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今回は、相振り飛車の「中飛車左穴熊」がテーマです。先手を中飛車、後手を三間飛車として、後手の目線で対策を検討していきます。中飛車左穴熊は、5筋の位を取る事で、後手の角道を止めたり左銀の進出を止めたりして、後手の穴熊に対する速攻を封じつつ、安全に穴熊に囲ってしまおうという作戦です。ちなみに、なぜ「左」なのかと言うと、相振り飛車での右穴熊は、飛角の位置関係上、後手が比較的簡単に端攻めの理想形を組めるため、かなり攻め込まれやすいためだと思われます。(例として、藤森先生の「藤森流中飛車左
今回も相振り飛車の先手四間飛車(矢倉)と後手三間飛車(美濃)の将棋を見ていきます。視点としては後手目線で、先手陣の攻略を目指していきます。今回も前回の第二図(△42飛まで)からの分岐を考えていきます。(5)第二図から▲26銀(2-B)の▲33角成△同桂▲77角のような局面になった時の△25桂を消しています。また、次に▲35銀や▲37桂のような手が可能です。後手がそれを嫌うなら、すぐに△45歩と仕掛けるところです。▲同歩は△同銀▲同銀△77角成▲同桂△55角がありま
今回は、相振りについてです。僕は余程のことがない限り居飛車にはしないので、相手が振り飛車なら、相振り飛車になります。振り飛車党でも相手が振り飛車なら居飛車にする方もいると思いますが、自分がやりたい振り飛車を相手にやられるだけでも癪な上に、それで負けたりしたら相当悔しいと思うので、それは今のところ選択肢にないです。振り飛車党であって、対抗形党ではないですし。そもそも、自分としては振り飛車の方が有力だと思って振り飛車をやっているので、わざわざ居飛車を持っていいよなんて妥協をするのは、筋と