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みなさんこんにちは。ろべです。「岬の兄妹」という映画を観てきた。虫の知らせだったのだろうか。年末に「アナタこの映画好きだと思うよ」と人に言われて予告編を見て「観よう」と思い、そのままにしていた。ふと思い出し、検索したらなんと最終上映。「あぶねー!!」と思いすぐ予約、駆け込んだ。この映画の予告編を見たとき野坂昭如の「花のお遍路」という短編を思い出した。戦中戦後の超混乱期の日本を舞台にした小説で、可憐で美しく兄を慕う妹が、徴兵された大好きな兄が帰還するも半病人になり働け
3月11日(月)、桜木町にある、ブルク13で、『岬の兄妹』を見ました。監督、脚本は、片山慎三。彼の、初長編監督作品です。もともと、ポン・ジュノ、山下敦弘などの助監督を勤めていたとか。題名にある、兄と妹の物語です。そこにあるのは、重たく、暗く、底無しの深い「現実」があるばかりで、見終えたあと、暗澹たる気持ちに沈み込みます。冒頭、家から抜け出た妹を探す兄の姿。兄は、右足が悪く、地面を擦りながら進み、妹を探します。海岸に出て、波間に浮かぶ靴。警官が、それはすぐに、兄と知り合いと分かるのですが
岬の兄妹2018/日本上映時間89分監督・脚本・製作・プロデューサー・編集:片山慎三撮影:池田直矢、春木康輔美術:松塚隆史録音:日高成幸、西正義、大塚学、植田中、藤丸和徳、加藤大和整音・効果:高島良太メイク:外丸愛、金森麻里、前川泰之、渡邊紗悠里、辻咲織衣装:百井豊音楽:高位妃楊子挿入歌:佐藤玖美助監督:藤井琢也、斎藤和裕、岡部哲也、白石桃香、上別府僚、柴田祥制作:和田大輔、村上寿弥、日方想スチール:服部健太郎医療指導:刈谷育子撮影助手:各務真司、熊谷美央照明応