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このたびオールドリボンマイクAIWAVM-15(1950~1960年代)の修理をおこなう機会がありました。これはその全記録です今回のAIWAVM-15(はじめに)このマイクは現在でもホールやスタジオ機材として目にすることのあるリボンマイクとして有名ですが、あるホールの音響をやっておられた私の恩人からいただきました。最近ではヤフオクなどでひんぱんに見かけます。(同一デザインのVictorMV-104LはAIWAOEM品です)しかしこれら経年によりコンデシ
MarklevinsonJC-2プリアンプ1974年アメリカ合衆国¥580,000――研ぎ澄まされた鋭敏さ、音の伝道師マーク・レビンソンの鬼気迫る音への執念が作り上げた再生芸術。アグレッシヴでスリリングな「弾ける音」がする。すさまじい迫力に溢れる初期のレビンソンサウンド。限界まで張り詰めたような際どく過激な音色に含有するある種の危うさがレビンソンの狂気と呼ばれている。細部まで神経が払われ徹底的に作り込まれた硬質の美は迫真を感じさせるものが
リボンマイクが見直されて、そのブームが始まったのはいつのことだっただろうか・・・それはどうも「ネオジウム磁石」の登場・普及と一致しているようだ。★(ネオジウム磁石:1982年日本で発明、1985年量産開始そして普及へ)これにより従来の構造にみられた鋳物や鉄の塊の大きな磁気回路は消え、代わりにネオジウム磁石を向かい合わせただけの単純な磁気回路に変化した、もはや「磁気回路」とは呼べないかも。【温故知新】新しいテクノロジー採用にあたっては鉄則がある。「関連する旧技術」には意外な秘密があ
どうも、どうもー!よっちゃんです(^∇^)さてさて、前回のこのブログ読んでいただけましたか?今回はこの一条工務店さんからもらえる図面に『追加』がありましたので、再度リブログです。( ̄ー ̄)ニヤリこれ以上、何がもらえるのー?と思いますが・・・『もらえるんです!』( ̄ー ̄)ニヤリで、頂いた図面がこちら!!!『電源回路図』!!!ジャジャーン!!!先ずは1階!!!そして2階!!!どうです?皆さんもらってますか?この図面?私は熱烈要望して、仕上げ工事担当の5ね
左右セットの小型パワードスピーカーで2016年発売と、うちのブログ記事では珍しくバリバリの現行商品。しかし外箱に打痕があり、本体背面のボリュームの軸が曲がっています。売り主によると通電はするが音は出ず、修理できるかわからないのでジャンク品として売るとのこと。保証は効かないが破損箇所以外は限りなく新品です。もったいない。曲がったボリュームを回すとぐるりと一周してしまいます。ロータリーエンコーダ?まさかなあ。アンプが入っているアクティブ側(L側)の裏蓋を外して分解開始。小さい基板はBluetoot
音屋の間で『音屋』と暗喩されるサウンドハウス、音屋でこの会社を知らない者はいない。品揃えは多く、出荷は早く、高価な音響機器だけでなくPAやスタジオで使う変換コネクタやラックなどを格安で用意してくれる所が素晴らしい。自分もよく利用している。そんなサウンドハウスであるが、千葉県成田市の物流団地内にある実店舗へ行ったことがある音屋はあまりいないと思う。広いショールームに展示してあるデモ機に触れる他、対面式のカウンターで在庫商品を注文し、持って帰ることができるのだ・・・。そこで買ってきたのがCP
ライブの現場に於いて業界標準のマイクと言えば、SHUREのSM58でしょう。いわゆる【ゴッパー】というやつですが、これがなぜ業界標準なのかと言えば、・頑丈である・価格が高くない・SM58を「音の入り口」と想定して設計されている音響機器が多いこれは僕が尊敬するエンジニアさんが2年ほど前にFacebookの記事に書いておられた内容から引用しています。更に引用すると、この記事の結論は「ゴッパーで歌えないやつは、歌えない」ということだそうです。スタンダードがスタンダードである理由っ
はい。買ってしまいました。先日IBANEZSDR1000の修理をした時の疑問、同じ機種と言われているSDR1000とMU-R201はどれくらい違うのか。それを確かめたくなったのです。ハードウェアとしての音質は同じはずなので実用性というよりは完全な好奇心。両機を並べた写真って意外と無いのでは?こうして眺めるとフロントパネルのデザインも事前の想像以上に違います。電源スイッチとバイパススイッチの位置は完全に逆だし、電源スイッチ自体もSDR1000はプッシュ式でMU-R201はシーソー式。メーター
某社の放出品で新品不良と判断されたらしいSHURESRH840が安価に売られているのを見つけました。SRH840はモデルチェンジして現在は2代目になっていますが入手したのは旧モデルです。まともに買えば2万円以上する高級ヘッドホンなのですが箱や付属品の交換用パッドも付いてお値段は4千円ほど。旧モデルはネック部品がプラスチック製で破損しやすい傾向があるようで、入手したものも破損していましたがまだ原型を保っており使える状態でした。3Dプリンター用のデータサイトに該当部品のデータがあり、3Dプリンタ
前回のリモートコントローラーCSR-1の修理に続き、後期型本体の修理を試みました。■ACアダプターの購入欠品していたACアダプターは汎用品を購入しました。STD-15026(ATS040T-A150)15V2.67A出力です。トモカ電気ラジオデパート店で購入。このアダプターを使うことで、特にノイズなどは感じません。■本体の修理本体の構造はフロントパネルとリアパネルの二つのコの字型の金属板で内部の基板を固定する仕組みで分解のためには全てのツマミやジャックのネジ止めを外す必要があります。
USB-AudioとBluetooth機能を搭載した中国製の安価なミキサーBOMGEBMG-04Dを購入しました。ここで言う所の中華ミキサーとは、欧米の既存音響ブランドが設計したものを中国が製造したOEM製品ではなく、現地ブランドが自社製品として設計製造したものです。数年前の『YAHAMAes事件』(見た目がYAMAHAMGシリーズにそっくりな中国製アナログミキサーがYAHAMAesという紛らわしいブランド名で販売されていたがYAMAHAから訴えられたらしく消えた。ただし作っていたと思われ
このスピーカーについては3年前にも記事を書きました。TOAF-600SRレストア(1)TOAF-600SRレストア(2)TOAF-600SRレストア(3)TOAF-600SRレストア(4)TOAF-600SRレストア(5)また同じスピーカーを入手しましたので、レストアというほどではありませんが、同じ手順で軽いメンテを行いました。内容が重複していますので、修理方法の詳細については上記の記事をご参照ください。PAをあまりやらない当家ではなかなか出番がない製品で、それ
2021年8月3日に茨城県牛久市のハードオフで購入しました。思い返せばこの店、自作スピーカー関連の在庫が多かったような気もする。本機はジャンク品コーナーの楽器系音響機器が置いてある中にあってお値段は6000円。値札には「音は出ました」と書いてありました。動作が期待できない状態なら6000円は高いが、まあ音が出てるなら、と購入。だがしかし。持ち帰って通電するとLED類は点く。ボタンを押すと操作に反応もする。しかしデジタル信号を入力してもヘッドホン/アナログ出力共にものすごいノイズまじりの音です。
■FIFINEK8おそらく国内のプロ音響技術者には現時点でほとんど知名度が無いであろうマイクブランド、FIFINE(ファイファイン)社のダイナミックマイクです。ハードオフのジャンク箱の中にありましてお値段は1000円でした。手に取ってみるとずしりと重く、金属製で造りが良さそうに見えたので興味が湧いて購入したものです。ネットで調べてみたところ、FIFINEは中国の新興マイクメーカーで、K8の他にUSBコンデンサーマイクなどの製品があり、動画サイトでゲームの実況配信などを行っている人々の間では
5バンドステレオ仕様のPEQ(パラメトリックイコライザー)です。モノラルにすれば10バンドで使うこともできます。元々は「片ch音出ず」ということで、一昨年に開催した音響機器の修理ワークショップの題材として取り寄せたのですが、プッシュスイッチの接触不良が原因で回路自体は生きている事が判明したので、はんだ付けを伴う本格的な修理を見るための題材としては不適、とその後放置になっていました。今どき単体のPEQを現場で使う機会も少ないのか、ジャンク品にもかかわらず全体的な使用感は少なく程度は良いです。分
先日、韓国の有名音響機器の輸入、流通の専門会社の”サウンドキャット”から、インタビューを受けました!今までの音楽生活のことや、ノードキーボードについて語っていますので、見て下さいね!http://soundcat.com/archives/15542byJoondongLee
■Windows11(64bit)でLUB-SC2+SDT-9000を使う方法はないのか?結論から書くと条件付きで使えました。条件とは「等速再生ができないのでWaveDATによる音楽再生には向かないが、内容のキャプチャはできる」という点です。等速再生ができないボトルネックがLUB-SC2側にあるのか、使用したPCのスペックを上げれば解決する問題なのか現時点では不明です。【使用機材】・ノートパソコンHPProBook450G3Windows11Pro64bit(21H2build
thekinksthekinks-youreallygotmethekinks-youreallygotmeyoutu.beリアルタイムの世代ではないけども🌠🎉40年くらい前oldiesと呼ばれていてよく聴いたなぁぁぁ当時は高性能アンプで聴いていたからか……これがHardrockの先駆けか!!と感動しまくりだったけど……今聞くと音が薄いね貧弱な音響機器のスマホのせいなのか当時の貧弱なスタジオ録音機器のせいなのか今時なコテコテの分厚い音源に慣れてしまった
東京新宿御苑花桃photoby黒川宏一音響設備の工事・設計/映像・音響機器設置工事|ATS株式会社ATSは、音響設備・映像設備のシステム設計からスピーカー・プロジェクター・デジタルサイネージなどの映像・音響機器設置工事まで、お客様のご希望、予算に合わせ機器ごとにべストなメーカーを選定し対応しています。ats-avs.co.jp工場騒音対策/機械室・工場などの防音対策工事工場騒音対策、防音工事・測定調査、
以前イヤーパッド交換で記事にしたサウンドハウス(クラッシックプロ)のCPH3000をその後も使っています。より高級なヘッドホンと比べると高域の解像度こそ劣るものの値段の割には良い音で気軽に使えるので利用頻度が高く、だんだんくたびれてきました。2017年に購入しているので7年ほど使っていることになります。ヘッドバンドの汚れがだいぶ目立ちます。人前に出すのがちょいとはばかられるレベルです。プラグの付け根のケーブルが伸びて断線しそうなのでテープで保護しながら使っています。もともと安価な製品です。
ジャンク品ばかりを扱っていると、傷ってあまり気にならなくなります。自分の物であると、尚更気にしません。気にしない・・・・・・・気にしないようにしている・・・・・・・・気になるわな(笑)8000番ペーパー掛け。小傷が増える(笑)コンパウンドを使用します。完成。ま、俺のやる事ですからこの程度です。試聴です~音が良くなるわけはないけれど、気分は良い(笑)デンオンのトーンアームを使用です。