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《新古今和歌集・巻第八・哀傷歌》815小野宮(をののみや)右大臣身まかりぬと聞きてよめる権大納言長家(ながいへ)玉の緒(を)の長きためしに引く人も消ゆれば露にことならぬかな☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆小野宮右大臣が亡くなってしまったと聞いて詠んだ歌権中納言長家人々が、命の長い例に引く人でも、亡くなると、消えやすい露とすこしも違わないことよ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日の御製は(露)です。********をしへある庭にさきたる撫子の花は露にもみだりざりけり(露)庭に撫子の花が咲いている。夜露がおりると重さに耐え切れず、花が痛んでしまうことがある。しかし茎がしっかりしているものは、梅雨の重さを受け止めて、花を乱すことがない。同じように、きちんと教養を身につけた人は、常に自分自身を正しく保つことができ、何があっても乱れることがない。解説:土居裕(引用了解済)※土居裕著「レイキ実践者の
霜が降りた朝、こうして野の草にザラメ状に付いた霜も美しいが、更に、気になって探すものがあります。それは……『凍露』(FrozenDew)気温が下がると空気中の水分が露となり、気温が氷点下以下に下がっってその露が凍ったもの。寒い中でも、こうした楽しみを探しています。
《新古今和歌集・巻第五・秋歌下》471秋歌の中に太上天皇野原より露のゆかりを尋ね来てわが衣手(ころもで)に秋風ぞ吹く☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆秋歌の中に太上天皇野原から、露の縁である涙を尋ねてきて、わたしの袖に秋風が吹くことだ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎《和歌コードで読み解いた新訳》✴︎