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たぶん、ぼくたちは、いま目の前で起こっていることに対して、「これはこういう話だ」と勝手に解釈しながら生きていることが多いと思うんです。仕事がうまくいかないときは、「努力が報われない話」になってしまうし、ちょっとした成功があったら、「ついに才能が開花した話」になります。でも、ほんとうは、そのどちらでもなくて、ただ「つづきのある話」ですよね。人生という物語に、型はないと思っています。ハッピーエンドばかりじゃないし、思いがけない展開
昔も今も乙女さんが難破船主題のブログを書いておられたので少年時代に良く読んだ幽霊船メアリー・セレスト号事件のことを思い出しました。漂流船発見1872年12月4日(19世紀は標準時の制定前であるため、12月5日ともされる)、カナダ戦跡ののデイ・グラツィア号が、アゾレス諸島付近の海域でメアリー・セレストを発見した。後世では「船荷として水や食料が残っていた」というデイグラシア乗員の証言に便乗して、「人だけが忽然と消滅した」かのような超常現象を思わせるような俗
なんとはなしに、人に怖がられている人がいます。それぞれの"そういう人"に、怖がられる理由もあるのだろうけれど、怖がれることでその人たちは、損してる…そういうこともあると思っています。いい話や、おもしろいことを聞ける機会を逃しているかもしれない。安心して和気あいあい過ごせる場のほうが、きっと本人も気持ちがいいはずです。でも、なかには「怖がらせること」を武器にしたり、商売にしている人もいます。力を見せつけたり、怖い噂をわざと広
その水に合わない魚だけが、その水のことを考え続けます。魚にとっての水は、生きるための環境そのものです。水がちょうど合っていれば、魚はその存在を意識することなく、自然に泳ぎ続けていられます。でも、その水が合わない魚は、苦しくて苦しくて仕方がなくて、その環境のことばかり考えてしまう。これは人も同じですよね。「置かれた場所で咲きなさい」と言うけれど、薔薇は砂漠では咲けないし、サボテンは水をやりすぎると枯れてしまう。合わ