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犬の棘下筋起始…棘下窩停止…上腕骨近位部✏️棘下筋は、肩を含む前肢の動きに大きく関わっているインナーマッスルです💪肩甲棘の下方に位置します。肩甲棘の位置についてはこちらで確認してください↓✏️肩甲棘と棘下窩から始まり上腕骨の大結節の外側面に終わります。三角筋肩甲部により被われています。✏️棘下筋の腱は、肩関節の外側副側靭帯として働きます。作用◽️上腕
犬の大腿二頭筋起始…仙骨および骨盤停止…膝蓋筋、下腿の深筋膜✏️大腿二頭筋は下肢に有る最も大型の筋肉で大腿の最外側後部の表層に存在し、筋膜と皮膚に覆われています。位置関係についてはこちら↓パーンとボリューミーでもちもちしている触感が魅力的な筋肉ですが、ハイシニア犬など寝ている時間が長くなった子は薄く筋張った感じになります。犬は元々前肢荷重の比率が高いため、高齢になると後肢の筋肉
犬の中殿筋起始…腸骨翼、仙骨、腰椎の突起停止…大腿骨大転子今回から臀部(お尻)の筋肉に入ります。前回までの後肢帯筋と共に臀部の筋肉は、わんちゃんの跳躍力の要となるとても大切な働きをしています。わんちゃんが元気に走るための原動力ともなる筋肉群です🐕💨臀部の筋肉群は、『殿筋(でんきん)』と呼ばれます。主な筋肉には、✴︎中殿筋(ちゅうでんきん)✴︎浅殿筋(せんでんきん)✴︎深殿筋(
犬の内転筋起始…骨盤腹側面と薄筋腱停止…大腿骨内側縁後肢の主な筋肉✏️大内転筋は、後肢のインナーマッスルで、股関節を内転させるとともに後肢のシッポ側への引き出し(伸展)や臀部の前方や側方への動作に関わっています。人間もそうですが、太ももの内側の筋肉が弱ってくるとO脚気味になり立ち姿が美しくありません。場合によっては膝や足首に負担がかかり歩行にも支障が出てきてしまいます。✏️
犬の腹鋸筋起始…第1~第7肋骨と頚椎横の突起停止…鋸筋面腹鋸筋の「鋸」は、「ノコギリ」とも読みますね。その名の通り、ギザギザのノコギリのように見える形状です。ヒトにも、「鋸」という文字の付く筋肉がいくつかあります。下図を見てください・前鋸筋・上後鋸筋・下後鋸筋どれもギザギザしていますよね✏️腹鋸筋は、扇形に広がる筋肉です。✏️頚椎から始まる「頚腹鋸筋(けい
犬の上腕頭筋起始…頭骨乳突部、後頭部停止…胸骨柄この上腕頭筋も昨日の『胸骨頭筋』と同様、首が動く際しっかりと確認できる筋肉です👀『【犬の筋肉】胸骨頭筋』犬の胸骨頭筋起始…胸骨柄停止…側頭骨乳様突起、後頭骨項線(項陵)胸骨頭筋は、乳突部と後頭部の2つからなり胸骨と頭部を結んでいます…ameblo.jp✏️ヒトには、・胸骨頭筋・上腕頭筋という名称の筋肉はありませんが、場
犬の脊椎(せきつい)脊椎とは、一般的には「背骨」と呼ばれる部分ですね🦴背骨は、1本の骨でできているわけではなく、多くの小さな骨(椎骨:ついこつ)に分かれています。このおかげで、前後左右に曲げることができるのです🐕✨ちなみに、椎骨と椎骨の間には中心部分がぷよぷよしている椎間円板があります。これがクッションの役割を果たし体を支え、動作を滑らかにしてくれています。シニア犬になるとこの椎間円板に水が
犬の板状筋起始…項靭帯・胸椎棘突起・棘肋横突筋膜停止…第3~第5頚椎横突起✏️板状筋は、キ甲(きこう)から後頭部にかけて頚部の背外側面に存在する長くて強大な扁平筋です。※キ甲(きこう)とは、犬の肩甲骨上部と第1・第2胸椎が接する部位のことで首の付け根の盛り上がっているところです。✏️頚部の表層筋下層に位置し、脊柱背側の筋の一部を覆っています。①頭部の頭板状筋(とうばんじょうきん)と
犬の胸骨頭筋起始…胸骨柄停止…側頭骨乳様突起、後頭骨項線(項陵)胸骨頭筋は、乳突部と後頭部の2つからなり胸骨と頭部を結んでいます。浅層の筋肉なので、首を動かす時にしっかり確認することができます👀✨✏️前肢帯筋の中の1つで、前肢の運動に重要な役割を果たすことから頚部の筋肉の中でも私が特に重要視している筋肉です!前肢帯筋(ぜんしたいきん)犬には〝鎖骨が無い〟代わりに前肢と胴
犬の半腱様筋起始…椎骨頭と骨盤頭停止…脛骨前縁、総踵骨腱✏️半腱様筋は、・大腿二頭筋・半膜様筋と共に、大腿(太もも)後部に存在します。『【犬の筋肉】大腿二頭筋』犬の大腿二頭筋起始…仙骨および骨盤停止…膝蓋筋、下腿の深筋膜✏️大腿二頭筋は下肢に有る最も大型の筋肉で大腿の最外側後部の表層に存…ameblo.jp『【犬の筋肉】半膜様筋』犬の半膜様筋起始…椎骨頭停止…大腿骨と脛骨の内側
犬の半膜様筋起始…椎骨頭停止…大腿骨と脛骨の内側顆✏️半膜様筋は、大腿の屈筋群の中で最も内側に位置する筋肉です。位置関係についてはこちら↓✏️半腱様筋の尾方内側に始まり筋腹は内転筋の後縁に沿って走行し、その大部分を薄筋により覆われ一本の腱により腓腹筋の筋膜と大腿骨内側顆に終わります。✏️脛骨神経により支配されています。作用◻️後肢に体重が負荷さ
犬の外腹斜筋起始…第4から12肋骨の外側表面と胸腰筋膜から鋸の歯状に存在停止…恥骨結合と剣状突起白線✏️外腹斜筋は、最も表層に位置する腹筋で浅および深体幹筋膜と皮筋の腹部によってのみ覆われています。※腹筋群の位置関係については、こちらでご確認ください↓✏️肋骨の外側面から始まる広い筋肉で前方部分は腹鋸筋とも交わっています。『【犬の筋肉】腹鋸筋』犬の腹鋸筋起始…第1~第7肋骨と
犬の薄筋起始…骨盤の結合腱停止…下腿の深筋膜✏️薄筋は、最も内側にある筋肉・腱であり大腿内側の多くの部分を覆う広い膜状の筋肉です。✏️腱を介して骨盤結合に始まり脛骨の前方縁に終わり、半腱様筋の腱に影響をもたらします。『【犬の筋肉】半腱様筋』犬の半腱様筋起始…椎骨頭と骨盤頭停止…脛骨前縁、総踵骨腱✏️半腱様筋は、・大腿二頭筋・半膜様筋と共に、大腿(太もも)後部
犬の最長筋脊柱起立筋群の三部作、今回は2日目\最長筋(さいちょうきん)/について見ていきましょう✏️最長筋は、★環椎最長筋(かんついさいちょうきん)★頭最長筋(とうさいちょうきん)★頚最長筋(けいさいちょうきん)★胸最長筋(きょうさいちょうきん)★腰最長筋(ようさいちょうきん)の総称です。それぞれが横突起間の椎骨に沿い、付着しています。✏️体幹の軸側筋の主な筋肉で、骨盤
犬の前頭筋🐶人間同様、犬も顔の皮下にある皮筋で目・鼻・耳・口などを閉じたり開いたりと動かしています。皮筋…筋膜に強く密着する薄い筋層で広く伸びて体の大半を包み、収縮性をもつ大きな鞘状構造(しょうじょうこうぞう)を作っています。☆皮筋の主な働きは、皮膚を緊張させて動かすことです。【犬の顔】代表的な筋肉これらの筋肉はヒトでは感情を表現するため、表情筋とも呼ばれています。犬もよく観察している
犬の骨盤✏️骨盤は、『寛骨(かんこつ)』と『仙骨(せんこつ)』で構成されています。そして、『寛骨』は、・腸骨(ちょうこつ)・坐骨(ざこつ)・恥骨(ちこつ)の3つ骨から構成され、これらは『大腿骨(だいたいこつ)』とつながる窪みの『寬骨臼(かんこつきゅう)』で癒合しています。✏️骨盤と大腿骨の間の関節は股関節(こかんせつ)と呼ばれ、様々な筋肉の付着点となる部位です。✏️仙
犬の三角筋起始…肩甲棘と肩甲骨後縁停止…三角筋粗面✏️三角筋は、扁平な筋肉で皮膚のすぐ下に位置しています。棘下筋の近くに固定され、肩甲骨と上腕骨三角筋粗面の間を結んでいます。✏️・肩甲棘から始まる部分と・肩峰から始まる2つの部分からなります。どちらとも上腕骨の三角筋粗面で終わります。作用◽️肩関節を屈曲させます。◽️上腕を外側に回します。