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津村作品を読むのは5作目です。今まで読んだ本の感想は最後にリンクしておきます。津村作品は、芥川賞、太宰治賞、野間文芸新人賞、織田作之助賞、川端康成賞、紫式部文学賞、などを受賞し、本作で谷崎潤一郎賞を受賞しています。今年の本屋大賞2位なので買って読みました。オウムではなくヨウムという、人の声を真似る鳥の世話する姉妹を中心に、温かい人たちに包まれて暮らしていくハートウォーミングな物語です。街の様子を描いた表紙でもこの本も、毒親とLGBTQが出てきます。496ページの長編
皆様、ごきげんよう織田作之助作「道なき道」を配信致しました。どうぞ、お聴き下さいませ。━☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━織田作之助作「道なき道」〈朗読草間春美〉☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆お気に召しましたら〈チャンネル登録〉と〈いいね〉をどうぞ、よろしくお願いいたします。☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━物語のモデルヴァイオリニストの辻久子氏➡【Wikipedia辻久子】━☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━
昨日は少し前から気になっていた清滝に行ってきた。元々は京都では数少ない納涼避暑地、古くは愛宕神社登り口の宿場町として、昭和初期には愛宕山には東洋一の遊園地が開かれ、今は無き清滝駅の清滝川沿いに清滝遊園地があったと聞く。そんな面影は何処にも残っていない。清滝川には金鈴橋、渡猿橋、清滝橋の三本の橋が架かっていて、メイン通りのこの赤い橋が渡猿橋(とえんきょう)。渡猿橋を渡ると左に清滝幸福延命地蔵尊のお堂が見える。この景色は昔と変わりなさそうだ。35年ほど前に何度か訪れた事があっ
お久しぶりのご無沙汰でございます今年も、またこの季節がやってまいりました。語りの会水無月、本年度の公演フライヤー出来ました。6月22日土曜日原宿アコスタディオ11:30開演、15:30開演の2公演(各回で演目・演者は異なります)各回料金2,000円(消費税込み)2公演通し券は3,000円ご予約は、私、鈴木佑梨までお声掛けくださいませ。皆様、どうぞ本年も、ご指導よろしくお願い申し上げます。鈴木佑梨に面識のない方でも、語りの会水無月の窓口は、私ですので、ご予約は、鈴木
コロナ開けで大阪に用事で来た。せっかくなので大阪の処刑場とされる千日前に行ってみる。大阪出身なので、100回は来ているのだが、意識したのは初めて。千日前の処刑場はとても広かったらしい『千日刑場は難波村の北端にあり、千日墓所の前にあった。千日刑場においては獄門刑のみを執行した。つまり、罪人を松屋町牢屋敷内で斬首し、その刑首をここで晒(さら)した。』『大坂町奉行と刑罰』藤井嘉雄/著清文堂出版,1990この場所は私が生まれてから最低5回は風景が変わっていると思うのだが。今
文豪ストレイドッグス第13話霧深き夜――。織田作之助がバー「ルパン」へ赴くと、先客の太宰治がいた。そこへ、密輸品の買い付け帰りの坂口安吾も合流。悪名高い「ポートマフィア」に属する男たちの、いつもの夜だった。だが、その日を最後に安吾が消息を絶つ。時を同じくして、暗証番号で守られた最高保管庫のひとつが「ミミック」なる組織に襲撃される。ボス・森鴎外から直々の指令を受けた織田作は、安吾捜索に乗り出すが……。今回から、文豪ストレイドッグス第2期始まりました第1期から視聴していた身としては、第2期
銀座のバー、ルパンでたばこを吹かす織田作。林忠彦氏の写真写真家の林忠彦氏は、この時の織田作の様子をこう語っている。「当時珍しいジャンパーを着込んでいて、顔面蒼白の長髪、なんとなく昔の作家と違うイメージがあふれていました」こんな笑顔を浮かべているが、この写真のあと間もなく亡くなった。太宰治と織田作之助は無頼派といわれ、(某文豪マンガの影響もあり)親しいようにも思えるが、会ったのは2度だけ。格別深い付き合いがあったわけではない、と語っている。でも、なんか通じるものがあっ