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トヨタ・ヴォクシー(AZR60G)平成14年式走行距離150000km突然エンジンがかからなくなったという事で引き取ってきたヴォクシー。スターターは勢い良く回っているので、バッテリーとスターターは問題無い。初爆が無いので燃料系か制御系かと思い、診断機を繋いでみることに。燃圧センサの故障コードが読み取れました。センサ系かなと思いきや、燃料がエンジンに来ていない事も分かり、フューエルポンプが作動していない事も判明し、ポンプが原因とみました。セカンドシートを外して車内からアクセスします。
ニッサンデイズ・ルークス(B21A)平成27年式走行距離47000km突然左側のドアミラーが格納しなくなったという事で、お問い合わせがあり確認する事に。モーターの作動音はしているので、ドアミラー内部で壊れてしまっている状態でした。このデイズ・ルークスはウインカー・ランプやマルチアラウンドモニターのカメラがドアミラーに装備されているため、そっくり交換では高額になってしまう事から、電動格納のモーターだけ交換する事ができます。それでは車両からドアミラーを外して分解して
ニッサン・ノート(E11)平成22年式走行距離230000kmエアコンの風が出ないという事でご来店されたノート。この頃のニッサン車のオートエアコンでの風が出ないは、定番のあの部品。確認する為に点検していきます。助手席グローブボックスを外していきます。グローブボックスを外すと奥に見える緑色のコネクターが挿してあるのがブロアレジスターモジュール。コネクターを外そうとしても貼り付いて中々外れません。そう、コネクターが溶けて溶着しているのです。なんとか外せたブロアレジスターモジュール
ご無沙汰の投稿ですダイハツ・ウェイクの走行中異音がするとの事で、整備のご紹介です。H27年式、LA700S型走行距離が42800km以前にリコール作業で初めて当社に来ていただきましたお客様で、試運転してすぐ異音に気付きお客様に確認したところ、お客様自身も気になっていたとの事でした。音は聞いてすぐにハブベアリングからと判明し、見積もりしてこの度整備のご依頼を承りました。箇所は右前のハブベアリングです。ステアエリング・ナックルを外すために分解していきます。
三菱パジェロ(V45W)平成7年式走行距離35800km越谷から始めてのご来店のパジェロ。お話を聞くと最近中古で購入されたとの事で、エンジンオイル交換、オイルエレメント交換、ATF交換、前後のデフオイル交換、トランスファーオイル交換のご依頼です。当初は最寄りのDさんにお願いをしよとした所、断られたとの事でした。ATF交換が原因ですかね?巷でよく古い車や過走行の車のATF交換をすると壊れるという話があります。それは元々何らかの不具合が起きている状態(不具合が起きる寸前)で
三菱デリカ・スペースギア(PF6W)平成10年式走行距離78000kmこの度、遥々大阪からご来店されたスペースギア。タイミングベルト関連の整備と、足廻りからの異音などを見てほしいとのご依頼です。足廻りの異音に関しては恐らくアッパ・アームから出ていると思われ、タイロッドにガタとラックブーツの切れが確認できました。下廻り全体的に腐食が目立っており、簡単に取り外しが出来ない恐れがあり、タイミングベルト関連の整備だけでも高額になる事から、一旦タイロッドとラッ
大変ご無沙汰となり申し訳ございません。ようやく気温も肌寒い日もありますが、日中は暖かい日もあり車内では未だにエアコンを使う日もあります。とにかく今年も猛暑が続いた夏でしたが車の故障も多く、とくにエアコン修理は昨年以上に多かったです。エアコンが全く効かないとご来店のダイハツ・ムーヴ(LA100S)平成23年式走行距離67500km診断するとガスが入っていないのでガスを補充すると、少しは冷風が出るも本来の効きまでは程遠い状態。高圧側と低圧側のガス圧及
ダイハツタント平成22年式走行距離78000km定期点検時にエンジンからオイル漏れが確認され修理です。エンジン前方に取り付けられているオイルプレッシャスイッチから漏れていました。ある程度年数経つと漏れる所であり、取付け部分から漏れるというより、スイッチ自体から漏れる事の方が多いです。エンジン前方、エキゾーストマニホールド横にあるのがプレッシャスイッチ。新品部品エンジン廻りを洗浄して、スイッチを交換します。プレッシャスイッチはオイル量が減少等して油圧が低下すると、メーター内にあ
三菱デリカ・スペースギア(PD6W)平成18年式走行距離:86000km毎度お馴染みのスペースギアのタイミングベルト交換です。合わせてオイル漏れに悩まれていたので同時に整備していきます。過去にもこのブログに載せておりますが、とにかく整備性の悪いスペースギアでは10万キロ走行時に悩まされる整備が待っています。タイミングベルト、スパークプラグは10万キロが交換時期。その際にウォーターポンプの交換を同時にやる事をお勧めしておりますが、エンジンの構造上水廻りのメンテナンス(
ユーノス・ロードスター(NA6CE)平成5年式走行距離182000kmアイドリングが高く、回転が下がらないロードスター。以前にディーラーさんで診てもらってスロットルボディをそっくり交換と診断され、高額の見積りを出されたと言う。元々車検でご来店されたお客様でしたが、診断のご依頼を受けました。ディーラーさんで診断が出ているので、スロットルボディ交換もあながち間違いではないでしょうが、スロットルボディに付いているISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)単体の交換であれば、価格は抑えら
こちらは新車スズキスペーシアカスタムの納車です。カーナビはパナソニックの9インチUSBポートを追加こちらは新車ダイハツミライースの納車です。ダイハツのキャンペーンによる55000円分のオプションプレゼント!防眩ミラーオーディオフロアマット、ロングバイザー、LEDルームランプもプレゼント致しました。
スバルフォレスター(SG9)平成16年式走行距離124000kmディーラー営業マン所有のお車で、エンジンルームから煙が出るとの事で、修理のご依頼がありました。引き取りに行き、エンジンをかけるとオイルの焼けた臭いがありましたので、すぐ症状は確認できました。徐々に煙も出てきました。工場で早速診断です。何となく予想はしていましたが、ヘッドカバーからオイル漏れがありました。漏れたオイルが真下にあるエキゾースト・フロントパイプに付着して煙が出ていました。後付けの油温メーターのセンサーハウ
スズキキャリイ平成17年式走行距離24500km車両前方から自宅駐車場にオイルが漏れているとの事で、定期点検の時期もあり入庫しましたキャリイ。点検してみると、フロント・デフ(ディファレンシャル・ギヤ)のサイドシールからオイル漏れを確認できました。お客様とご相談した結果、漏れている箇所だけ(他に左側とドライブピニオン側があります。)修理する事にしました。ドライブシャフトを取り外すとオイルシールが出てきます。外したオイルシール新品のオイルシール新品のオイルシールをデフに打込みます。
三菱パジェロミニ(H58A)平成23年式走行距離105000kmエアコンの風が全く出ないという事でご来店。スイッチは入るので、電源系統は問題無し。残るは風を起こすフロアモーター。モーターまでは電気が来ているので、原因はブロアモーター単体の故障です。モーターの場所は運転席足元を覗くとエアコンのユニットがあり、モーターは簡単に取り外せます。写真は外したところ。こちらがブロアモーター。新品のブロアモーター。ブロアレジスターという部
トヨタ・ヴェルファイア(ANH20W)平成24年式走行距離102000km初めてのお客様でエンジンから異音がするとの事で保証会社からの紹介でご来店。症状はすぐに確認できて、エンジン内部から音が出ていました。オイル管理はお客様で定期的しっかり交換されている記録もある事から、保証会社に申請し無事に承認されて、保証会社が手配したリビルトエンジンに交換へ。エンジン取外しにかかります。補機、配線、配管類を切り離し、いよいよエンジンを降ろします。
ダイハツ・ミライース(LA350S)のリコール作業であるフューエル(燃料)ポンプの交換です。ダイハツの他の車種では金属製の燃料タンクを採用しているので、交換作業は簡単でした。しかしミライースでは樹脂製の燃料タンクを採用しており、フューエルポンプの取り付け方が異なる為に専用の特殊工具が必要となります。当初ダイハツから純正の特殊工具10万円以上するものを勧められていましたが、使用頻度を考えるとなかなか購入するのも躊躇します。しかも作業の際に樹脂製燃料タンクを破損した際はメーカー(及びディーラー
ニッサンNV350キャラバン(VW2E26)平成28年式走行距離90000km他店で中古車として購入されたキャラバンがエアコンを作動させると加速しないということで、購入時に加入した保証を利用した修理のご依頼です。点検時には加速しないという症状は確認ができませんでしたが、エアコン(冷房)は全く効かない状態でした。コンプレッサーは作動しているが、クーラーガスの圧力が上がらない状態。しかしガスは入っている。コンプレッサーにトラブルを生じ、エンジンに負荷がかかって加速不良になった
三菱デリカスペースギア(PD6W)平成14年式走行距離195000kmエアコン(冷房)が効かないという事で、東京からご来店されました。診断の結果はガス漏れとコンプレッサーの圧縮不良です。ガス漏れに関しては全ての部品が入手できないので、入手可能で怪しい箇所を交換する事にします。コンプレッサーは通例のリビルトコンプレッサーを注文と思いきや、どこの部品会社に問い合わせも欠品!納期も未定!返答を待っていても時間ばかりかかるので、数社直接リビルト会社に問い合わせするも、どこも生産終了との事で
三菱デリカD2(MB36S)平成30年式走行距離10000km定期点検時でお越しのデリカD2ですが、エンジンのヘッドカバーからオイル漏れがあり、保証修理で対応しました。エンジン・ヘッドカバー上部にオイルが溜まっているのが分かります。オイルをこぼした訳でなく、プラグの穴の所が2重構造になっており、そこからオイル漏れが起きたようです。もちろんヘッドカバー自体は一体ですので、部品を発注して改めて交換していきます。ヘッドカバーを外した状態。流石に10000kmしか走行していないので内部は
ブログを見たと葛西からお越し下さいました三菱デリカ・スペースギア。走行距離が20万km超えて2回目のタイミングベルト交換と、エンジンオイル漏れの修理のご依頼です。オイル漏れは過去にクランクシャフトの交換歴があり、オイルパンから漏れているのとマフラーから白煙が出ている事もあり、エンジン内部でオイルが消費してしまっていると思われます。タイミングベルト交換一式とオイル漏れ&消費の修理ではかなりの高額整備となり、お客様のご予算もある事から作業工程と優先順位とを精査して整
トヨタクラウンハイブリッド(AWS210)平成25年式走行距離111000kmエアコンが効かないと保証会社からの依頼で入庫となったクラウンハイブリッド。お客様からの問診と診断で分かった事は、エンジンかけ始めはガンガンに冷風が出て全く異常無し。しかし突然全く効かなくなると言う症状。効いてていることはエアコンの基本的なシステムは生きているという事。診断機ではエアコンのインバータ冷却系に異常が。更に診断すると、この猛暑の中でエンジン始動後に停車してエンジンルーム内の温度が上昇していくとコン
平成26年式スズキ・ソリオ走行距離111000kmエアコンをつけると車内から異音が出るとの事で、音の出所を調べる事に。音が出る時と出ない時があり、色々試して音が出る条件を探ってみてら設定温度を25度にするとかなりの確率で音が出る事が分かりました。音が出ればあとは出所を見つけるだけ。するとオートエアコンに付いている温度調整をしているエアミックス・アクチュエーター(エアミックスモーター、エマミックスサーボなどとも言う)から異音が出ている事が判明。エアコンのユニット側面に付いてます。エ
なんと岐阜から三菱デリカ・スペースギアが車検でご来店!(PD6W平成16年式走行距離89000km)お話しを聞くと、他店で整備後にサスペンションに不具合があるとの事。「真っ直ぐ走らない」「車体が前のめりになっている」など。ホイールアライメントも調整したり、ご自身でもいじられたようで、改善の見込みが無く遥々当社へご来店となりました。しっかり予算を掛けて車検と共に悪い所を整備をして欲しいとのご依頼。お客様を駅までお送りして診断・点検を開始。とは言うもの、工場が大変混み合っており合間を
ニッサンマーチ(K13)平成23年式走行距離142000kmエアコンの風が出ないという事でご来店。原因はお馴染みブロアモーター。この型のマーチのブロアモーターは交換した事はなかったと思いつつ、運転席足元を覗くと狭い所にブロアモーターを確認。邪魔な部品が多数、外せる感じが見えない。知恵の輪のように色々試行錯誤しても外せない。修理書を見るとインパネを外す⁉️ググったら同業の方の書き込みで、本当にインパネを外すんだ仕方なしにインパネを外す作業に。
スズキ・パレットSW(MK21S)平成22年式走行距離54700km保証会社からの依頼で中古車販売後、異音がするとの事で入庫。エンジン音の中にガラガラ音が確認できます。動力伝達に違和感があり、サウンドスコープで音の出所を確認してもミッション本体内部から出ているので、ミッション本体の不具合と断定。保証会社に診断結果を報告して承認をもらい、ミッション(CVT)交換を実施します。フルードを抜くと同時にオイルパンを外します。オイルパン内には鉄粉が溜まっていました。エンジンを支えながらミ
三菱パジェロ(V43W)平成4年式走行距離79000kmエアコンが効かないと東京からのご来店です。診断するとコンプレッサーの圧縮不良が原因と判明。しかし、平成4年式となると他も不具合があってもおかしくありません。コンプレッサーのクラッチが入っても高圧・低圧共に動きがありません。吹き出し口温度もご覧の通り。流石に部品の入手が難しいのではと調べると、リビルトコンプレッサーが1台在庫を持っている所がありました。しかしエバポレーターとエキスパンションバルブはメーカー欠品。欠品?メーカーへ確
三菱デリカD5(CV5W)平成19年式走行距離118000kmフロントドライブシャフトブーツが切れてしまったのでブーツ交換です。デリカD5も発売されて13年を超え、昨年のビッグマイナーチェンジはしたものの、とても息の長い事で愛されています。今回の車両も初期型である為、ドライブシャフトブーツも経年劣化で切れてしまいグリス漏れを起こしてしまいました。インナ(内側)アウタ(外側)共にグリスが漏れてしまっているので、フロント左右4ヶ所交換していきます。そして左のタイロッドエンドにガタがあ
オイル漏れ修理が終わったスペースギア。お客様からオートマの違和感をご指摘され、中々お客様も言葉では表現し難い案件です。試運転すると振動が伝わってくるのですが、変速がおかしいという訳ではありません。下廻りを点検。プロペラシャフトのユニバーサルジョイント部に多少のガタがあるので、コレか!っと思ったら原因が判明!ミッションのマウントがボロボロで、ミッションが暴れてしまっていたのです。新品のマウント交換したら振動も消えて気持ち良く走れるようになりました。オイル漏れの修理も含め、長い期間掛
三菱ランサーエボリューションVIIIMR(CT9A)平成16年式走行距離130000km越谷から初めてのご来店のお客様で、ランエボ8MRのクラッチ交換のご依頼です。純正品よりも性能が高いものをご希望で、決められた予算の中でどのクラッチにするか検討したところ、EXEDYのシングルスポーツシリーズの中からウルトラファイバークラッチを選んでみました。コスパが良いのが特徴です。トランスファオイル(LSDオイル)を抜きます。左右のアウトプットシャフトを抜きます。トランスファを外します。
車検で入庫した三菱ミニキャブトラック(U61T)平成24年式走行距離18000km農家さんが仕事で使っている軽トラ。年式の割には走行距離は極めて少ないです。そんな車両でもトラブルは出てきます。パワステポンプからオイルが漏れています。走行距離は少ないですけど、田んぼのあぜ道を走ったり畑を走ったりと、土ぼこりがたつ環境で使用していますので、ポンプのオイルシールにホコリが付着し漏れやすくなります。オイル漏れによる異音や焼き付きはありませんので、オーバーホールしてシール類の交換をしていきます