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こんにちは。本日は、日本海軍の防暑作業帽をご紹介いたします。昭和13年7月に事変の長期化を予測し、正装・礼装・通常礼装の使用を停止した。半袖開襟シャツに半ズボンの防暑服は昭和8年からテストしたが、13年に淡茶色の防暑衣袴を「防暑作業服』、布製の帽子を「防暑作業帽」の名で、揚子江流域・南支・台湾・南用方面にある艦船・部隊へ渡している。●昭和12年下士官防暑作業服(中央)防暑袴は白色の半ズボンで、銀色金属バックルで締める布製のベルトが付属する。防暑帽は白色布製、6枚
こんにちは。本日は、兵庫県加西市鶉野飛行場跡に建つミュージアムsoraかさいで先任搭乗員をされている坂本氏より、着装写真をいただきましたのでご紹介したいと思います。今回は、搭乗の際に身につけている装備品について見ていきたいと思います。~2024.12.7soraかさいにて~A~Oまでそれぞれ見ていきましょう。A鷲の目型遮光(偏光)航空眼鏡乙眩しさをカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すように作られた、特殊カラーレンズです。当時もこ
こんにちは。本日は、静岡県T.K様より日本陸軍航空頭巾二種の製作依頼をいただきましたので、ご紹介したいと思います。日本陸軍航空頭巾二種(夏用)●山羊革・・・焦げ茶色●サイズ・・・59cm●昭和17年頃の飛行帽を再現●通常ステッチ今回は、昭和17年頃の飛行帽を再現いたしました。特徴は、眼鏡バンド通しが耳カップにかからずに後ろ側に取り付けられています。ここで、航空頭巾二種(夏用)に合わせた2タイプの航空服姿を見てみましょう。●
こんにちは。本日は、戦地に赴く兵士に送られて(贈られて)いた「お守り人形」について書いてみたいと思います。軍装品ではありませんが、再現するにあたってなくてはならない、忘れてはいけないものだと思っております。慰問人形に笑顔を見せる兵士たち三角兵舎で、全国の女学生から届いた慰問人形を手にする特攻隊員私は普段さまざな軍装品について研究しておりますが、こういった人形について気に留める事なく過ごしておりました。ですが、兵隊さんたちを見ていると、当時の写真に人形を身につけておら