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国宝法隆寺五重塔(ほうりゅうじごじゅうのとう)飛鳥時代593-709年三間五重塔婆、初重もこし付、本瓦葺、もこし板葺木造五重塔として現存世界最古のもの。初重から五重までの屋根の逓減率(大きさの減少する率)が高いことがこの塔の特色で、五重の屋根の一辺は初重屋根の約半分である。初層から四重目までの柱間は通例の三間だが、五重目のみ二間とする。初重内陣には東面・西面・南面・北面それぞれに塔本四面具(国宝)と呼ばれる塑造の群像を安置する(計80点の塑像が国宝)。この塑像に使用された粘土は、寺の
若草伽藍の内部を見学しました箇条書きですが、とりあえず記録します若草伽藍へは、法隆寺の↓ここから入ります中に入ると、↓こんなふうなところを通りがらーんと広い場所に出ます……ここが若草がらーん礎石に人が集まっているのが見えます足元は、フカフカで歩きづらいので、急ぐと足を取られる!お寺の説明を聞くと、若草伽藍は一般的な印象ほどには実はハッキリとはわかっていないという印象をうけました数年前、東野先生の教科書で、細かく年代やら何やらを覚えた記憶があるのですが……(内容は資料がないと思い
国宝法隆寺大講堂(ほうりゅうじだいこうどう)平安中期990年桁行九間、梁間四間、一重、入母屋造、本瓦葺平安時代の延長3年(925年)に焼失後の、正暦元年(990年)に再建。薬師三尊像(平安時代、国宝)と四天王像(重文)を安置する。法隆寺(ほうりゅうじ)は、奈良県生駒郡斑鳩町にある寺院。聖徳宗の総本山である。別名は斑鳩寺(いかるがでら、鵤寺とも)、法隆学問寺など。法隆寺は7世紀に創建され、古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院である。創建は金堂薬師如来像光背
国宝法隆寺中門(ほうりゅうじちゅうもん)飛鳥時代593-709年四間二戸二重門、梁間三間、入母屋造、本瓦葺日本の寺院の門は正面の柱間が奇数(3間、5間、7間等)になるのが普通だが、この門は正面柱間が4間で、真中に柱が立つ点が特異である。門内の左右に塑造金剛力士立像を安置する。日本最古(8世紀初)の仁王像として貴重なものであるが、風雨にさらされる場所に安置されているため、補修が甚だしく、吽形(うんぎょう)像の体部は木造の後補に代わっている。門は現在、出入り口としては使用されず、金堂等の