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笹公人さんによる現代短歌の入門書です。NHK出版刊、1600円+税52の質問に答えて進行する入門書。最初の質問は「歌を作るには何から始めたらいいですか」。短歌は俳句の兄ともいうべき定型詩です。俳人はときどき短歌をのぞくべきかも。笹さんは1975年生まれ、現代の中堅歌人です。
二か月に一度開催している歌集の勉強会&歌会。昨日は飯田有子さんの『林檎貫通式』(書肆侃侃房の「現代短歌クラシックス」版」)を読みました。みんな、好きな歌は多いけど難しい…という感じで、わたしも、まだ表面的なことしか読めていないなと思った。以下、メモ。★シビアな現実⇔自分たちだけの小さな世界(女子高的な)で刃向かうのしかかる腕がつぎつぎ現れて永遠に馬跳びの馬でいる夢にせものかもしれないわたし放尿はするどく長く陶器叩けり→「ほんもの」は「男」、「女」は「にせもの」金色のジャム
角川『短歌』の8月号「流行る歌、残る歌」という座談会に参加させてもらって、自分がいかに何も考えず歌を読んでいるか、いかに勉強と読書量が足りていないかを思い知った2022年夏…。お読みになって「北山ってバカなんだな」と思った方もいるでしょう。そう、バカなんだ、わたし。「感想」は言えるけど「考える」ことができない。「考え方」がわからない。最近、いろいろとブログを書いているのは、考えて、それを自分の言葉で文章化するための練習です。それで、座談会の中で「今後残っていきそうな近年の10首」を選んで