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先ほど触れた、トリプルネガティブ乳がんと闘病中の西加奈子さんは2014年の直木賞作家です。さかのぼること14年、2000年の直木賞作家が山本文緒(ふみお)さんです。前年に発表した「恋愛中毒」で大ブレークし、「少女小説」の第一人者と称されました。山本文緒さん、2021年春に体調を崩され、「ステージ4bのすい臓がん」と診断。「余命4カ月」の宣告を受け、積極的治療を受けずに自宅療養を続け、同年10月13日に旅立ちました。58歳でした。すい臓がんは乳がん同様、この国で増加が顕著な「がん」ですが
やっと年末に入選した同人誌「随筆春秋」が届きました。Amazonから市販されるのは、さらに1ケ月先だそうです。自分の作品が掲載された、それなりに有名な文芸誌が市販されるのは、確かに誇らしいものがあります。この会は、直木賞作家の佐藤愛子さんがご指導されており、現在、日本と外国に約120名の会員を擁しています。同人誌の発行は、春と秋の年2回。各号発行部数は、400‐800部。電子版も発行し、創立30周年を迎えています。この穂高も会員に招待され、1月に入会しました。
こんにちは。読んでいただきありがとうございます今日紹介するのは、山本文緒さんの「ばにらさま」です山本文緒さんは、直木賞作家ですし、近著「自転しながら公転」するも大評判になっていましたにもかかわらず、彼女の作品を読むのは初めてですが、このがんばって生きている人、生きてきた人たちをつづる短編集やはり、物語の持って生き方等々超上手で、筆力にひたすら感心しました!(←上から(笑))短編はどれもほんとうにおもしろかったのですが、中でも好きだったの
近所では今日やっと蝉時雨の音が止みました。蝉の子供は地中で5年程過ごし、やっと地上に出ても1週間でその一生を終える・・・。そう子供の時に習いました。蝉の一生は何て儚いのだろうか・・子供の頃から大人になってもそう思っていました。映画「八日目の蝉」を初めて観た時に・・蝉が八日生き続けた時、仲間は既に7日目で寿命を全うしていて自分だけ八日目を迎えた蝉は倖せなのか?不幸なのか?いまだに自分の中で答えを見出せないテーマのひとつになっています。邦画の中で自分の心を揺さ