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◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆第一期から断続的に楽しんでいる「女房気分de書写」。現在は『栄花物語』を読み、巻一から順にひとつずつ好きな場面を書写という形で一人密かに進行中です。本日は、巻二十五をご紹介いたします。◆巻二十五「みねの月」:寛子の死と顕光父娘の怨霊万寿二年(1025)3月~8月。小一条院の母・皇后藤原娍子ならびに女御で藤原道長の娘・藤原寛子の死が描かれる。怨霊の跋扈する中、赤痘瘡が流行、快方には向かうものの臨月の道長の末娘・東宮妃藤原嬉子をも襲
本記事は、2016年7月に投降した記事に補訂を加えたものです。藤原顕光は藤原兼通の長男で、道長の従兄にあたります。無能な人物であったということで、官位の昇進も7歳下の弟朝光の後塵を拝していました。それでも父兼通が関白となるとその威光により中納言まで昇った(このとき朝光は大納言)ものの、兼通の死後は昇進がストップしてしまいます。ところが、長徳元年(995年)に天然痘の大流行等により彼の上席の公卿(朝光を含む)が次々と死亡したため、その空席を補充するために行われた人事異動で大納言に昇進します。
「光る君へ」は越前編に突入して、私的には、また序盤のようなヘンテコな創作ストーリーが始まるのかと、憂鬱な気持ちで視聴したのですが第22回、第23回と、予想に反して面白かったですね(^o^)怪しげな宋の商人・朱仁聡(この人は実在人物らしい)と通詞・三国安麻呂胡散臭い在地官人、越前介・源光雅と大掾・大野国勝そして謎の男・周明まひろは早速、浜辺で見かけた周明とコンタクト「帰りましょう」と言う乙丸が、完全無視されててカワイソウでしたね(~_~;)一方、まじめ人間の為時は、越前介の源光雅に「