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むしろ「史実に反するエンタメ狙いのフィクション」ではない、ってところに、ポイントっていうか、問題があるんです。坂の上の雲は、もちろん小説です。松山出身の同世代の二人、正岡子規と秋山真之、それと兄の好古の三人を主人公にして、日露戦争に向かう上り坂の日本の姿を、社会と文化のいろんな側面から多面的に描いていこう、っていう意欲的な小説だったんですが。ところが、司馬遼太郎先生というのは御存知のとおり、徹底的に調べて書く人なんで、だんだん取材成果の発表のほうの比重が増えてきて、特に正岡子規が死んだあとは
持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。[中村天風(実業家・思想家)]むしろ自分で自分を束縛しているのではないか。[釈尊(仏教の開祖)]自由とは、まず第一にわたし自身からの自由である。[D・H・ロレンス(イギリスの作家)]もし真の自由を求めようとするのであるなら、心中の奴隷をとりのけることから始めねばならない。[梁啓超(中国の清代の思想家)]身辺は、単純明快で良い。[秋山好古(陸軍軍人)]つまり、簡単にすることだ。[吉田松陰(幕末の思想
秋山好古(あきやまよしふる、安政6年1月7日(1859年2月9日)-昭和5年(1930年)11月4日)とは、明治期の日本の軍人。弟の秋山真之とともに日露戦争の勝利に大きく貢献し、「日本騎兵の父」と呼ばれている。陸軍大将にまでなった好古でしたが、予備役になって郷里の校長の話があると、喜んで引き受けさせて貰うと返事をし、郷里の愛媛県松山市に戻り、私立北予中学校(現在の愛媛県立松山北高等学校)の校長を死去の半年前まで務めたそうです。陸軍大将と言えば、今でいえば総理大臣級で、田舎の校長などとは、