですが、今日は1961年度「芸術祭参加作品」で1962年、第34回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた木下恵介監督の『永遠の人』を久しぶりに再鑑賞したので感想を書いておこうと思います。『永遠の人』1961年松竹作品《スタッフ》◎監督・脚本・製作:木下惠介
「娘・妻・母」★★★娘・妻・母Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}1960年5月21日公開/カラーシネスコ/122分/東宝/製作藤本真澄脚本井手俊郎・松山善三監督成瀬巳喜男撮影安本淳美術中古智音楽斎藤一郎出演-原節子・高峰秀子・森雅之・宝田明・淡路恵子・団令子・三益愛子・仲代達矢・草笛光子・小泉博・杉村春子・中北千枝子・加東大介・上原謙・太刀川寛前作「女が階段を上る時」から4ヶ月後に公開された成瀬監
◆はじめに読んでくださっている皆様、大変ご無沙汰しております。ブログ書くのに、どんな忙しくても一ヶ月に一回は何としても更新しなきゃと思っておりましたが、中々出来ず状態で、この調子だと季刊ペースじゃないかと焦りつつ・・・そんな季刊ペースも怪しい状態になりそうなので映画紹介記事を始めたころに書いたメモを引っ張り出し、今回はそれを仕上げる形でいきたいと思います。◇十年を一昔というならば、で始まる映画がある。その作品は、もう七昔も前のものになります。壺井栄が書いた小説
映画『細雪』(1950年)の阿部豊監督は、メジャーリーグの大谷選手のように渡米して、ハリウッド映画で日本人俳優として活躍した後、戦争中は、映画『燃る大空』(1940年)、映画『あの旗を撃てコレヒドールの最後』(1944年)など今観ても単なる国策映画ではない普遍的な愛国心に貫かれた傑作を監督されて、戦後も日活、大映、東宝、新東宝で数多くの名作を撮られこれからニッポン映画の黄金時代がふたたび到来した時にニッポン映画の歴史に燦然と輝ける名監督として必ず脚光を浴びると思い
高峰秀子と黒澤明の関係を、後輩助監督・堀川弘通から見た目で、つづった❗️その裏の真相まで❗️⚫︎映画監督・堀川弘通の本『評伝黒澤明』から引用(第11回ドゥマゴ文学賞受賞)〜〜本の帯/世界のクロサワを支えた名監督が明かす巨匠の知られざる人生像映画『馬』の「曲がり家」のセット撮影は、1ヶ月近くかかった。山本嘉次郎組の撮影風景を紹介する。父親の藤原釜足が黙々と、縄を編んでいる。冬の夜である。娘役の高峰秀子が馬に飼葉をやっている。母親役の竹久千恵子が一人ガミガミ、子供たちを怒鳴り散
傑作の登場。って、登場したのは1960年なのだ。ああ、いっそ世界遺産に登録したい。銀座で生きる女たち。ママはいつも汲々としている。お店の売り上げや売掛金の回収などで。華やかさもたっぷりあるから、目にうっとり。その陰で、必死に見栄を張る女たちの姿だ。遠い暮らしのようで、とても近くに感じる。光の当たる商売を虚勢で乗り越える彼女たちが、勇ましくも物悲しく。切なくも、頼もしい。つくづく、成瀬巳喜男監督は女性を描くのが上手い、上手すぎる。ここに来て、当方
町工場を経営する川瀬の一人息子・武志が不良少年に刺されて死んだ。少年にさしたる動機はなく、誰でもいいから人を殺したくて犯行に及んだという。一時は怒りと悲しみに憔悴しきる川瀬ではあったが、やがて一念発起して被害者遺族の保証制度を国に訴えかけていく、、。こちらは1979年公開の松竹映画でありますたまに日本映画を観たくなるのですが、なかなか興味のある作品が置いておらず、最近の作品も観ねば、と思うのですが、三池崇史作品や、堤幸彦作品のようなものばかりで観る気