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昨日12/21(土)は妻も子供たちも、とっても楽しみにしていたことがありました。それは、妻のお姉さん家族を呼んでのクリスマスパーティー何かと我慢をしてもらうことが多かった子供たちに、一年の最後に最高の思い出を作ってもらおうと、妻がパーティーメニューを考えてくれていました。ただ、ここへ来ての急遽の入院。あまり状態も芳しいと言えない中、中止にすることも考えたのですが、妻の願いは「パーティーをしてあげて、子供たちに楽しんでほしい」↓の記事でも、子供のことをずっと気にしているこ
最近調子を崩している旨を書きましたが、本日入院となりました。『調子を崩していますが、眼力は衰えていません(退院61日目)』前回の続きです。『訪問看護、訪問診療のありがたみ(退院61日目)』先日は調子よく外食したことを書いたのですが、その次の日から調子がよくありません・・・『アメト…ameblo.jp昨晩から呼吸が荒く、ブツブツとうわ言のような感じのことを言い続けていました。朝一番で、訪問診療、訪問看護の方が来てくださり、とりあえず体温、血圧、脈拍、酸素、などのバイタルには問題がない
こんにちは。どんな人がこのブログを書いているかを知っていただくため、ごく簡単にですが、自己紹介をしておきたいと思います。家族構成妻:2024年10月現在37歳夫:同39歳息子:同7歳、小学一年生娘:同4歳、保育園年少普段は4人暮らしですが、闘病生活においては両家の両親や兄弟などを中心に、様々な人に支えてもらいながら暮らしています。仕事夫婦ともにIT系の職種で、リモートワーク主体で仕事ができるため、乳がん発覚後もずっと共働きを続けてきました。が、脊髄
「何かちょっと胸が痛い」妻がそう言ったのは、2022年のクリスマスのお祝いをした後だったと思います。この時、この後こんなことになるなんて夢にも思っていませんでした。病院で診てもらいたいけど、なにぶんもう年末でここから急に予約が取れそうなところがない。しばらくどうしようかと相談していたのですが、出産後に胸が張って痛かった時に助産師さんにケアしてもらって随分痛みが和らいだことを思い出しました。そこで、助産師さんに連絡してみると12/27に来ていただけるということになり、マッサー
昨日、急遽入院することになった旨書きました。『緊急入院(退院63日目、入院1日目)』最近調子を崩している旨を書きましたが、本日入院となりました。『調子を崩していますが、眼力は衰えていません(退院61日目)』前回の続きです。『訪問看護、訪問診療…ameblo.jp今朝、娘を保育園に連れて行った後すぐに病院に行きました。まず顔を見て、一昨晩から続いていた荒い呼吸が落ち着いていましたので、少し安心しました。朝ご飯が済んだところだそうで、おかゆや柔らかくしたブロッコリーなどを食べた
今朝も病院に行って部屋に入ると、先生方に囲まれていて何やら処置を受けているような感じだったので驚きました。どうやらたまたま朝の回診に来て頂いたときに嘔吐してしまったようで、その対応だったようです。大事ではなくてホッとしました。が、まだ吐き気が変わらず出ているということで、点滴を追加するなど対応を検討して下さっています。昼は比較的落ち着いた様子で、アイスを食べ、ジュースを飲むことができました。日中少し話ができるようになったので、クリスマスに欲しいものを聞くと、うー
実はMRIや細胞診の結果説明の後、担当医の先生を交代してほしいということをお伝えしました。断っておきますが、この先生が悪いとかいうことではなく、単に相性の問題だと思っています。先生はとても穏やかで優しい方で、おそらく私達を不安にさせないために、非常にオブラートに包んだ言い方をされる方でした。それに対し、妻も私も、もっとはっきりと現状を理解し、それに対して自分たちなりにどうしたいかを考えたいと思っていました。実はその違和感は初診のときから感じてはいたのですが、この日の検査結
乳がんの手術と言うと、大きく全摘か温存(部分切除)か、そして再建術をするかどうかという選択肢があるかと思います。私たちの場合は、再発リスクを抑えるというのが一番、その上で可能な限りQOLを上げる、ということを考えていました。なので、再発リスクという観点から、初めから温存というのは考えておらず、全摘という腹積もりをしていました。MRI等の検査をしていくと、大胸筋に近いところまで広がっていることが分かったので、実際には私たちにはそもそも温存という選択肢はなかったのですが。その
細胞診に検体を出してからちょうど2週間、その結果を聞くため、今回は夫婦で乳腺クリニックに行きました。クリニックは、スタッフの方含め、周りは全員女性であったことが印象に残っています。そんな中、一人男性が混じっているという異質さが、これから自分たちに起こることの重大さを示唆しているような気がしていました。ほどなくして診察室に呼ばれました。先生に何と言われたか、はっきりとは覚えていませんが、いわゆる乳がんであること、ただしまだ初期のステージでありそうだということ、病院に紹介状を書くから
実は明日、引っ越しをします乳癌発覚当初は、当時住んでいた場所から片道1.5~2時間ほどかけて病院まで通っていました。当時、もちろん通院は大変でしたが、基本的に全て計画通りの通院であったため、妻も私も、予め仕事を休んだり調整したりすることができ、何とかこなしていました。ところが、今年1月に脳転移が発覚して以来、予定外の通院が増え、入院も長くなることも出てきたため、病院の近くに引っ越すことにしました。実際に3月末に既に一度引っ越しをし、通院は随分しやすくなりました。以来
前回の続きです。『訪問看護、訪問診療のありがたみ(退院61日目)』先日は調子よく外食したことを書いたのですが、その次の日から調子がよくありません・・・『アメトピ掲載、喜ぶ妻の思い(退院58日目)』最近、2つの記事をアメトピ…ameblo.jp重複する部分もありますが、改めてこの金曜日からの経過を書いてみたいと思います。12/13(金)はとにかく痛みと吐き気が強く、1日中何とかそれを治めようと四苦八苦していました。特にこの日の問題は痛みで、頭だけでなく、首や肩、脇、腰、背
3/3に改めて詳しく超音波検査をして頂き、そのレポートをこの日頂いてご説明を頂きました。ちなみに、↓で書いたように、この時から別の先生にご担当頂いています。非常に明瞭な説明であったことを覚えています。『2/24担当医交代のお願い』実はMRIや細胞診の結果説明の後、担当医の先生を交代してほしいということをお伝えしました。断っておきますが、この先生が悪いとかいうことではなく、単に相性の問…ameblo.jpこの時のレポートでは、乳管内成分優位型乳癌、病変は浸潤部分と乳管内成分が
リアルタイム日記初めての投稿となりますので、少しだけ近況の整理をしておきたいと思います。(でないとタイトルの意味も分からないでしょうし・・・)今年(2024年)のはじめに乳がんからの脳転移の診断を受けて以来、2回の脳の手術と、2回の定位放射線治療を受けてきました。特に2回めの手術を受けた今年7月からは容態が急変し、急に右足(股関節から下全て)が動かなくなってしまいました。また、排泄も自分ではできなくなりました。直後のMRIで分かりましたが、これは脊髄転移のためでした。それ以来、
うちは妻、私、息子(小1)、娘(年少)の4人家族です。『自己紹介』こんにちは。どんな人がこのブログを書いているかを知っていただくため、ごく簡単にですが、自己紹介をしておきたいと思います。家族構成妻:2024年10月現在3…ameblo.jp闘病中の現在、どうしても子供たちには我慢をしてもらうことが増えています昨年中はまだ治療の合間を縫って旅行に連れて行ったり、息抜きの外食もそれなりの頻度でしていましたが、脳転移が見つかった今年1月以降、特に髄膜播種、脊髄転移が見つかった7月
最近、2つの記事をアメトピに掲載頂きました。『両手足の麻痺、急遽外来①(退院54日目)』12/4の夜23時ごろ、様子を見に行くと妻が「動けなくなった」と言います。どういうことかと思っていると、その言葉通り、両手足が動かせなくなっていました。右…ameblo.jp『夫、ぎっくり腰(退院56日目)』やってしまいました・・・。十分気をつけていたのですが、毎日の介護やリハビリの蓄積でしょうか、先日娘の保育園に迎えに行く前、夕飯の買い物をしているときに突如、…ameblo.jp
先日は調子よく外食したことを書いたのですが、その次の日から調子がよくありません・・・『アメトピ掲載、喜ぶ妻の思い(退院58日目)』最近、2つの記事をアメトピに掲載頂きました。『両手足の麻痺、急遽外来①(退院54日目)』12/4の夜23時ごろ、様子を見に行くと妻が「動けなくなった」と言…ameblo.jp12/13(金)はとにかく痛みと吐き気が強く、1日中何とかそれを治めようと四苦八苦していました。痛み止めのオプソを結局合計7回飲んだのですが、いつもは効いてくれるはずが、あまり
最初に乳腺クリニックを受診してから約一か月後、大病院での初診となりました。最初に胸の痛みを感じた2022年のクリスマスから考えると、約1.5か月になります。大きな病院だとそんなものなのかもしれませんが、とにかくこの待ち時間は長く感じました。その間にも妻は明確に胸の痛みを感じるようになってきており、毎日気が気でありませんでした。実績も豊富で体制も整った大きな病院で治療を受けたい、だけどそういう病院だと待ち時間が長くなる傾向がある、そんなトレードオフに葛藤を感じていました。さて
抗がん剤治療が始まる前に、ウィッグを作りに行きました。実はこのウィッグ選び、意外とというべきかはわかりませんが、悲壮感は全く無く、二人でとても楽しく行いました。ロング↓ショート↓色味も色々選べて、普段だとなかなかすぐにイメチェンはできませんが、これだとすぐにできるので、なんだか楽しく、妻も私も「あっちも良いね」「こっちも似合うよね」と、服やアクセサリーのショッピング感覚で選び、結局テンションが上ってロング(外出用)、ショート(外出用)、ボブ(在宅ワーク用)と3つも買ってしまい
今回の話は、このブログを立ち上げた理由の一つでもあり、ぜひ多くの方に知って頂きたい内容です。長くなってしまいましたが、前半だけでもご一読頂けますと幸いです。大きな病院での初診の際、乳がんや卵巣がんになりやすい遺伝子変異を持っているケースがあり、その検査ができるという話を聞きました。その検査をやるかどうかは任意ですと言われたのですが、私たちは是非やりたいと言って、やって頂きました。以前も結果は載せましたが、その結果が以下で、妻の場合はBRCA1という遺伝子に変異があるこ
この日は前回検査に出していた以下のものの結果の説明を受けました。2/7に再検査に出していた、近所のクリニックで採取した細胞の診断レポート2/18に撮ってもらったMRIのレポート2/7に検査に出していいた、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)のレポート細胞診こちらは近所の乳腺クリニックでの結果と変わらず、レポートにはDCISと考えますと記載されていました。つまり採取した部分に関しては非浸潤癌(ステージ0)ということですね。その他は核異型スコア2、核分裂スコ
12/4の夜23時ごろ、様子を見に行くと妻が「動けなくなった」と言います。どういうことかと思っていると、その言葉通り、両手足が動かせなくなっていました。右脚は何度か記事にしている通り、髄膜播種・脊髄転移発症時から麻痺を生じているので、元々そこまで動かないのですが、左脚や特に両手両腕は問題なく動いていました。これまでも疲れで動きが鈍ったり、言葉が出なくなったり、といったことはあったので、一晩寝れば回復することを願いつつ、様子を見ることにしました。そして翌朝、様子を見
今日、郵便受けを見ると、妻の会社の保険組合から何やら通知書が。開けてみると、明日傷病手当金を振り込むよ、という通知でした妻は、現在休職中で給与収入がないため、これは本当に助かります。ちなみに私も妻の介護のため休職中ですが、これはこれで手当が出て、それも大変助かります。通算1年6か月の間、ざっくり言って(ざっくりじゃない計算は↓)月給の2/3程度を支給して頂ける、ということで、何かとお金がかかる闘病中には大変ありがたいです病気やケガで会社を休んだとき|こんな時に健保|
実は乳がんの告知を受けた日は妻の誕生日前日でした。誕生日は元々ホテルに一泊してお祝いをする予定で、複雑な心境はありましたが子供たちにはまだ何も話さず、予定通りお祝いをしました。この時、明示的にそういう話をしたわけではありませんが、この時から今までずっと「闘病中でも楽しみは一杯あるし、人生を楽しむことをやめる必要はない」というような共通認識が、私と妻の間でできていたように思います。
検査結果手術から2週間ほどして、取った検体の検査結果が返ってきました。腫瘍径:55x52x16mm核グレード3組織学的グレード3エストロゲン:陽性(Score3a)プロゲステロン:弱陽性(Score1)HER2:陰性(Score0)Ki-67:71.0%リンパ節転移:3/9個ステージ3Aサブタイプとしては、HER2陰性のルミナルタイプということになりますでしょうか。また、全身のCTや骨シンチもやって頂いて、こちらは遠隔転移の所見な
結果待ちの間は何とも言えない気持ちで過ごしました。特に、徐々に痛みも増していっているということで、不安を掻き立てられました。妻はこの時を以下のように振り返っています。検査結果待ちの間、胸の痛みは増していて、痛みどめを飲みながらの生活になった。痛みで仕事が辛いときもあったが職場にはまだ言えず。自分の状態については大丈夫なケースもあるだろうが、胸の張りから考えてステージ2~3くらいがありえるかなと思っていた。緊急手術など、怒涛の勢いで物事が決まって、何がなんだか分からない、とな
前回、前々回、前々々回↓の続き、今回で最後です。『両手足の麻痺、急遽外来①(退院54日目)』12/4の夜23時ごろ、様子を見に行くと妻が「動けなくなった」と言います。どういうことかと思っていると、その言葉通り、両手足が動かせなくなっていました。右…ameblo.jp『両手足の麻痺、急遽外来②(退院54日目)』前回↓の続きです。『両手足の麻痺、急遽外来①(退院54日目)』12/4の夜23時ごろ、様子を見に行くと妻が「動けなくなった」と言います。どういうことかと…ameblo
今朝病室に着くと、妻は荒い呼吸をしていました。程なくして手も少しずつ震えてきていたので、看護師さんに相談しました。先生に報告して頂き、痙攣止めを注射して頂くと、すぐにぐっすりと眠りました。今、何とか年末年始は自宅で過ごせるようにと訪問看護と連携して早めの退院に向け色々策を練って頂いているのですが、こういった症状が出るとどうしても自宅での対処が難しいため、もう少し入院で様子を見る必要が出てきました。はやる気持ちはどうしても出てきますが、妻も子どもたちも自宅で穏やかな時間を過
病院選びの詳細版です。特に考慮した点。1.乳がんの最近の手術実績数2.乳がんの手術をする乳腺外科と他科との連携(腫瘍内科、放射線科、形成外科、など)3.病院の方針4.通いやすさあまり考慮しなかった点。5.著名医師の下での治療6.先進医療への取り組み7.費用少し補足をしていきます。1.乳がんの最近の手術実績数妻の場合、症例数の多いいわゆる普通の乳がんだと思っていた(そしてその後の経過はともかく、それ自体はおそらく正しい)ので、そうい
週に一回の血液検査の結果が出ました。主だったところではALT:86(基準値7~23)HGB:8.6(基準値11.6~14.8)PLT:241(基準値158-348)CRP:<0.04(基準値0.14以下)という結果でした。一番気になるのが、ALT(肝臓の値)で、基準値7~23に対して86と高くなっています。これは10/1に始めた肺のカビの薬の副作用だろうとのことでした。この薬を中断すべきかどうか、主担当である腫瘍内科の先生が感染症科の先生とも相談して下
昨日書いた引っ越しの件↓、無事完了しました『より良い介護環境を求めて、(2回目の)引っ越しします(退院36日目)』実は明日、引っ越しをします乳癌発覚当初は、当時住んでいた場所から片道1.5~2時間ほどかけて病院まで通っていました。当時、もちろん通院は大変でしたが、基本…ameblo.jp昨晩は段ボール溢れる家で過ごすのは難しいだろうということで、私の両親に来てもらって子供たちをホテルに泊めてもらいました。余談ですが、タイミング悪く息子は今日校外学習ということで、お弁当を持たせ