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「うなぎの寝床」と称された夕張市。その中心部から西隣の栗山町を経て北海道の行政・経済の中心地であった札幌・小樽に向かうには夕張鉄道か、北海道道札幌夕張線を経由しなければならなかった。夕張鉄道は平和・新二岐間で夕張山地の西縁部を横断するため3本のトンネㇽと錦沢のスイッチバックで標高差を克服していた。一方道道の方には「二股峠」があり、明治の炭鉱開発以来夕張炭鉱への重要なルートで古くは留辺蘂峠と呼ばれていた。・絵はがき炭都夕張1957年頃・二股峠と夕張鉄道が記載された地形図・二股峠
私たちが住んでいるのは道北の田舎町、美深町の中でも北のはずれ近くに広がる地区。そこに造られた町営のコーポラティブハウスに居を構えているのですが、この家の前を一本の道が通っています。道道(北海道が管轄する道)118号美深中川線です。この道、名前が示す通り私たちが暮らしている中川郡美深町と隣町である中川郡中川町とを結んでいます。いや、結んでいるはずです。でもね、その道にはこんな看板が立っているんだな。不思議だ。中川と佐久に続く道だと表示しながら
今年の9月17日に行われたコンターサークル-Sの旅を紹介します。「廃道と化した支笏湖西岸の道道78号線を歩く」図0.国土地理院「ようこそ電子地図へ」より0.はじめに道道78号線は、国道453号線のオコタン分岐点から恵庭岳の西、オコタンペ湖の東を通って支笏湖北岸奥潭(おこたん)に出、支笏湖西岸を通り、美笛で国道276/453号線に至る16.2kmの道。地図で見るかぎり札幌から旧大滝村方面に向かう短絡路ですが、ダートがおおくを占め時間的には短縮効果はあまりない道。ただ支笏湖西岸の