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今回はオキシトシンに好影響を与える「触れ方」がテーマですその前に!ここで、皮膚の素晴らしさを再確認しておきましょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皮膚は、脳神経細胞と同じ外胚葉由来の器官です。「脳からストレスが消える肌セラピー」著:山口創皮膚と脳は、ルーツ(根っこ)が同じということで皮脳同根(ひのうどうこん)という言葉が使われたりします。または、
犬の広背筋起始…胸腰筋膜停止…上腕骨大円筋粗面✏️広背筋は、扁平に広がる筋肉で背中の浅い位置に存在しています。※位置関係はこちら↓ヒトの広背筋とよく似ていますね✏️通常の関節構造を作らずに前肢と体幹を結びつけている「前肢帯筋」のうちの1つです。前肢帯筋(ぜんしたいきん)犬には〝鎖骨が無い〟代わりに前肢と胴体の部分は『前肢帯筋』という筋肉の帯で結合されています。
犬の内転筋起始…骨盤腹側面と薄筋腱停止…大腿骨内側縁後肢の主な筋肉✏️大内転筋は、後肢のインナーマッスルで、股関節を内転させるとともに後肢のシッポ側への引き出し(伸展)や臀部の前方や側方への動作に関わっています。人間もそうですが、太ももの内側の筋肉が弱ってくるとO脚気味になり立ち姿が美しくありません。場合によっては膝や足首に負担がかかり歩行にも支障が出てきてしまいます。✏️
犬の腓腹筋起始…大腿骨遠位部停止…踵骨隆起(アキレス腱)✏️腓腹筋は、2頭からなる強大な筋肉で大腿骨外側顆と内側顆の近位から起こり、各筋頭は腓腹筋腱の総腓腹筋腱となりアキレス腱の主要な腱となり踵骨に終わります。位置関係についてはこちら↓ちなみに、ヒトには腓腹筋の深層部に「ヒラメ筋」という魚のヒラメのような形をした筋肉がありますが、犬にはこのヒラメ筋は存在しません🙅♀️
犬の小円筋起始…肩甲骨後縁停止…小円筋粗面✏️小円筋は、三角筋と棘下筋の下に隠れるように存在しているインナーマッスルです。『【犬の筋肉】三角筋』犬の三角筋起始…肩甲棘と肩甲骨後縁停止…三角筋粗面✏️三角筋は、扁平な筋肉で皮膚のすぐ下に位置しています。棘下筋の近く…ameblo.jp『【犬の筋肉】棘下筋』犬の棘下筋起始…棘下窩停止…上腕骨近位部✏️棘下筋は、肩を含
犬の浅胸筋起始…肋軟骨部の胸骨停止…前腕筋膜✏️浅胸筋は、前肢の動きに大切な役割を担う〝前肢帯筋〟のうちの1つです🍖。前肢帯筋(ぜんしたいきん)犬には〝鎖骨が無い〟代わりに前肢と胴体の部分は『前肢帯筋』という筋肉の帯で結合されています。前肢帯筋を形成する表層の筋肉肩甲横突筋(けんこうおうとつきん)僧帽筋(そうぼうきん)胸骨頭筋(きょうこつとうきん)広背筋(こうはいきん)上腕頭筋(じょうわんとうき
犬の腹鋸筋起始…第1~第7肋骨と頚椎横の突起停止…鋸筋面腹鋸筋の「鋸」は、「ノコギリ」とも読みますね。その名の通り、ギザギザのノコギリのように見える形状です。ヒトにも、「鋸」という文字の付く筋肉がいくつかあります。下図を見てください・前鋸筋・上後鋸筋・下後鋸筋どれもギザギザしていますよね✏️腹鋸筋は、扇形に広がる筋肉です。✏️頚椎から始まる「頚腹鋸筋(けい
犬の大腿四頭筋起始・外側広筋…大腿骨の外側表面・内側広筋…大腿骨の内側表面・中間広筋…大腿骨の内側表面・大腿直筋…腸骨体停止…膝蓋骨、脛骨粗面✏️大腿四頭筋は、膝窩筋と共に膝関節に作用する筋肉です。『【犬の筋肉】膝窩筋』犬の膝窩筋起始…大腿骨外側顆停止…脛骨内側縁✏️膝窩筋は、比較的短い筋肉で腓腹筋により被われています。大腿骨の外側顆に始まり…ameblo.jp
犬の僧帽筋起始…棘上靭帯、項靭帯停止…肩甲棘✏️犬の僧帽筋は、肩甲骨上部と頚椎・胸椎とを結ぶ筋肉です。①頚部から肩甲骨の上部で終わる→『頚僧帽筋(けいそうぼうきん)』と、②第三~第八胸椎から肩甲骨の上部に渡る→『胸僧帽筋(きょうそうぼうきん)』からなります。作用①頚僧帽筋は、肩甲骨を前方へ引き寄せます。②胸僧帽筋は、肩甲骨を後方へ引き寄せます。③
犬の胸骨頭筋起始…胸骨柄停止…側頭骨乳様突起、後頭骨項線(項陵)胸骨頭筋は、乳突部と後頭部の2つからなり胸骨と頭部を結んでいます。浅層の筋肉なので、首を動かす時にしっかり確認することができます👀✨✏️前肢帯筋の中の1つで、前肢の運動に重要な役割を果たすことから頚部の筋肉の中でも私が特に重要視している筋肉です!前肢帯筋(ぜんしたいきん)犬には〝鎖骨が無い〟代わりに前肢と胴
犬の側頭筋起始…側頭窩停止…下顎骨筋突起✏️側頭筋は、側頭窩を埋める筋肉です。側頭窩の縁を作る側頭稜、または側頭筋膜から始まり耳介筋に覆われながら下顎骨の関節突起の関節面に対してちょうど腹側の内側面にか終わります。✏️下顎骨の運動に関わる筋肉で、主に食べ物を咬む(咀嚼する)ときに働きます。※咀嚼に関わる筋肉を総称して咀嚼筋と呼びます。✏️下顎神経により支配されています。
犬の上腕頭筋起始…頭骨乳突部、後頭部停止…胸骨柄この上腕頭筋も昨日の『胸骨頭筋』と同様、首が動く際しっかりと確認できる筋肉です👀『【犬の筋肉】胸骨頭筋』犬の胸骨頭筋起始…胸骨柄停止…側頭骨乳様突起、後頭骨項線(項陵)胸骨頭筋は、乳突部と後頭部の2つからなり胸骨と頭部を結んでいます…ameblo.jp✏️ヒトには、・胸骨頭筋・上腕頭筋という名称の筋肉はありませんが、場
今日は菱形筋についてですまずはヒトの菱形筋を確認してみましょう♪ヒトの菱形筋その名の通り〝ひし型〟をしていますね昨日投稿した『僧帽筋』の下層部に位置し、肩甲骨と脊柱の間に存在します。・頚椎の棘突起に起こる→①『頚菱形筋=小菱形筋』と・前位胸椎の棘突起に起こる→②『胸菱形筋=大菱形筋』からなります。👤《ヒトが菱形筋を使うとき》・胸を張るとき・不安や心配事で肩がキ
犬の肩甲横突筋起始…環椎翼、軸椎横突起停止…肩甲棘の遠位端今日は〝前肢帯筋〟の1つである肩甲横突筋をまとめていきます!筋肉の一番初めの投稿にも書きましたが、---------------------------------前肢帯筋(ぜんしたいきん)---------------------------------とは、犬の前肢と胴体の部分をつなげる帯状の筋肉群のことです。犬
犬の深胸筋起始…胸骨、深体幹筋膜停止…上腕骨小結節✏️深胸筋は、別名『上行胸筋』とも呼ばれます。前肢を体幹へと繋げ、その主体を構成する深部とより小さな浅部に分けられます。今まで何度も出てきた〝前肢帯筋〟ですが、深胸筋も、前肢帯筋を構成する筋肉の1つです。前肢帯筋(ぜんしたいきん)犬には〝鎖骨が無い〟代わりに前肢と胴体の部分は『前肢帯筋』という筋肉の帯で結合されています。
犬の縫工筋起始…寛結節停止…下腿の深筋膜✏️縫工筋は、細い帯状の筋で大腿前内側の表層に位置しています。位置関係はこちらでご確認ください↓✏️以下の二つの部分を持ちます。前部…腸骨稜から起こり、大腿筋膜張筋の前方を走行し内側面に向かい、大腿筋膜と下腿筋膜が合流する大腿内側面に終わります。『【犬の筋肉】大腿筋膜張筋』犬の大腿筋膜張筋起始…寛結節停
犬の骨盤✏️骨盤は、『寛骨(かんこつ)』と『仙骨(せんこつ)』で構成されています。そして、『寛骨』は、・腸骨(ちょうこつ)・坐骨(ざこつ)・恥骨(ちこつ)の3つ骨から構成され、これらは『大腿骨(だいたいこつ)』とつながる窪みの『寬骨臼(かんこつきゅう)』で癒合しています。✏️骨盤と大腿骨の間の関節は股関節(こかんせつ)と呼ばれ、様々な筋肉の付着点となる部位です。✏️仙
犬の中殿筋起始…腸骨翼、仙骨、腰椎の突起停止…大腿骨大転子今回から臀部(お尻)の筋肉に入ります。前回までの後肢帯筋と共に臀部の筋肉は、わんちゃんの跳躍力の要となるとても大切な働きをしています。わんちゃんが元気に走るための原動力ともなる筋肉群です🐕💨臀部の筋肉群は、『殿筋(でんきん)』と呼ばれます。主な筋肉には、✴︎中殿筋(ちゅうでんきん)✴︎浅殿筋(せんでんきん)✴︎深殿筋(
犬の胸郭上図は、胸郭を形成する骨の主な名称です。✏️犬の胸椎は13個です。それぞれの胸椎には肋骨=アバラ骨が繋がっています。1個の胸椎に2個の肋骨が関節し、肋骨のもう一つの端は胸骨に関節します。この肋骨が、👩🏻ヒトでは12対🐶犬では13対重なり、胸椎と胸骨と一緒に胸腔(きょうくう)を作っています。この胸腔により、大切な肺や心臓が保護されているのです✨ちなみに、
犬の腰方形筋起始…腰椎横突起の腹側面停止…仙骨翼、腸骨翼✏️腰方形筋は、強力な筋肉で胸部と腰部からなります。股関節の動きに関わる後肢帯筋と呼ばれる筋群の一つです。後肢帯筋とはこちら↓後肢帯筋(こうしたいきん)後肢帯筋は、『腰下筋』とも呼ばれ、腰椎に始まり、骨盤や大腿骨に終わる筋肉群です。腰部の固定や、股関節の屈曲など、股関節の動きに大きく関わっています。後肢帯筋は、以下の筋で構成されています
犬の大腿二頭筋起始…仙骨および骨盤停止…膝蓋筋、下腿の深筋膜✏️大腿二頭筋は下肢に有る最も大型の筋肉で大腿の最外側後部の表層に存在し、筋膜と皮膚に覆われています。位置関係についてはこちら↓パーンとボリューミーでもちもちしている触感が魅力的な筋肉ですが、ハイシニア犬など寝ている時間が長くなった子は薄く筋張った感じになります。犬は元々前肢荷重の比率が高いため、高齢になると後肢の筋肉