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このブログを読んで頂いている方には、「またか」になるのですが慢性前立腺炎と診断されて、あまり軽快しない方のほとんどが「筋筋膜性骨盤疼痛症候群」です。本日は陰嚢痛エコーで精巣は問題なし、放散痛の原因となる尿管結石もなし台上診で内閉鎖筋の圧痛が高度で一撃診断となりました。今後「骨盤底リハビリテーション」や「スターフォーマー」などお勧めしました。・・・・別の方で座れなかった方が「骨盤底リハビリテーション」で少しずつ「座れるようになった」と治療が前進された事を実感されていました。リ
夫(癌患者)が肝臓癌と宣告されてから、youtubeで癌専門の医師や緩和ケアの医師の動画を出来る限り見て学んだつもりの私(患者家族)。食事が摂れなくなってきている夫。最後が近くなってきているのは理解している(イヤ、認めたくない思いもあるが)。点滴1000もそれ以上も打ってくれと言っているのでない。腹水、胸水、浮腫(酷いむくみ)が出て、患者のためにはならないとも理解している。が、医療用麻薬(モルヒネ系)を薄めるための輸液で、痛みも嘔気も治り、天気予報で台風の進路の話がで
9月から当院では、慢性疼痛に対する体外衝撃波治療を導入しました。実は、私自身がいろいろな機種を試し、一番効果を実感できたものを選びました。実際に自分の体で試してみた結果…左手親指の付け根、右手人差し指の付け根、左手首、左腰、左内閉鎖筋、そして左肩。痛みがあった部位に衝撃波を当ててみると——すっかり良くなった箇所もあり、特に圧痛点(押すと強い痛みがあるところ)ほど効果が高い印象です。MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)の方にも継続中当院で多い「MPPS(筋筋膜性骨盤疼痛症候群)」の患者
こんにちは、原田高志です。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として20年、看護学生や新人看護師の皆さんへ、看護のコツをお伝えします。本日は「疼痛」の看護診断テーマで、実習や看護計画、看護診断、関連図といった重要キーワードを盛り込みながら、看護学生1年生の目線で解説していきます。疼痛の看護診断・看護計画・関連図―看護学生の実習で役立つポイントを徹底解説!【ここで紹介する事例は学習テーマ用の架空事例です】はじめに~痛み(疼痛)は身近な看護課題実習やケアの場面で、患者さんから「痛い」
このたび、第12回国際全人医療学会が開催されます。きんつう相談室代表の橋本もずっと参加している学会ですが、一般の方も参加できますので、患者にとって今の研究がどのようになっているか、ということを知れる唯一の場でもあります。毎年参加される患者さんやご家族などはたいへん良かったと言われます。全人的医療、ロゴセラピーを用いた痛みの治療の取り組み方を知りたい、あるいはフランクルが医療にどのように生かされているか…、といったことに関心がある方は、是非参加をご検討してみて下さい。
2025.2.15土曜日、亀田総合病院数年前に骨盤臓器脱で経腟手術で治療された方。骨盤臓器脱は治っているのですが、手術後から下腹部痛を患い、「治療が無い」と言われておられましたが、優しい外科の先生に相談を勧められ受診された方です。腟はかなり縫い縮められ(指が通らない)、腟断端は仙棘靭帯に強く引っ張り挙げられていました。「骨盤臓器脱を治す」手術としては成功なのですが・・・治療には合併症があります。その一つが「術後疼痛」痛みの原因がわかれば、疼痛発生部位を解除することが治療に繋がりま
こんにちは、原田高志です。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として20年、看護学生や新人看護師に現場で本当に役立つ“痛みの観察”とケアのコツを伝えてきました。今回は「急性疼痛(きゅうせいとうつう)」をテーマに、「看護学生」「実習」「看護計画」「看護診断」「関連図」などのキーワードを網羅し、“だれでもわかる・すぐ現場に活きる”視点でまとめます。書籍はこちらです。https://peraichi.com/landing_pages/view/uv3ye急性疼痛―看護学生の実習で学ぶ「痛み
今日は朝から絶不調。起きたらズガーンと頭が痛いし、胸痛で大きく息をするのも痛いし、背中に子泣き爺が乗ってるし、腕も痛いし。仕事休もうかと思ったくらいにはシンドイ。ひょっとしてヤバい?冷や汗出るわ〜。でも、今日は朝から眼科で視神経脊髄炎と、高眼圧の経過観察があるので、病院に行かねばならぬ。布団から這い出して、着替えて、駅まで歩いたらなぜか分からないけど楽になった。あれ?何なんこれ。でもこんなこと、よくあるので、もう何でもいいけどさ。というわけで、眼科の検査の結果。⚫︎眼底写