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グリークラブアルバムの研究新(30)Dixieアメリカ民謡編曲福永陽一郎「アメリカ民謡」とされているが,作曲家DanielDecaturEmmettが所属していたブライアントズ・ミンストレルズ*のために作った曲で,1859年4月4日にニューヨーク市のメカニクスホールで初演されたとされる。作曲自体は1943年だという説もある。*いわゆるミンストレル・ショーを演じるグループ。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%
グリークラブアルバムの研究31UntilTheDawn(あしたまで)パークス作曲確証はないが,グリークラブアルバム(赤本)の中で最も愛唱されなかった曲のような気がする。福永は「とにかく50年ほど前に日本に輸入されたパークスの男声合唱曲集は当時を風靡しました」と書いているが,グリークラブアルバムの初版が1959年のことだから,「当時を風靡」したのは,およそ1910年(明治43年)頃のことになる。作曲者のパークスとは,JamesAsherParks(1863-1945
グリークラブアルバムの研究(28)いざ起て戦人よ作曲グラナハム作詩藤井泰一郎順番を間違えていたので修正。BeStillmySoulよりこの曲が先。男声合唱を少しでも経験した人で,この曲を知らない人はいないだろう。多くの人が暗譜でうたえるはず。また,少なくとも昭和40年代は男子校用の音楽教科書にも四部合唱譜が載っていた。グリークラブアルバム(赤本)では,この曲とUB
第148回定期演奏会|ワグネル・ソサィエティー男声合唱団今年もワグネルの演奏会に行ってきた。諸般の事情で今年度聴ける唯一の定期演奏会。オンステメンバーは50名程度,うち1回生が20名。卒団する4回生は9名。最初の塾歌を聴くだけで,新入部員が素晴らしく成長していることが分かる。なんと安定した美しい声とハーモニーであることよ。今回も演奏の感想というより,合唱史的なことを書いてみたい。曲目等の書き方はワグネルのホームページと同じ形式に。第4と第5ステージは演奏とは全く違う話になっ
皆さまこんにちは!ちゃっかり新年明けて早2ヶ月…((((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブルいきなりですが、今年入って初のお知らせをさせていただきたいと思います。なんと…………来たる来年2025年2月……………初⭐︎広島遠征!!レガーロ東京、初のジョイントコンサート開催大決定です\(^o^)/気になるお相手は…Men'sVocalEnsemble“寺漢”さん!!出会いは2018年第一回東京国際合唱コンクール、あの時は客席から見ているだけでした…そして
国内で歌われた男声合唱の黒人霊歌について,1960年までをグラフ化する。参考としたのは,東西四大学の部史(関学,慶應,同志社,早稲田)と西南学院グリークラブ,その他にいくつか。数え方は,例によって,その年に歌われた回数ではなく,その年に歌われた黒人霊歌のレパートリー数。例えば同じ曲を3回演奏した場合は,1曲と数えている。時間感覚をみるため,ここまで述べた米国や日本の主な出来事を加えた。もちろん全ての演奏曲を掴まえてはいないが,傾向は示せているはず。世界初の黒人霊歌集が出版され
2023年1月男性四部合唱曲「石狩河口」作詩:阿部保作曲:藤井修がマザーアースより出版されました。(定価3,080円)この作品は藤井が一番力を入れた渾身の合唱曲で、「是非とも出版したい!」と強く望んでいた作品でした。しかし、あれだけ出版を待ちわびていたのに、本人は出版を見届けることなく亡くなりました。故人の心中を察するに、ただただ胸が痛みます。さて、この「石狩河口」は、1988年岡山大学男声合唱団「コール・ロータス」
目標としていた試験に合格しましたが次のステップがまだ見えてませんサラリーマンやりながらこの資格を活かす道はあるのだろうか?社業の中で活用する方法はあるのだろうか?会社を辞める選択肢はある?コロナが終息すればインバウンドビジネスは復活する?こね1年はじっくり考えていろんな可能性を探る時間に充てます資格取得による一旦の区切りと新たな一歩を踏み出そうとしている自分への応援歌としてこの歌を良く聞きます山﨑佳代子さんの出発という詩ですまだ見も知らぬ海の広さへという冒頭の歌詞
GW真っ只中今年は気合?が入っているのか練習がありましたいえいえ気合ではございません定期演奏会など出演するイベントの日から逆算しなにをどれだけやって等々加味しながら年初に練習のスケジュールを組んでいるのですすごいでしょ!?それにしても連休中なのに(そんなの関係ねぇですが)みなさまの歌に注がれるパワーに圧倒されたのでありましたでわまた
1950年代から1970年代くらいまでに生み出された代表的な日本の合唱曲を作曲家ごとにリストアップしてみました。一人の作曲家にあまり数多くならないように私の気分で選択したのですが、それにしても収拾がつかなくなりそうな数です。実際はこれよりはるかに多くの作品が生み出されていたのですから・・・。凄いですね。福井文彦(1909年10月31日-1976年5月13日)「空.道.河.」1957年福井文彦:空・道・河-YouTube福井文彦:空・道・河作詩江間章子作曲福井文彦