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読書感想になります。「いじめは生存戦略だった!?進化生物学で読み解く生き物たちの不可解な行動の原理」一応、最初に書いておきますが・・・いじめを正当化する話ではありません。それに関しては、本書の最後にも載ってます。何故、イジメが無くならないのか?それを、人間が猿だった時代、いやもっと前の矮小な動物だった頃からの行動と適応戦略から紐解く話。イジメに限らず、虐待や子殺し、兄弟殺しなど。動物の世界で発生する行動に関し、生態学や進化の視点から説明していきます。嘘に関
【疑問:我庭で只今(虫)に一番人気の(花)と言えば...】...そう、あの華麗なアオスジアゲハ(写真はメス)さえも惹き寄せる...【応答:マメツゲの花なのです!】...ではこれからそのマメツゲの花が如何なる(虫)を惹き付けているか紹介します......先ずは害虫ではありますが(幼虫が蔓延ると大変です)、ツゲノメイガから......送粉者として心強いコマルハナバチに......(怖~~~い怖い)...キイロスズメバチも集蜜のために毎日やって来ます(いったい何処に巣を造っているのか?心配
今『文化がヒトを進化させた』(ジョセフ・ヘンリック著)という「遺伝だけでなく文化的蓄積と遺伝の共進化によって人間は繁栄した」という仮説に関する著作を読んでいます。文化がヒトを進化させたAmazon(アマゾン)まだ通読中ですが、この中で興味深いエピソードがあってので先に紹介。実はほとんどの動物は、生殖能力がなくなるタイミングが寿命の尽きるタイミングです。知能の高いチンパンジーでも、知能がそこそこのサケでも皆同じです。進化論的には、これは当然で「生き物の目的は個