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定期検診でしたそして再発転移の可能性が濃厚です。色々話を聞いてきましたが…確定したら私は後何年生きられるのだろう
以前にも腹膜の教材は作っていますが、この度、さらに詳細なものを作ってみました。以前の腹膜教材はこちらを参照↓腹膜①https://ameblo.jp/zatouyuki/entry-12191775322.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=52c7cfc43606401b9c8649f0d6f7512d腹膜②https://ameblo.jp/zatouyuki/entry-12191792319.html?frm_id=v.jpameblo&devic
女性の骨盤内解剖で正しいのはどれか。a.尿管は腹腔内を走行する。b.卵巣動脈は腎動脈から分岐する。c.子宮円索は基靭帯の一部を構成する。d.子宮動脈は内腸骨動脈から分岐する。e.Douglas窩とは子宮と膀胱の間をさす。正解:d正解を答えること自体は容易ですね。その他の選択肢を少し掘り下げましょう。aは最後にします。b.卵巣動脈は腎動脈から分岐する。ひっかけですね。腎静脈から分岐するのは卵巣静脈の方です(左のみ)。卵巣動脈は腹部大動脈から直接分岐します。下大静脈
前回に引き続き、腹膜の話です。前回は腹膜を理解する上で重要な①臓側腹膜、②壁側腹膜、③間膜、④腹膜内臓器、⑤腹膜後臓器について説明してきました。今回はそれぞれの腹部内臓について細かく見ていこうと思います。少し大がかりな教材ですが、いくつかの腹部内臓と腹膜との関係を表したものになります。上から順に、肝臓、胃、小腸(長くて平らなヒモ)、大腸(半透明の蛇腹な管)があり、それぞれに腹膜が関係しています。後ろに貼られている赤いチェックの布は後腹壁です。本来ならば壁側腹膜に被われていますが、この教材では
腹部をタテに走る腹直筋は、前後を腹直筋鞘に包まれています(前葉・後葉)。腹直筋鞘は腹直筋を包む扁平な腱膜で、側腹筋(外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋)の停止腱膜が正中線近くで癒合して作られます。ただ、この腹直筋鞘は、腹直筋の上部から下部まで同じように腹直筋を包んでいるのではなく、弓状線というラインを境に腹直筋鞘の後葉がなくなるため、これより下方では腹直筋の後面は容易に腹腔に達することができます。弓状線についてもう少し詳しく見ていきましょう。弓状線は臍(おへそ)と恥骨結合の中間点の位置にあり、腹直筋鞘