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不動産事情や、顧客の安全志向の高まりもあり、馬場馬術がメインのクラブというのも多くなってきているようですが、そういったところでは、初心者の方には軽速歩を教えても、そのうちにある程度段階が進んで馬場馬術的な内容を行うようになると「なるべく正反撞で乗るように」などと求められたりするところもあるようです。中には、まるで正反撞で乗ることこそが正道で、軽速歩は便宜的に用いる卑怯で邪道な乗り方であるかのような言動をする指導者もいたりすることから、なんとなくそのように思い込まされて、「軽速歩な
前の記事では、軽速歩の随伴動作をスムーズに行いやすくするための、「座り方」について考えました。ここでは、そこで述べた「鐙に載ったバランス」を踏まえて、軽速歩の「立つ動作」について考えてみたいと思います。その前に、馬に乗った経験がないような方の場合、まず馬の上で鐙に立つということ自体が難しいということも多いでしょうから、まずはそのやり方から考えてみましょう。鐙というのは一般的に、鞍に紐でぶら下げられた輪っかの底の部分に足を直交させるように踏んで使うような構造になっていますから、そ
∟気合いの暗記タイム……。(66鞍目)パートナー:ダンスなななんと……筆記の授業を受けて、次回テストと聞いていたのだけれど「覚えられるでしょ?この後受けたら?」???!!!!!講習のあと、15分間暗記の時間をもらって必死にテキストを脳みそに焼き付ける。ふだん頭をあまり使わずにのほほんと生きているわたしは狭いテスト範囲の暗記でも脳みそがパンクしそう。で、受けました。筆記試験も。結果はギリギリ合格。(マークシートずれてチェックしちゃってたんだけれど口頭で答えたら全問正解だっ
最近個人レッスンをさせて頂いた方からレッスン後に頂いたご質問が、ちょっと面白かったので紹介させて頂きます。乗馬運動の前のストレッチとして、あるいは、馬の動きを妨げず軽く動いてもらえるような「座り方」の感覚を養う方法として、私がレッスンの中でもよく紹介しているものに、一旦鐙を外して脚を伸ばしたところから、そのまま膝が腰の真下にくるくらいまで後ろに引くようにして、さらに上体を前傾させるくらいのつもりで鳩尾をぐっと前に出す感じにしてみると、そこでやっと、身体の軸が立った「真っ直ぐ」な
先日、前もって予約していたレッスンに『追加でもう1鞍乗っちゃう?』って気分になって予約日当日の朝一番にクラブに電話して空き状況を確認したら「大丈夫ですよ~!」ということだったので一日に2鞍乗りました♪ちなみに予約方法は○電話○クラブハウスの受付で直接○ネットでオンライン予約と、いろんな手段でできちゃいますネットが楽なのでネットメインで予約を入れていますがネットは前日予約はできるけど、さすがに当日予約はできないのでそのと
乗馬を始めて、「軽速歩」がだいたい出来るようになり、「駈歩」を習い始めるあたりで、「正反撞(せいはんどう)」ともいわれる、【座ったままの速歩】というのを初めて習ったという方も多いでしょう。鐙に立たずに、ただ座っていればいいわけですが、一度軽速歩で立つバランスを覚えたところでこれをやろうとすると、反撞でポンポンと高く放り上げられ、お尻は痛いし、鐙は外れるし、拳はぐらぐらと定まらないし、ということで、とても長くは続けていられないほど苦しかった、という方も多いのではないかと思います。・鐙上げが
乗馬を習ったことのある方なら、指導者から、「軽速歩の手前が反対ですよ!」というような指摘を受けたことがない、という人はほとんどいないのではないでしょうか。軽速歩の「立つ、座る」の動作中に馬の左右の肩の動きを見て、自分が立った時に内方側の肩が後ろに引っ込むように見えていれば、「手前が合っている」ということになるわけですが、頭ではわかっていても、これが一歩目からスムーズにはなかなか合わせられない、という方も結構多いのではないかと思います。左か右のどちらかですから、単純に考えれば