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フィルム・レビュー『たしかにあった幻』(2026)河瀨直美監督★★★★★★★★(8/10)フィルム・レビュー『ブゴニア』(2025)ヨルゴス・ランティモス監督★★★★★★★(7/10)フィルム・レビュー『母の残像』(2015)ヨアキム・トリアー監督★★★★★★★(7/10)フィルム・レビュー『ファーストキス1STKISS』(2025)塚原あゆ子監督★★★★★(5/10)
「たしかにあった」と「幻」という反語をタイトルにした本作は、「失うこと」と「それは在る」と確信する、心の反復のような作品だ。物語を簡単に書くと、フランスから来たコリーは、日本における臓器移植への理解と移植手術の普及に尽力しているが、日本的死生観や倫理観の壁の前で、移植できる臓器提供が難しい現実の前で、無力感を感じている。そんな彼女は、3年前、プライベートにおいて屋久島で知り合った迅という男性と同棲を始めるが七夕の日に、彼はいなくなる。本作は、小児科での臓器移植にかかわる出来事と、プライ
「たしかにあった幻」を観てきました。ストーリーは、フランスから来日したコリーは、神戸の臓器移植医療センターで働きながら小児臓器移植医療の促進に取り組んでいた。しかし西欧とは異なる日本の死生観に所在のなさを感じていた。そんなコリーにとって屋久島で出会った恋人・迅が心の支えになっていたが突然姿を消してしまう。というお話です。フランスから来日したコリーは、神戸の臓器移植医療センターで働きながら、小児移植医療の促進に取り組んでいた。しかし西欧とは異なる日本の死生観や倫理観の