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弥生時代のムラからクニができ、その首長が古墳と呼ばれる墳墓を築くようになり、群雄割拠の末王権が誕生した。僕も含めて古墳時代をなんとなくそのように思っている人は多いのではないかと思います。本書は発掘調査の結果やここ十年来の気候変動の研究成果を基に文献資料の少ない古墳時代の歴史を読み解いていきます。本書で学んだことはまず、古墳時代の歴史を辿るためには『古事記』『日本書紀』の記述に囚われてはいけないということです。具体的には、現在天皇陵や皇族陵に治定されている古墳の人物比定が正しいかではな
書店の新書コーナーで興味を惹かれた、高橋陽介著「シン・関ヶ原」(講談社現代新書)を購入して読みました。表紙(本書の紹介)「関ヶ原の戦い」とは、江戸時代に各地で編纂されたさまざまな史料を、明治になってから帝国陸軍参謀本部が集約し、再構築したものである。そして、これをもとに「国民的作家」司馬遼太郎が創作した長編歴史小説『関ヶ原』によって、日本人の「関ヶ原像」が決定づけられ、いまもなお、多くの人々を魅了しつづけている。本書は、著者が、1600(慶長5)年9月15日に美濃の関ヶ