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昨日の続きです。ある土曜日の稽古ですが、お話ししたように基本を意識したメニューで構成しました。第1部として昨日お話しした「突き」と「受け」、そして今日お話しする「蹴り」を行ないましたが、一般的な基本稽古そのものです。しかしそこで行なうのは、数をこなすだけの意識ではなく、基本の確認を細かくしつつ、ということがテーマになります。量と質の融合という感じになりますが、稽古というのは単に数をこなせば良いというのではなく、細かなポイントを意識しつつ回数を重ねることが大切と常々説いて
昨日の稽古の話の続きです。アイルランドからの来日した子供たちの体験稽古ですが、これまで文化として理解してもらうために礼法から入り、立ち方や「突き」、そして「調息動作」を護身術の技として稽古してもらいました。その上で今度は下肢の技として、「前蹴り(まえげり)」を稽古してもらいました。この技はタイトルにもあるように、下肢の技の基本になりますので、体験の場合などでは必ず行ないます。そういうことで今回も行ないましたが、上肢よりコントロールが難しい分、足指の状態などは実際に蹴った
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日ですが、出席者の関係でこの日はベースになる「形(かた)」ついてはリクエストを伺いました。私の方からテーマを設定しても良かったのですが、試合が終わった後の稽古ですので、自発的な意思からテーマを選んでもらい、自身でも考え、その上でもしその解釈に理を感じればそれに修正を加えて稽古をすることを考えていたわけで、以前、同様のパターンでうまくいった経験があったことからのやり方でした。リクエストの結果、「抜塞(ばっさい)」ということになりましたが、基本的