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トスカーナでのとある休日・その後のおまけ自室に戻るなり類クンは、まっすぐにベッドへと向かい、其処へ優しく、つくしちゃんを降ろし寝かせます。そして自身はベッドの端…つくしちゃんの傍らに座り、無言のまま、その姿をじっと見詰めて。『…類…?』『…見せて?俺しか見ること出来ない…「あんた」を。初めから…全部。ひとつの漏れも、無いくらいに…』囁きながら、つくしちゃんの身体へ被さるようにして、自身も横になり。そして、淡く開いたつくしちゃんの薄紅色の唇に、優しく口付けを施してい
ふたり女子会は蜜の味…?〜その①〜パリを旅行中の、類くんとつくしちゃん。今夜は静さん宅でのディナーに、お呼ばれをしました。しかし、類くんと静さんの旦那様が交わす難しいお話は、どうもつくしちゃんには、チンプンカンプン。内容についていけず、退屈…隠れアクビなどもしてしまったりして。すると、そんなつくしちゃんに気づいた静さんが、女だけの話をしましょうと、自室に招いてくれました。ベッドに並んで座り、サイドテーブルにワインとちょっとのおつまみを置いて。さあ、2人だけの女子会が始まりま
桜の記憶prayer20『感度良すぎ…あんた。そんなに気持ち良かった…?』其の言葉に、つくしは脱力しながらもキッと睨みつけるような視線を類に向け、膨れた振りをした。『…意地悪だよ、類…!あたしの身体…どうなっているか、わかってるんでしょ?』そんなつくしの態度を、類はクスクスと笑う。『ほら、そうやって…また、笑う…』『からかってんじゃないよ…嬉しいんだって』『え?』『言ったじゃん。あんたのコト…俺の手でって。俺がすることに、あんたが喜ぶ…こうし
名残雪1月31日…正月以来、約一ヶ月ぶりに与えられた、突然の「休日」。『バースデイ休暇なんて、とってる暇あるのかよ』嫌味交じりに西田に告げてみるものの、やはり休みというのは嬉しいもので。俺の頬は、自然に緩んでいる。『ははは、今日は一日、ごゆっくり。明日は再び、NYへ移動となりますので。…今宵は、どうなされますか?お出かけに?それともこのまま、お屋敷にいらっしゃいますか?』『…そうだな。外に行くのも、めんどくせーし。久しぶりに「ダチ」共でも、呼ぶ
桜の記憶prayer19『あんたが他人といるなんて…もう考えたくない。あんたが笑顔でいる時も、悩みにぶつかった時も…涙を流さずにいられないコト、あった時でも。俺があんたの傍に居て、あんたを見ていたい…ずっと。共に想い…分かち合いたい』『……』『…笑顔で居てくれるなら其れでいいって、思ってた。でも、もう、他人(ひと)任せにはしたくないんだ…あんただけは』『…る…い…』『…俺達はもう、子供じゃない。今、あんたを攫うコトは簡単だけど、そういう訳にい
Rain12【つくし】翌日の夕刻、あたしは西門さんに送られ、自宅のアパートへと戻ってきた。帰り道…そして、この別れの際になっても、あたしは西門さんに「あるコト」を告げるべきなのか、ずっと迷っている。…きちんと「話」をしようと、此処まで何度も彼に向き合うコトを、試みてはいたのだけれど。『西門さん…あの…』『ん?』でも其の度に。あの魅惑的…誘惑的な微笑を、艶やかに返され。あたしは都度、その表情に魅了
ふたり女子会は蜜の味…?〜その②〜じっと、静さんの話に耳を傾けるつくしちゃん。そんなつくしちゃんに、静さんは。「でも、こんな立派な事、口では言っているけれど、私も結構、好きモノなのよ?」…と、突然とんでもない告白をし始めます。そしてつくしちゃんに、初体験はいつ?と、此れまたとんでもない質問を、軽やかに投げかけて。…顔を真っ赤にし声を上ずらせながらも、類くんとの「初めて」を告白するつくしちゃん。静さんは、その姿を幸せそうに見つめつつ、更に自身の経験について語っていきます…。
「アンソニーが生きていたら❓」これって、キャンディキャンディファンの永遠のテーマだと思う。もし、アンソニーが生きていたら、キャンディたちはセント・ポール学院にいかなかった可能性もあるし、行ったとしてもテリィとの深い交流はなかった、と思えるし。キャンディは、早めに結婚して、絶対キャンディ.ブラウンになっていたと思う‼️↓こんな感じ♥️で、もって、薔薇栽培(夢のない言い方かな?)と言うか、園芸?これもダメかな?二人で仲良く薔薇を育てて、お庭のひろ~い素敵な家庭を作ったと思うの❤️↓みた
Rain49【総二郎】『え?』驚きと躊躇いとで、彼女の動きが止まる。刹那、俺は、握り締めていた彼女の腕を引き寄せ、そのまま下腹部へと導いてやった。すると必然、彼女の掌は、自身の「秘密の場所」へと、翳されるコトになる。『な…っ!』瞬間、此れから為されるコトの「意味」を知った彼女は、俺の拘束から抜け出ようと試み、抵抗の意思を見せるが。『ダメだ…って』俺が即座、その甲の上に自身の掌を重ね、
桜の記憶prayer18つくしは絶句する。自分から動くなど、此れまでの司との「行為」でもしたことが無い。『…自分で…?』『うん…出来る…?』『……』だが…「俺を感じて」…此の、類の言葉に促され。類の両肩に掌を置き、凭れていた身体をゆっくりと起こして、小さく腰を前後させた。…が、そんな小さな動きだけでも、身体には電流のような刺激が走り、思わず腰が浮く。逃げるつくしの腰を、類は咄嗟、抱き押さえた。『逃げちゃダメ…。俺があんたと繋がっているコト…ちゃんと感じて』
さっき『ヴェノム』観終わって、なんか読もうかとゴソゴソ探してたら久しぶりに花男の33巻見つけたこれ面白いんだよね海ちゃん。ちょい感想。道を間違える。そんな時、声をかけてくれる人。その人の言葉を聞くか、無視するか。道明寺は、つくしのおかげで変われた。花沢類も、桜子も、つくしも、みんなのおかげで今がある。海ちゃんは、いつも理由をつけては逃げてきた。道明寺が言うように、人の為だと言いながら全部自分の為にやってるおせっかい。良いことをしても、全然喜ばれない理由がこれな