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1月14日は、フェイ・ダナウェイの生誕83周年でした。それを記念して彼女の作品を紹介します。■フェイ・ダナウェイ/FayeDunaway1941年1月14日フロリダ州バスコム生まれ軍人だった父の関係で任地を転々として育つ。ボストン大学在学中にエリア・カザンと知り合い、彼の勧めでリンカーン・センター・レパートリー・シアターに入団し、ブロードウェイ・デビュー。1967年『真昼の衝動』で映画デビュー。1968年『夕陽よ急げ』を経て『俺たちに明日はない』に出演して一躍注目を受ける。
映画におけるエレガンスを書いていくのが、このブログのメインテーマです。■その際に、「とりあえず」女優を主に取り上げます。(むろん、男優や、監督やスタッフとの共同作業により、映画が出来ているのですが、一つの切り口として、女優にフォーカスを当てています)■私の考える、映画におけるエレガンスとは、人生において本質的なものです。■それは、単に女優の容姿や仕草のエレガンスではないのです。容姿や仕草は、前提条件や必要条件であって、本質ではないと思います。■本質は、演出
本日9月27日は、伝説的な女優クララ・ボウの没後58周年です。(1905年7月29日生誕-1965年9月27日死去)それを記念して、クララ・ボウの作品を紹介いたします。■クララ・ボウは、ニューヨーク市ブルックリンに生まれました。16歳の時に雑誌の美人コンテストで優勝し、翌年、映画デビュー。『酒』(1924年)で初の主役になり、当時流行していた‟フラッパー”スタイルを代表する女優の1人として人気を博しました。パラマウント映画と契約し、『あれ』(1927年)が大ヒットする
本日はオリヴィア・デ・ハヴィランドの生誕107周年です。それを記念して、オリヴィアの作品を紹介しています。(1916年7月1日生誕-2020年7月26日死没)■オリヴィアが『遥かなる我が子』に続きアカデミー賞主演女優賞を獲得した作品です。『遥かなる我が子』とがらりと変わって、女の復讐というべき恐ろしい作品となっています。『女相続人』(1949)製作、監督ウィリアム・ワイラー撮影レオ・トーヴァー共演モンゴメリー・クリフト、ミリアム・ホプキンス衣裳イーディス・ヘッド
本日は、シャーリー・マクレーンの90歳の誕生日です。(1934年4月24日生まれ)それを記念して、彼女の作品を紹介します。■シャーリー・マクレーンShirleyMacLaineヴァージニア州リッチモンド生まれワシントン・シンフォニーの指揮者だった音楽家の父と、元女優の母の間に生まれる。弟は俳優ウォーレン・ベイティ。3歳の頃からバレエを習う。16歳の時に、ブロードウェイデビュー。1955年『ハリーの災難』で映画デビュー。1958年『走り来る人々』でアカデミー主演女優賞に
本日3月21日は、フランソワーズ・ドルレアックの生誕82周年です。(1942年3月21日生誕-1967年6月26日死去)それを記念して、フランソワーズ・ドルレアックの代表作を紹介しています。『袋小路』(1966)監督ロマン・ポランスキー撮影ギル・テイラー共演ドナルド・プレザンス、ジャクリーン・ビセット【あらすじ】外界から遮断された古城で悠々自適な生活を送るジョージとその若い妻テレサ。しかしテレサはすっかりジョージに愛想を尽かしており、隣の島に暮らす青年と浮気をして
来る3月22日はファニー・アルダンの75歳の誕生日です。(1949年3月22日、仏ソミュール生まれ)それを記念して、アルダンの作品をご紹介しています。■今日ご紹介するのは、アルダン+トリュフォーの最後の作品です。『日曜日が待ち遠しい!』(1982)監督フランソワ・トリュフォー撮影ネストール・アルメンドロス他共演ジャン=ルイ・トランティニャン【あらすじ】不動産会社の秘書であるバルバラは、殺人の疑惑をかけられた上司を助けるべく、にわか探偵となって事件の解明に乗り出す。
本日11月13日は、ジーン・セバーグの生誕85周年です。(1938年11月13日生誕-1979年8月30日死去)それを記念して、ジーン・セバーグの作品を紹介しています。『勝手にしやがれ』(1960)監督ジャン=リュック・ゴダール原案フランソワ・トリュフォー共演ジャン=ポール・ベルモンド撮影ラウール・クタール【あらすじ】警官を殺してパリに逃げて来た自転車泥棒のミシェルは、アメリカ人の恋人パトリシアとお互い自由で束縛のない関係を楽しんでいた。そんなある日、彼の
本日4月23日は、ポーレット・ゴダードの没後34周年です。(1910年6月3日-1990年4月23日)それを記念して、彼女の作品を紹介しています。■以下は以前ご紹介した、男優が出ない映画『女性たち』を再掲します。ポーレット・ゴダード以外にも、ジョーン・クロフォード、ノーマ・シアラー、ロザリンド・ラッセル、ジョーン・フォンテインなどのMGM女優たちの競演となっております。-------------以下再掲内容-------------『セックス・アンド・ザ・シティ』のよう
4月5日のベティ・デイヴィスの生誕116周年を記念して、彼女の作品を紹介します。(1908年4月5日生誕-1989年10月6日死没)■こちらは、Amazonプライムビデオで無料で視聴可能です。Amazon.co.jp:倒れるまで(字幕版)を観る|PrimeVideo同業者と対立しながらも恋人のクラブ歌手と協力して、チャンピオンと対戦するまでにボクサーを育て上げたプロモーターが、八百長で大金を得ようとするのだが...。ベティ・デイヴィスがベネチア国際映画祭で女優賞を受賞。61年
本日3月22日はファニー・アルダンの75歳の誕生日です。(1949年3月22日、仏ソミュール生まれ)それを記念して、アルダンの作品をご紹介しています。■今日ご紹介するのは、64歳の女性が美しく輝く映画です。『麗しき日々』(2013)監督マリオン・ヴェルヌー共演ロラン・ラフィット撮影ニコラ・ゴーラン【あらすじ】人生の晩年にさしかかった女性と、親子ほど年の差がある若い男。妻を愛し信頼し、よきパートナーである夫。シニア世代の三角関係を、リアルに繊細に味わい深く描き出す
4月15日はクラウディア・カルディナーレの86歳の誕生日です。それを記念して、クラウディア・カルディナーレの映画を紹介しています。『山猫』(1963)監督ルキノ・ヴィスコンティ共演バート・ランカスター、アラン・ドロン音楽ニーノ・ロータ撮影ジュゼッペ・ロトゥンノ※テクニカラー【あらすじ】1860年春、統一戦争下のイタリア。シチリアを300年の長きに渡って統治してきたのは“山猫”の紋章を持つ名門貴族サリーナ公爵家だった。自らの終焉を感じながらも、これまで通り優雅に振
本日3月14日は、栗原小巻の生誕79周年です。それを記念して彼女の作品を紹介します。■栗原小巻1945年3月14日東京都生まれ東京バレエ学校卒業。俳優座養成所に進み、在籍中にテレビドラマ『みつめいたり』主人公和歌子役に抜擢。1967年『ゴメスの名はゴメス・流砂』で映画デビュー。1967年NHK大河ドラマ『三姉妹』末娘お雪役で脚光を浴びる。1968年舞台『三人姉妹』イリーナ役で初舞台。1972年映画『忍ぶ川』の演技で毎日映画コンクール主演女優賞等を受賞『忍ぶ川』
オリヴィア・デ・ハヴィランドの生誕107周年と没後3周年を記念して、オリヴィアの作品を紹介します。(1916年7月1日生誕-2020年7月26日死没)■オリヴィアは、1916年7月1日にイギリス人夫妻の次女として東京で生誕。父は東京帝国大学での教授。※妹はかの、ジョーン・フォンテインです。2歳の時両親が離婚し、母・妹と共にサンフランシスコに移る。1933年に“不思議な国のアリス”の地方公演で舞台デビュー。1934年、翌年ワーナーと契約、多数の作品に出演。『遥かなる我が子』(1
本日3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年03月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。■ドミニク・サンダが、言葉の真の意味で美しい作品を紹介いたします。(ドミニク自身も最も好きな出演作品だそうです。)『暗殺の森』(1970)監督ベルナルド・ベルトルッチ共演ジャン=ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ撮影ヴィットリオ・ストラーロ【あらすじ】若い哲学講師のマルチェロは少年の頃、彼を犯そうとした男を射殺
1月23日は、ジャンヌ・モローの生誕96周年でした。(1928年1月23日生誕-2017年7月31日死没)それを記念してジャンヌ・モローの作品を紹介しています。■本日ご紹介するのは、作家マルグリット・デュラスを演じた晩年のこの作品です。『デュラス愛の最終章』(2001)監督ジョゼ・ダヤン撮影キャロリーヌ・シャンプティエ共演エーメリック・ドゥマリニー【あらすじ】1975年、学生だったヤン・アンドレアは、大学で自らの映画「インディア・ソング」を上映するために訪れ
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後41周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を紹介いたします。なお、昨年は没後40周年ということで、フランスでも日本でもレトロスペクティブが開催されました。『恋ひとすじに』(1958)監督エール・ガスパール=ユイ共演アラン・ドロン、ミシュリーヌ・プレールジャン=クロード・ブリアリ撮影クリスチャン・マトラ※EastmanColor【あらすじ】1906年、
来る3月9日はジュリエット・ビノシュの60歳の誕生日です。(1964年3月9日生まれ)それを記念して彼女の作品をご紹介しています。■今日ご紹介するのは、スキャンダラスな映画です。『年下のひと』(1999)監督ディアーヌ・キュリス共演ブノワ・マジメル撮影ヴィルコ・フィラチ衣裳クリスチャン・ラクロワ【あらすじ】1830年代のパリ。とある朗読会で、サンドは批評家から激しく罵倒される。気丈に振る舞いながらも、動揺を隠せないサンド。その時彼女に話しかけ、優しく慰めて
2月19日のマール・オベロンの生誕113周年を記念して、彼女の代表作品をご紹介します。(1911年2月19日生誕-1979年11月23日死没)マール・オベロンMerleOberonインド/ボンベイ生まれ父はインド駐在のイギリス軍人。母はインド人。本人はタスマニア島と偽っていた。ロンドンに戻り、カフェの女給仕をしていたが、17歳でエキストラでデビュー。1933年にロンドンフィルムのアレクサンダー・コルダにより、『ヘンリー八世の私生活』で抜擢される。コルダと結婚するも、レスリー
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後41周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を紹介いたします。なお、昨年は没後40周年ということで、フランスでも日本でもレトロスペクティブが開催されました。■こちらは、ロミーが大ブレイクした作品となります。『プリンセス・シシー』(1955)監督エルンスト・マリシュカ共演カール=ハインツ・ベーム、マグダ・シュナイダー撮影ヘルベルト・ガイヤー他【あらすじ】
数多の美人女優の中から数十人だけ選ぶという困難さは予想以上に大変なことでした。はっきり言ってキリがありません。したがって、なるべく多くの美人女優を挙げたつもりではありますが、「今、私が思い出す中で」という注釈をつけさせていただきます。これを機会に出演作を観ていただけたなら幸いです「ワンダの選ぶ史上最も美しい女優ベスト30」のいよいよラストのベスト10の発表です!<第10位>マレーネ・ディートリヒ(ドイツ)/1901年生まれ1920年代~50年代までドイツ、ハリウッドの代表的
本日3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。■最高傑作の『暗殺の森』と同様に、こちらもベルトルッチの作品となります。『1900年』(1976)監督ベルナルド・ベルトルッチ撮影ヴィットリオ・ストラーロ共演ロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー【あらすじ】1900年の夏の同じ日に生まれたアルフレードとオルモ。それぞれ大地主と小作人頭の息子という立場の違いはあったが、二人は仲
2月27日は、伝説の女優リリアン・ギッシュの没後31周年です。(1893年10月14日生誕-1993年2月27日死没)それを記念して、リリアン・ギッシュの映画をご紹介します。■こちらは、ゴダールの『勝手にしやがれ』が引用した作品です。『散り行く花』(1919)監督D・W・グリフィス共演リチャード・バーセルメス、ドナルド・クリスプ撮影G・W・ビッツァー【あらすじ】酒浸りの生活を送る元ボクサーのバロウズは憂さ晴らしに一人娘ルーシーを虐待する毎日。彼女に思いを寄せる
来る3月21日は、フランソワーズ・ドルレアックの生誕82周年です。(1942年3月21日生誕-1967年6月26日死去)それを記念して、フランソワーズ・ドルレアックの代表作をご紹介いたします。『柔らかい肌』(1963)監督フランソワ・トリュフォー撮影ラウール・クタール共演ジャン・ドザイー【あらすじ】著名な文芸評論家ラシュネーは、講演に出向くリスボン行の機上で見初めたスチュワーデスのニコルと町で再会、急速に親しくなり男女の仲となる。彼は自宅に戻るが気はそぞろ。やが
来る4月23日は、ポーレット・ゴダードの没後34周年となります。それを記念して、彼女の作品を紹介します。■ポーレット・ゴダード/PauletteGoddard1910年6月3日生誕-1990年4月23日死没ニューヨーク市クイーンズ区生まれ父はユダヤ人。両親は彼女が幼い頃に離婚し、母親に育てられる。モデルとして働いた後、1926年に映画デビュー。翌年には舞台にも出演。1929年にハリウッドに移り、ハル・ローチのスタジオと契約してローレル&ハーディの短編映画などに出演。サミ
本日10月22日はカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日です。(1943年10月22日生誕)■このブログは、映画女優のエレガンスをテーマとしていますが、中心的に扱いたい女優は、カトリーヌ・ドヌーヴです。その理由は、以下の通りです:映画に多大な貢献をした女優であること。主演や助演本数約110作品ドゥミ、ブニュエル、トリュフォー、ガレル、オリヴェイラ等の映画作家への貢献現役・存命の女優であること。リリアン・ギッシュやベティ・デイヴィスなども、上記1を満たすのですが、残念なが
本日2月27日のエリザベス・テイラー(リズ)の生誕92周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。(1932年2月27日-2011年3月23日,79歳没)『ジャイアンツ』(1956)監督ジョージ・スティーブンス共演ロック・ハドソン、ジェイムス・ディーン撮影ウィリアム・C・メラー他【あらすじ】テキサスの大牧場主のもとに、東部の女性が嫁いできた。東部と西部の気質の違いから、彼女は当初から苦労を強いられる。やがて二人の子供も成長し、親もとから巣立っていく……。
来る3月2日は、ジェニファー・ジョーンズの生誕105周年です。(1919年3月2日-2009年12月17日)それを記念して、ジェニファー・ジョーンズの作品を紹介しています。■ジェニファー・ジョーンズは、1919年にオクラホマ州タルサに生まれました。アメリカ演劇アカデミーに学び、地元のラジオ局を経てハリウッドへ。B級西部劇に出演などしていた時にセルズニックに見出され、1943年『聖処女』で本格的に映画デビューしました。■こちらの作品は、映画史上に残るダンスシーンが含
3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日でした。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。『沈黙の官能』(1976)監督マウロ・ボロニーニ共演ファビオ・テスティ、アンソニー・クイン撮影エンニオ・グァルニエリ【あらすじ】1880年代のローマ。金物商人の娘イレーネは金持ちに憧れ、大富豪フェラモンティ家の次男と結婚する。だが彼女はそれだけでは満足できず、長男そして義理の父親までも、その美貌で虜にしていく……。■またもや、19
3月16日は、イザベル・ユペールの71歳の誕生日でした。(1953年3月16日生まれ)それを記念して、彼女の作品を紹介しています。■今日ご紹介するのはユペールの中期の傑作です。『女の復讐』(1991)監督ジャック・ドワイヨン共演ベアトリス・ダル撮影パトリック・ブロシェ【あらすじ】夫アンドレが死んでから1年後、セシルは夫に愛人がいたことを知る。セシルはその愛人スージーの家を訪ね、彼女を追い込んで行く。そこへセシルの現在の愛人ステファンが加わって来る…。■ヌーヴ