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リハーサル〜1〜6月、梅雨の合間の快晴の日。何気なく腰を下ろした中庭の芝生。草は水気を含んで緑が美しく映え、座り心地も好い。光煌く空からの陽射も、とても爽やかで、気持ちよくて。あまりの心地よさに、俺はつい「ウトウト」としてしまう。…牧野との待ち合わせ、お昼だったはずだけど。それに合わせて、こうして学校に来たっていうのに、珍しく牧野のほうが約束の時間に遅れてる。何かあったのかな?約束…破るようなヤツじゃないし。また、司がちょっかいを出してる?
女子会~秘め事は蜜の味~今日は類くんとつくしちゃんのおウチにて、久し振りのお泊り女子会です。つくしちゃんのお部屋で、オンナ四人、パジャマ姿でお喋り三昧。お酒もばかすか入りまして、キャッキャキャッキャと、大変賑やかに。ちなみに類くんは、別室にて早々に就寝中。四人の話などには、全く興味を示しません。さて、夜も更け、宴も酣…お酒のお陰か、皆の口もだんだん軽やかになってきて。まず話題のきっかけとなる爆弾発言を落としたのは、小悪魔美人・桜子ちゃんでした。『そう言えば、私…此の前、美
リハーサル〜2〜あの時贈ったのは、薄い黄色のドレス…飾り立ての無いシンプルなもの。牧野には暖色系の色が似合うって、いつも思ってたから、選ぶのにも、そんなに時間はかからなかった。「大学進学」なんて理由付けて渡したけど、これは俺のエゴが詰まったモノだ。牧野が、俺が選び、俺が贈った、ドレスを着る。それだけで、俺の心が昂揚していく。牧野が自分のモノになったかのような…そんな優越感に浸れた。…優越感。実際、そのドレスを着て会場にやってきた彼女に、俺は始め、
「アンソニーが生きていたら❓」これって、キャンディキャンディファンの永遠のテーマだと思う。もし、アンソニーが生きていたら、キャンディたちはセント・ポール学院にいかなかった可能性もあるし、行ったとしてもテリィとの深い交流はなかった、と思えるし。キャンディは、早めに結婚して、絶対キャンディ.ブラウンになっていたと思う‼️↓こんな感じ♥️で、もって、薔薇栽培(夢のない言い方かな?)と言うか、園芸?これもダメかな?二人で仲良く薔薇を育てて、お庭のひろ~い素敵な家庭を作ったと思うの❤️↓みた
ふたり女子会は蜜の味…?〜その②〜じっと、静さんの話に耳を傾けるつくしちゃん。そんなつくしちゃんに、静さんは。「でも、こんな立派な事、口では言っているけれど、私も結構、好きモノなのよ?」…と、突然とんでもない告白をし始めます。そしてつくしちゃんに、初体験はいつ?と、此れまたとんでもない質問を、軽やかに投げかけて。…顔を真っ赤にし声を上ずらせながらも、類くんとの「初めて」を告白するつくしちゃん。静さんは、その姿を幸せそうに見つめつつ、更に自身の経験について語っていきます…。
IN・NY~5~『そうだ』自身の中に混沌として渦巻く思惑から、逃れようという想いも、有り。俺は先程まで読んでいた、道明寺財閥に関する記事の内容へと話題を変えることにした。牧野に対する自分の気持ちも、曖昧なままで…。ただ、そんな「俺」と過ごす内でも、傍らに居る牧野の不安が、少しでも取り除かれるならば…と。『今日の新聞にのってたけど、司の家…大変そうだな』新聞を手に取り、記事の欄を提示する。その動作に刺激されるように、ゆ
リハーサル〜3〜…瞼を閉じながら、そんな一月前のことを思い出す。唇を離した後、俺たちは額を当てながら、F3の連中の行動を笑った。『あの人たち、類のコト、大好きなのよね。だからいつもああして、からかいたがるのよ』牧野が、眩しい笑顔を湛えながら囁く。…違うよ。あんたの事が、みんな「好き」なんだ。愛しくて、可愛くて、憧れずにいられないんだよ…あんたの事。わかってる…あんたの笑顔は俺一人のモノじゃない。俺の役目は、その笑顔を絶やさずに
桜の記憶prologue1『類、早くしろよ。遅れるぞ』『そうだぜ。一分一秒でも遅刻してみろ。あいつら顔会わせる度、一生、嫌みを言いそうだ』…川沿いの道に、総二郎とあきらの声が響く。見上げた空は青く澄み渡り、川面からは爽やかな風が吹き抜ける。結婚式には、最適な日和だ。三人で歩く、教会までの道。やや前方を歩く二人の声に、類は軽く右手を挙げ、応えを返した。こうして自然な景色が見える道を、自分の足で歩くのは久し振りのことだ。日々仕事に追われ、ビジネス街などを闊歩する
再会~番外編2~つくし様は、私の言葉に対し反応し、ゆっくりと顔を上げる。そして、一言…。『田村さん…。それじゃ、あたしが自分を、許せない…』今にも泣きそうな笑顔をつくり、そう、呟かれた。『つくし様…』私は、返す言葉が見つからず、つくし様を見つめるだけで…。…ただ「傍に居る」というだけのコトが、人間にとって、どれだけ大変なことなのかを思い知らされる。相手を思いやりすぎて傍にいられなくなるなど…なんという矛
再会~9~=Tsukushi=唇を離した後、花沢類は、あたしの肩にケットをかけながら、優しく抱きしめてくれる。『…この歳まで、って…気持ち悪くない…?』『…なに…?』『…処女…なんて、さ…?』『…なんで?俺、嬉しくてたまらないのに』『え?』『…だって、俺しか知らない牧野に……会えるんでしょ?』『……』『…今から抱くよ?誰も知らない、牧野に……逢わせて』…彼の唇が
桜の記憶truth14『そして…』『……』『仰る通り…俺の想いも。俺が懐き続けていた…つくしに対する、欲望、羨望の想いも、其の一因であったかも』『花沢様…』『…そうですね、綺麗事ばかり言っていたけれど。何時だって想っていましたから…彼女が欲しい、自分のモノにしたい、と』『……』類もまた素直に、己の思いを吐露し。そして…。『……たまさんの言葉を借りるのなら。タイミングが合わなか
名残雪1月31日…正月以来、約一ヶ月ぶりに与えられた、突然の「休日」。『バースデイ休暇なんて、とってる暇あるのかよ』嫌味交じりに西田に告げてみるものの、やはり休みというのは嬉しいもので。俺の頬は、自然に緩んでいる。『ははは、今日は一日、ごゆっくり。明日は再び、NYへ移動となりますので。…今宵は、どうなされますか?お出かけに?それともこのまま、お屋敷にいらっしゃいますか?』『…そうだな。外に行くのも、めんどくせーし。久しぶりに「ダチ」共でも、呼ぶ
Rain49【総二郎】『え?』驚きと躊躇いとで、彼女の動きが止まる。刹那、俺は、握り締めていた彼女の腕を引き寄せ、そのまま下腹部へと導いてやった。すると必然、彼女の掌は、自身の「秘密の場所」へと、翳されるコトになる。『な…っ!』瞬間、此れから為されるコトの「意味」を知った彼女は、俺の拘束から抜け出ようと試み、抵抗の意思を見せるが。『ダメだ…って』俺が即座、その甲の上に自身の掌を重ね、
修学旅行時は、晩秋。落葉樹の色彩も徐々に散り落ち、その景観に冬の訪れを感じ始める頃。英徳学園では今年度の年間予定に無かった学校行事が、道明寺司の号令のもと、急遽、大々的に施行されておりました。その行事とは…「修学旅行」。つくしが中学時代の修学旅行…宿泊先での思い出などを、嬉々としてF4に語ったコトがきっかけで。…何気つくしの影響か、普段より「ぱんぴー生活」に憧れを抱いているF4の面々。金銭面など気にすることも無く…急遽、関東近郊の温泉地へ、修学旅行と
中国イケメン、大勢いるのね〜💖ここに載せたのはほんとにランダムにあげただけなので人気ランクとか全く判りません華流上級者の方から見たら「私の〇〇が入ってないわ」と怒られるかもしれませんごめんなさい🙏また、表記などか間違っていましたらお知らせ下さい訂正させていただきますソン・ウェイロンリー・シエン花より男子で道明寺役を演じたディラン・ワン中国の花沢類、ダレン・チェン楊洋ヤン・ヤン「2017産業価値が最も高いスター」1位元EXOのルハン同じく元EXOの
最初の記事が、お皿の数にミスがあったので訂正いたしました。(2020.6.123:25)6月のイベントが始まりました^^ジューンブライドがテーマのイベントです。今回もさっそく参加してクリアしました。期間が、前回イベントよりも少し短いですが、その分クリアに必要なレア数も少なくなっています。しかしながら、ガチャで結晶のドロップ率を上げない場合は、それなりの難易度となっています。今回も自分の記録用ですが、簡単に詳細と攻略を書いていきます。クリアの参考にしていただけれ
再会~6~=Tsukushi=外部に面する壁が総ガラスになってるこの部屋は、広さが30坪くらいあって、あたしが住んでるアパートの敷地が、丸々入りそうな感じ。部屋には、花沢類と田村さんのデスク、応接の為のソファとテーブルがあるくらい、至ってシンプルで。…花沢類の自宅の部屋を、思い出させた。窓からは東京湾が見え、陽が陰り始めた、この時間、オレンジから紫紺への、グラデーションとなった空が、壁紙のように、部屋と一体化している。
大家好〜1話目からハマったタイのリメイクドラマ↓↓↓「F4〜BOYOVERFLOWERS〜」①『1話目から沼「F4Thailand〜BOYSOVERFLOWERS〜」①』サワディーカー先日Amazonで購入した「AERA」↓↓↓この記事が読みたかったんです満を持してタイ版「花より男子」を開封!「F4Thailand〜BOY…ameblo.jp比較するために韓国版も開封しましたが↓↓↓韓国版「花より男子」①『比較のために観てみた!韓国版「花より男子」①』アニョハセ
桜の記憶prayer20『感度良すぎ…あんた。そんなに気持ち良かった…?』其の言葉に、つくしは脱力しながらもキッと睨みつけるような視線を類に向け、膨れた振りをした。『…意地悪だよ、類…!あたしの身体…どうなっているか、わかってるんでしょ?』そんなつくしの態度を、類はクスクスと笑う。『ほら、そうやって…また、笑う…』『からかってんじゃないよ…嬉しいんだって』『え?』『言ったじゃん。あんたのコト…俺の手でって。俺がすることに、あんたが喜ぶ…こうし
再会~12~=Rui=素直じゃない牧野は、俺のセリフに対し、一応の攻防を試みるけど。結局は俺の車に収まって、マンションに拉致られることになる。本社ビルの地下駐車場で、助手席を勧めると…『助手席…乗っていいの?』…と、上目遣いに聞いてきた。何を今更…?…?…俺は額を小突いてやる。そういえば、他のヤツなんか乗せたことない。ここは彼女の『指定席』だ。無意識にしてたコトな
再会~11~=Rui=牧野の瞳が思いきり見開かれて、俺を見つめる。『え?今?もう一回?』『うん。だって俺、まだあんたのこと抱き足りない。』悪戯っぽく唇にキスしながら呟けば、彼女の頬はみるみるうちに、真っ赤になっていく。『それに未だ俺たち、繋がったままだし。』『え…?』…今度は、呆然って感じに青くなって。おもしろい。相変わらず。事実、俺はまだ牧野の中に、その時
IN・NY~1~『とにかく寝ろ。大丈夫、そばに居るから。』強制的に、彼女をベットへ横にさせる。布団をかけてやりながら、俺はベッド裾に、静かに腰掛けた。…ずっと緊張が続いていたからだろう。興奮冷めやらぬ、というように、それでもなお牧野は、たわいない話をし続ける。『大丈夫なのに。それに、花沢類がNYに来てくれたこと…まだ信じられないし。こんなマンションまで持っているなんて。…ホント、びっくりだよ。』そう言って「笑う」…。
再会~8~=Rui=体を背けてしまった牧野に寄り添い、耳元にキスしながら、囁く。『あんたに汚いところなんて、ないよ…。全てを、舐め尽くしたいくらいなのに。』牧野を両腕で囲むようにして覆い被さり、耳から肩にかけ、啄む様に口づける。首筋に舌を這わせ、再び耳元に戻ったところで浅く、舌を差し入れた。『あっ…!』牧野の体が感応から、仰向けになる。…隙に、彼女の手首を掴み、掌の被いを取って、解放された
音の結晶…降らせよう…キミの元に…僕の元に…想いの欠片…慈愛の滴…僕の心…君の心…伝わるように…染入るように……「ずっと傍に居て…」…そう彼女に呟かれた、瞬間。俺の脳裏には未だ想像すらしたコトの無かった映像が、はっきりと映し出された。「既視感」…。泣きじゃくる彼女の身体を抱き締めながら、ココロに浮かんだ風景に、懐古と現実(リアル)を覚え。思わず放心し、余韻に浸る。あの、場所…。そして、其処に居た人物(モノ)…。あれは…。泣き疲れ、俺の腕の中で眠る彼女の黒髪
桜の記憶prayer19『あんたが他人といるなんて…もう考えたくない。あんたが笑顔でいる時も、悩みにぶつかった時も…涙を流さずにいられないコト、あった時でも。俺があんたの傍に居て、あんたを見ていたい…ずっと。共に想い…分かち合いたい』『……』『…笑顔で居てくれるなら其れでいいって、思ってた。でも、もう、他人(ひと)任せにはしたくないんだ…あんただけは』『…る…い…』『…俺達はもう、子供じゃない。今、あんたを攫うコトは簡単だけど、そういう訳にい
再会~7~=Tsukushi=『類…ここ…』役員室から隣室へ抜け、更に、その奥の部屋へと連れられる。花沢類の自室からしか、入れないようになっているその部屋は、今度は花沢類の自宅の部屋を、まるまる移設したかのような造り。フローリングの床に、大きなベッドとテレビ、冷蔵庫…壁には、大きな鏡と窓。自分の居心地の良さを、最優先にするのは解るけど…。会社に、この部屋?さすがは、花沢物産…。花沢類って、言うべ
桜の記憶prayer18つくしは絶句する。自分から動くなど、此れまでの司との「行為」でもしたことが無い。『…自分で…?』『うん…出来る…?』『……』だが…「俺を感じて」…此の、類の言葉に促され。類の両肩に掌を置き、凭れていた身体をゆっくりと起こして、小さく腰を前後させた。…が、そんな小さな動きだけでも、身体には電流のような刺激が走り、思わず腰が浮く。逃げるつくしの腰を、類は咄嗟、抱き押さえた。『逃げちゃダメ…。俺があんたと繋がっているコト…ちゃんと感じて』
桜の記憶prayer16『やっ…!』刹那、つくしは驚愕から叫びにも似た声をあげ、大きく背を逸らした。…と同時、類は浮いた背中とベッドとの間に腕を回し、つくしの上半身を抱き上げる。そして、そのままつくしを自身の膝上に座らせ、再び指先を草叢の先の泉にまで侵入させた。既に其処は、泉より溢れ出る蜜にぐっしょりと濡れて…傍らの蕾も其の滴に浸り、更に膨らみを増しているようだった。『ん…っ…』泉の縁をなぞるだけで、つくしは官能の姿を見せる。其の姿を見止めながら、類は唐突に、自身の指を
桜の記憶prayer17つくしの「願い」を受け、類はつくしの泉に向かい、緩やかに腰を沈めた。『…は…んっ…』…つくしの口からは、甘美の声が漏れる。類と繋がりを持てたコトに幸福を感じ…そして、快楽を得て。遠回りしてきた「想い」の成就に、瞳には涙が溢れる。…類もまた、似た思いを抱いていた。これまで封印してきた「想い」。つくしが幸せであることは、自分の幸せであると思い込もうとしてきた。しかし、歳を重ねる毎に募る「愛しさ」。時の経過と共に忘れられると思っていた「心」は
さっき『ヴェノム』観終わって、なんか読もうかとゴソゴソ探してたら久しぶりに花男の33巻見つけたこれ面白いんだよね海ちゃん。ちょい感想。道を間違える。そんな時、声をかけてくれる人。その人の言葉を聞くか、無視するか。道明寺は、つくしのおかげで変われた。花沢類も、桜子も、つくしも、みんなのおかげで今がある。海ちゃんは、いつも理由をつけては逃げてきた。道明寺が言うように、人の為だと言いながら全部自分の為にやってるおせっかい。良いことをしても、全然喜ばれない理由がこれな