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シン・関ヶ原(講談社現代新書)Amazon(アマゾン)本書は「関ヶ原の戦い」にまつわる通説を一次史料、大名どうしの書簡や当時の日記などに基づいて再検討して現実に即した新説を立てています。講談のように大河ドラマでも繰り返し放送されている名シーンなどが否定されてしまうと話としては面白みが減ってしまうかもしれませんが、小説と歴史的な事実はきちんと区別したほうがいいように思います。いくつか紹介しますと…・秀吉は遺言で秀頼が成人するまで政務を義弟である家康に託したの
書店の新書コーナーで興味を惹かれた、高橋陽介著「シン・関ヶ原」(講談社現代新書)を購入して読みました。表紙(本書の紹介)「関ヶ原の戦い」とは、江戸時代に各地で編纂されたさまざまな史料を、明治になってから帝国陸軍参謀本部が集約し、再構築したものである。そして、これをもとに「国民的作家」司馬遼太郎が創作した長編歴史小説『関ヶ原』によって、日本人の「関ヶ原像」が決定づけられ、いまもなお、多くの人々を魅了しつづけている。本書は、著者が、1600(慶長5)年9月15日に美濃の関ヶ