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先日、司馬遼太郎が小説家になる前に美術記者をやっていたときのことを書いた本を読んで、この本に興味をもった。表題の短編のほか、2篇を含んでいる。故郷忘じがたく候:京都で見た陶器のかけらを、李朝の白磁か薩摩焼か、というところから始まる。その時、古朝鮮人がいまも生きているという苗代川(ノシロコ)の窯について知った著者は、20年後にその地を訪ねることになった。それは70軒ほどの美山という部落であった。そこに第十四代沈寿官を訪ねる。臥竜梅について。話題は朝鮮のことになった。窯場ではまだ古い
司馬遼太郎が直木賞を受けた忍者の小説である。インバウンドのガイドをしていると、外国人がとても忍者に関心があることがわかる。だから読んでみた。6月24日に旅立つ前に読み終わっていたのだが、帰国後にメモる。〈史実以外の登場人物〉下柘植次郎左衛門:伊賀の忍者の長老。[私のまぶたには田中泯のイメージ]葛籠(つづら)重蔵:主人公。伊賀忍者。配下に黒阿弥がいる。風間五平:下柘植次郎左衛門の弟子であったが出奔し、京都奉行に雇われているが、次郎左衛門の娘、木さるの許嫁者であった。