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吉原を歩くちょっと久々、吉原を歩いてみようと思った。理由はもちろん、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の舞台設定が、化政文化繁栄の一躍を担うことになる蔦屋重三郎と彼の育った吉原遊郭ということで、全話見れているわけではないけれど、前に歩いた洲崎パラダイスの跡地めぐりのように、今どんな風になっているのか歩き回ってみたいなと。まずは下調べとして、吉原がどんな歴史を歩んできたのか調べてみました。元吉原最初に吉原遊廓ができたのは江戸時代初期の元和三年(1617)、日本橋
雨の土曜日いつもと同じような時間に出発箱根の旧東海道、畑宿(間の宿:宿場間の距離が長い、峠越え等の難路である等、旅人に多大な負担を強いる地勢があると、このような地点には需要に応える形で便宜を図る施設が自然発生的に興るものであるが、そのようにして宿場と宿場の間に興り、発展した休憩用の施設が「間の宿」である。ただし、宿場としては非公認であって、公式には宿ではなく村もしくは町とされ、旅人の宿泊は原則禁じられていた。それ故に旅籠(はたご)は存在しないし、駕籠や人足、伝馬を扱う問屋場もな
江戸の髪結い髪結い(かみゆい)は、江戸時代から明治にかけての理髪業に従事する人を総称する言葉で、現代の理容師のことです。男性の髪を手がける男の髪結いで、「髪結い床」という自分の店を持つものは床屋とも呼ばれましたが、女性の髪を手がける女髪結いは遊廓(遊女は上得意だった)や、顧客の家を訪問していました。「床屋」では男性の髪結い、「女髪結い」では女性の髪結い。男性の髪結いは、月代が広まった室町後期に一銭程度の料金で髪を結い月代を剃りました。「一銭剃」(いっせんぞり)が起源です。
ドラマネタバレです。ドラマ吉原炎上観月ありさネタバレ~その1吉原炎上は以前記事にした映画の方の吉原炎上ネタバレ・あらすじ・感想・疑問という記事が、このブログではけっこう読んで頂いてる方です。こっちは1987年公開の名取裕子主演の東映映画。観月ありさが主演のこちらのドラマ版では、吉原という土地の詳しい解説から始まります。その他に、映画とドラマで何が違うか?と言えば、実在の人物が主役なので、大筋ではストーリー的な大きな違いはないと思われますが、年齢制限をかけられないテレビドラマの
和文化・おもてなしマナー講師の安達和子ですNHK大河ドラマ「べらぼう」で興味が湧いた「遊郭」なぜ「遊廓」と呼ばれるのでしょうかそれは「遊廓」が、堀や塀で周囲から区切られていたことに由来するそうですよ~ドラマにもよく出てくる「大門」吉原遊郭の出入り口は基本的に「大門」だけだったようです吉原遊廓をぐるりと囲んでいたという「お歯黒溝(おはぐろどぶ)」は当初は幅五間(約9メートル)もあったそうですよこのような構造から公許の遊里は城郭(城の周囲に設けた囲い)にみ
和文化・おもてなしマナー講師の安達和子ですNHK大河ドラマ「べらぼう」にも美しい花魁が出てきますが…吉原遊郭にいる遊女の中でも最高位の存在です花魁には自のルールも存在していて気に入らないお客を断ることもできたといいます。また、正式に花魁の相手と認められたお客は別の遊女に浮気することは許されなかったと言われています。では、なぜ「花魁」というのでしょうか諸説あるようですが花魁の妹分たちが「おいらの太夫(たゆう)でありんす」「おいらの姉さん」などと言っ
「大阪市北区曽根崎の名所の法清寺、露天神社には遊女の言い伝えがあり、ヒントでもあります。遊女を妊娠させて子供を奪い、松取りの犠牲にする仕組が浮かびます。昔から金儲けのために女性を封印して子供の命を奪う深くて大きな闇が潜んでいたと感じます。」大阪ビル火災事件が起きた大阪市北区曽根崎の地で注目した名所が「法清寺(ほうせいじ)」と「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」です。法清寺(大阪市)-Wikipediaによると、『法清寺は、大阪府大阪市北区曾根崎に位置する日蓮宗の寺院である。山号は光智山。旧
「赤い袖先」とは、まるで別人!ジュノが男妓生を艶やかに演じる「色男ホセク」皆様、こんにちは。昨夜は、韓流時代映画「色男ホセク」を視聴しました。2BMのジュノさんが主演です。朝鮮初の男性妓生を演じています。あくまで私が感じたことですが、この男性妓生と言うのは、今風に言うとホストといったところでしょうか。その定義はともかく、ジュノさん、相変わらず、演技がうまいですね。赤い袖先のイサンとは、また全くの別人のように見えました。
本放送は見たけれど、ダンスバトル(けんか雀)と終盤が良かったので、また土曜日午後の再放送を観ようかと思ったら大リーグの野球中継。あれ?始まらない、と思ってテレビのリモコンで番組表示から選び直したら「べらぼう」になった。やってたのか!ちょうど「俄(にわか)」の祭り開幕のところでした。大文字屋と若木屋の喧嘩雀踊り☆ダンス・バトルに間に合った。二階から見ていた松の井とうつせみに、「花魁たちも早くおいで」と下に降りようと誘ったお客さん。花笠
美人デリヘルちゃんに会いました。彼女は、月に一度、地方に10日間やってきて、また帰ります。彼女を待っている男は多く、私は、彼女が帰ってきた3日目に、予約を入れましたが、彼女は、この3日間、スタートと同時に、12時から0時の予約が埋まります。姫予約と言って、お客様の予約を姫が直接取って、埋めてしまいます。1日12時間で、何人相手するのでしょう。おそらく、1日5から8人、10日で、80から100万は稼ぐと思われます。なぜ、直接、パパ活しないのか疑問でしたが、安全が確
4月6日に太秦映画村で年に数回だけ開催される大人の為の夜遊びイベント太秦江戸酒場〜夜桜花吹雪〜UZUMASAEDOSAKABAに行って来ました初めて行ったけどこれは最高のイベントやで!入場は18時からなのでまだ少し明るい内から映画村に入ります映画村に来たのめっちゃ久しぶり〜!場内での食べ物の購入にはこちらの小判が必要なので最初に小判を購入しました5枚綴りで3000円、小判が残ったら払い戻しもできますよ兎に角まずは腹ごしらえからやんな!最初に目に入ったお店はDo
その男は順天府の平の士官だと云う。副将の戦英と共に令宣の執務室に現れた。「将軍、連れて来ました。」「ご苦労…」下士官は畏まった様子で手を組み跪いた。「将軍、沈錬です。ご用向きは…?」自分のような一介の兵が何故呼ばれたのだろうか。副将からは行けば分かると言われていた。振り返った令宣は沈錬の面差しをじっと見詰めた。戦英も美男子だが沈錬の場合は意味合いが異なるようだ。なるほど部下たちが推薦する理由が分かって来た。ほっそりして顎の尖った華奢な顔立ち。鼻筋は真っ直ぐ通って細い。黒目が
hyodのジャケット、年々小さくなってません?wwこっちも年々育っているのは否めないが、今年の新作はジャケット3Lで腰が全く届きませんぜwジャケットのジッパーが届かん。去年買った2サイズ小さいのはとどくのに。。(伸び切ったんか?)バイク乗りは正直豚が多いジャンルだよね?(言い切った)豚はどこの服着ればええんじゃーい。うちの豚ゴリラがクシタニに変更したのはそういう理由なのかなー。私の春秋ジャケもクシタニになりましたぜ。。。クッソ重い、嫌い、着たくない。羽のように軽やかな豚用ライジャケ
沈錬は視線の端に戦英の姿を認めた。彼は何気ないふりをして近付いてくると声を落とした。「ここからはお前の力で頑張れ…仲間が張り付いているから安心しろ」今までしんがりを務めた事はあっても先頭に立った事はない。沈錬は身震いしそうになったが黙って頷いた。遊郭の裏から出ると疎水の畔に佇んで客を待つふりをした。令宣からは注意を受けていた。「身なりを見定め相当銀子を持っていそうな客に絞れ。その他は無視しろ」そんなに簡単に自分に見定める事が可能だろうか…不安ばかりが募ってゆく。「あんたの顔を
江戸時代に栄えた博多の遊郭街。旧大浜小学校(現博多高等学園)あたりにあった花街「柳町」旧地名柳町柳町とは福岡藩公設の遊郭で、周囲は塀で囲まれて遊女や武士の出入りは厳しく取り締まられていました。旧地名の柳町には古い建築がまだ残っていますが遊郭の名残はありません。柳町遊郭は、九州帝国大学設立により中央区清川に移築となり、その地区新柳町となりかなり栄えました。中呉服町から下呉服町は雰囲気あって好きな地区です。解体されていくレトロな建築(;;)呉服町にある選擇寺
落語で、言葉として分かっていても、なかなかビジュアルなイメージが湧かないものがいくつかあります。例えば「花魁道中」。JPNガラス玉なこonInstagram:"【Japan'sbestOiranDochu】江戸時代、幕府公認として誕生した遊郭、吉原。ここは江戸一番の歓楽街あり江戸文化にも大きな影響を与えました。その中心となるのが遊女です。一説には2000人~3000人もの遊女が、抱えられていたと言われています。この遊女の中でも美しさと知性を兼ね備えたのが「花魁(おいらん)」と呼
数か月前高野長英終焉の地青山表参道交差点そばのビルを訪ねました長英が逮捕された後家族は弟に引き取られようですそして娘さんは吉原に売り飛ばされ吉原で酷使されたあげく病死あるいは安政の大地震で亡くなったと言われていますが定かではありませんコロナも落ち着いている昨日三ノ輪あたりを散策しましたどうしても行きたかった場所は吉原大門跡2車線の広い通りの両端に「よし原大門」の街路灯が立っていました
江戸時代、新吉原で「伝説の花魁」と呼ばれた五代目瀬川。2025年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で小芝風花さんが演じる遊女なのですが、彼女の物語をご存じですか?五代目瀬川が活躍したのは、田沼意次が老中を務めた、いわゆる「江戸バブル」の時代。華やかな遊郭文化が栄え、遊女たちはその美しさと教養で人々を魅了しました。そんな中、瀬川という名跡を継いだ五代目瀬川は、吉原でもひときわ輝く存在として名を馳せます。しかし彼女の運命は、絢爛豪華な舞台の裏で、波乱に満ちたものでした。1
「かわせみ」に出会えた旧国鉄の中央鉄道学園跡地に造られた公園です。東山道は都と各国府を結んだ古代の交通路の一つでした。道路跡が発掘されています。国分寺市役所と東京都公文書館です。都立多摩図書館です。最後に訪れたのは、姿見の池。宿場町だった恋ヶ窪の遊女たちが自分の姿をこの池に映して見たことが名前の由来です。青い色をした鳥が見えます。かわせみのようです。こんなに近くではっきりと見たのは初めてなので、感激しました。ゴールはJR西国分寺駅でした。約6.5km、2時間3
みなさん、こんにちは!最近、NHK大河ドラマ「べらぼう」にハマっちゃってる私なんですけど、ドラマの中で出てくる"細見"って気になりませんか?実は、これすごく面白いものなんです!今回は、この"細見"について、私なりに調べてみたことをシェアしちゃいます!大河ドラマ「べらぼう」で注目の"細見"とは?江戸時代の遊郭ガイドブックの秘密まずは、"細見"について簡単にまとめてみました。これを読めば、ドラマをもっと楽しめちゃうかも!細見(さいけん)は、江戸時代の吉原遊郭のガイドブック遊女の名前や格付け
今年5月の再放送で初めて観たドラマ仁……そこに出てきた花魁……花魁の知識が全くなかった私はとても興味を持ちました✨ネットやYouTubeで吉原花魁と検索しますと出てくる出てくる花魁はかごの中の鳥……吉原は苦界……遊女は畜生以下……理不尽な言葉が次から次へと……私は実際に花魁だった人の生の声が聞きたいと思ったのでした……そんなの存在するのか……そして調べましてこちらの2冊にたどり着いた時はえ!あったんだと感激したほど!Amazonでゲ
わたし明治〜昭和初期(戦前)の遊女に興味があるんです江戸時代の遊女じゃなくてね江戸時代はあまりにも遥か昔な気がしてあんまりリアルさを感じられないから…以前も記事にしましたが元遊女の森光子さんの、吉原花魁日記と春駒日記。素晴らしい本なのですがいかんせん検閲で消された黒塗りの箇所が多い…そこに書いてあることがどうしても気になる、、、学者が書いた本ではなく、こんな感じの当時の遊女の生の声をおさめた本は他にないだろうか?とネットで調べまくった結果見つけたのがこちら。鬼灯火(ほおずき)の実は
2025年NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」では冒頭に、綾瀬はるかさんが九郎助稲荷役の花魁姿で登場して話題となった。果たして彼女たち吉原の遊女たちは一体何を食べ、どんな暮らしをしていたのだろうか。花魁の一日を、詳しく見ていこう。吉原の遊女には、厳格な階級があり、その待遇にも歴然とした差があった。妓楼が遊女同士を競わせて、店の売上を上げるためである。上級遊女を花魁と呼んだが、昼夜の揚げ代が金三分である、昼三が花魁の最高の位であった。そしてその次が、自分の個室と客を迎える座敷を
[13話感想]何だかズワー!と展開して、凄い所で終わって、来週、もっと凄そう!!みたいな。今回気になったのが松葉屋の最上級花魁の松の井さんはいつも手紙書いてるな、と。遊女にとってお手紙(文)はとても大事な物。今で言う[営業メールみたいなもの]とは良く言われますが私はちと違う気がするんじゃ。現代の営業メールは「最近お顔見てなくて寂しいな」「会いに来て〜」とかですが、遊女たちは「あなたに逢いたくて心が苦しいの」「私の心はあなただけのものです」と言うような踏
遊女悲恋-水芭蕉の章-榊悠之丞編(cv:茶介)さかきゆうのじょうはあああい!ではやってきました乙女ゲーマーのなんちゃってレビュー!!今回はドラマCD『遊女悲恋-水芭蕉の章-』の感想を述べていきたいと思います♪あ、最初に言っときます。CD聞いてないと言ってることわかんないかもです!それでもオッケーな人は続きどぞー!遊女悲恋のシリーズはどれもこれも悲しいものばっかりですが、ほんっとうになんだこりゃ!!!レベルの凄いやつが出ましたね。とりま公式サイトのリンクを貼っときま
遊女のウェディング事情。豊竹咲寿太夫オフィシャルサイトclub.cotobukiこんばんはシェリーです。このブログのアシスタントをしています今日のテーマは遊女のウェディング事情そもそも遊女は遊郭で働く女の人たちのこと遊女たちは基本的に年季があって、その決められた年季があけるまではお店に奉公しないといけないの遊女というと、現代のお仕事と完全に互換できるお仕事がないから、ちょっと勘違いされがちだけれど、夜のお供専門の人というわけではないのよ。遊女の働く遊郭ではお座敷遊びのよう
2025.3.24(月)図書館から借りてきた100年文庫。いよいよ10番台が終わります。「朴歯の下駄」小山清はじめましての作家さん。そんなにお金もないうだつの上がらない男が初心な遊女と出会い、いい仲になるも、あまりにもはっきりしなさすぎて…結局、身請けされてて、情けないみたいな話。残念だったね…としかいいようがない。「罪な女」藤原審爾はじめましての作家さん。これも遊女というか、芸妓さんの話で。旦那が刑務所にいる間に、遊郭で働いていた女に、客としてきた
傾城と花魁、遊女、遊郭このブログのアシスタント、シェリーです!わたしは主に文楽や上方文化の発信を担当しています。咲寿さんがレクチャーなどをされるときは、そこでバーチャルアシスタントをしたりもしていますよ。さて今日は、傾城やら花魁やら太夫やら遊女やらって何が違うの!ってお話をお届けしたいと思います遊郭とはその字の通り、廓で遊ぶ場所のことです。廓で遊ぶって何をして遊ぶかって?それは、ねえ。わたしの口からはちょっと気恥ずかしいので具体的にはあれですけれども、ご想像はつくかと思って話を進め
以前、夜の街の”節分おばけ”についてnoteに書きました。夜の街の”節分お化け”とは?|大阪心斎橋・きもの青龍(レンタル・着付け・レッスン)|note今年2021年の節分は2月2日です!3日に固定ではなかったのですね。2月2日になるのは124年ぶりとのこと。ちなみに恵方は南南東だそうです。節分の恵方巻きは関西が中心だったと思うのですが今はコンビニでも取り扱っているし全国区の行事(?)になった印象があります。「節分お化け」はどうでしょうか。ご存知ですか?Wikipediaより引用
江戸の華、吉原遊郭。大河ドラマ「べらぼう」が始まりましたが、その舞台となっているのが、吉原。その光と闇が描かれていましたよね。小芝風花さんが演じる花の井の花魁道中のシーンがありましたね。浮世絵や歴史ドラマで描かれる華やかな花魁道中ですが、憧れを抱いたことはありませんか?でも、その裏にはどんな現実が隠されていたのかをご存知でしょうか。吉原遊郭は、色と欲、光と闇が交錯する「別天地」として江戸の人々を魅了しました。しかし、その美しい表舞台の裏側には、決して語られることのなかった女性たちの