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AndréGide,1869-1952昭和25年(1950年)~昭和27年(1952年)刊行の新潮社版『アンドレ・ジイド全集』が、日本語訳アンドレ・ジッド(1869.11.22~1951.2.19、享年82歳)の、もっとも包括的な全集です。ジッド晩年に刊行開始され、配本中にジッドが没したために、翻案戯曲や書簡集や公刊日記以外の生前刊行の著作は公刊された未完成作品までほぼ完全に網羅収録され(生前刊行の『ジイドの日記』は全集とは別に全5巻で翻訳刊行されています)、最後の小説「テーゼ(テセウス
モタモタ読んでますこちらの「カレーライス・ブルース」は3月の‘本の学校’で、アイハラさんが『4月の‘本の学校’は、カレーライス・ブルースの上出厚志さんです』と、ラジオで仰っていたので早速、買って読ませていただきました※‘本の学校’は、ラジオ高崎の夕方の帯番組「エアプレイス」、毎月第二木曜日に放送されますそして4月11日(木)、ラジオ高崎のスタジオに入る前に、アイハラさんが、上出厚志さんを煎餅屋にお連れくださったのです感激ですもちろん、サインをいただきました作家の
益田ミリさんの「ツユクサナツコの一生」(新潮社刊)を昨日、読み終えました。読み終えて軽い「ショック」を覚えました。先ずこの本のタイトルの持つ意味を何にも考えていなかった自分に。「一生」とは生まれてから死ぬまでのこと。つまりこの本の主人公「ツユクサナツコ」(露草夏子か?)はこの作中の作家「春子」の突然の死で「終焉」を迎えた。こんな結末は想定さえもし得なかった。この「作中の作家春子」の突然の死は人間の儚さを表現したのか?それとも精一杯生きてきた人間への讃歌か?なのかは読み手の判断に任せられ
本日16日は、東京地裁へ。杉本彩さんが、ペットショップのクーアンドリクから訴訟を起こされた裁判の、傍聴に伺いました。ただ、新潮社の記事を貼っただけで訴えられるなんて、そんなことが有ってはなりません。スラップのような訴訟に呆れるばかりですが、そもそも、クーアンドリクは、ひどいペットショップで有名であり、動物の代弁者である杉本彩さんの意見を封じ込めようなんて、許せません。今日の裁判にも、たくさんの方が傍聴に来られてました。裁判官も、傍聴席の一般の方へ分かりやすいような、伝え方をして下さっ
爆笑問題の太田光さんが、週刊新潮による日大芸術学部裏口入学報道で新潮社を訴えていた裁判の控訴審の判決公判が24日、東京高裁で行われました。新潮社側、太田さん側とも、1審判決を受けて控訴していましたが、双方の訴えとも棄却されました。爆笑問題・太田光の日大裏口入学訴訟の控訴審判決で新潮社が見解を発表「上告して最高裁の判断を仰ぎたい」コメント全文爆笑問題の太田光(56)が日大芸術学部に裏口入学したとする週刊新潮の記事で名誉を毀損されたとして、発行元の新潮社に損害賠償などを求めた控訴審の判決公判
本日紹介するのは、宮島未奈先生の「成瀬は天下を取りに行く」です!!インパクトのあるタイトルですよね!!タイトルとカバーで全てを現していると言っても過言ではありません。西武ライオンズのユニフォームを着て、真っ直ぐ前を見据える成瀬あかり――本当にいいカバーです。本作は、とにかく成瀬あかりが魅力的です。コロナの影響で閉店する西武大津店に通い詰めたかと思えば、突如としてM1に挑戦する。成瀬あかりの言動は常に突飛なのである。だが、それに対して嫌悪感は湧かない。むしろ、ずっと彼女
どうも、ボクです。今年はやっぱり温暖な冬だったって事で桶?なんかすっかり春な陽気で過ごしやすいっていうか。空気感がもう春なんですよね〜。ハイ、ここ最近は連続して小説野郎!なんですが、ゲームブログだろって声が聞こえそうですね。いや、まーそうなんですが色々とやってみようかって事で。前回と引き続き佐々木譲大先生です。2016年に単行本、2019年に文庫化で、ドラマにもなっているそうですが、ボクは全く知りません。。。佐々木譲『沈黙法廷』|新潮社独り暮らしの初老
【成瀬は信じた道をいく】「何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」という成瀬の言葉が何よりも成瀬感あった。そして、そんなの分かっていると思っても、やるのは簡単ではないからこそ、成瀬の強さがカッコよい。前作の「成瀬は天下を取りにいく」よりも直截的に、成瀬が周囲に及ぼす影響力が分かりやすく感じた続編であったと思う。『やめたいクレーマー』の章では、普通の人であれば受け取り方が難しいお客様の意見を成瀬らしい解釈で対応しているシーンがスカッとして気持ちいい。そして、ユニクロかよとい
我が家には本がたくさんあります。自分は普段はあまり出版社のシンボルマークやロゴマークなどを気にすることはありませんが、最近本棚を整理していると、多くの出版社は本にシンボルマークを印刷しており、同じ出版社でも文庫・新書等のシリーズによってシンボルマークを使い分けていることも多いということに気付きました。ということで、いきなりクイズです(笑)。以下のNo.1~15のそれぞれのシンボルマーク(orロゴマーク)は、どの出版社のどのシリーズのものか、お分かりでしょうか?我が家には文庫と新書が多く
宮島未奈さんと言う作家のデビュー小説『成瀬は天下を取りにいく』を読みました。宮島さんのお名前が全国的に知られているか?『成瀬は天下を取りにいく』が売れているか?は甚だ疑問ですが、滋賀県の大津界隈ではちょっと話題になり、書店にも多く並んでいます。*表紙及び、カバーの写真はネットからお借りしました出版社の新潮社のHPで、この本は以下のように紹介されています。「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!中2の夏休みの始まりに、
\目指せ/2024/12/31までに50冊!累計1000冊!つっちーです!読書が趣味で、年間50冊、そのうち累計1000冊読破を目指しています😊記録と整理のために、読書したらブログに書いていきます🎵※タイトルの最初の数字が累計、()内の数字が2023年に読んだ冊数です。〈印象的な内容〉・わからないことしかない。でも、それなら楽しまなきゃ損。・正論を口にすることって、すごく勇気っていうか、覚悟がいる。・闘う人が好きです。たとえ力が弱くても、心が弱くても、前を向こうとする人が
こんにちは。出版太郎です。本日は、新潮社の一次面接から最終面接まです。学生の方、レポートをいただき誠にありがとうございます。新潮社の最終面接までいかれるということは、かなり希少な経験かと思います。詳細は、OB訪問などで聞いてみて欲しいところですが、現場の空気感や形式などぜひ参考にしてみていただけますと幸いです。「OB/OG訪問サイト」ビズリーチ・キャンパス続きはこちらから
成瀬は天下を取りにいくAmazon(アマゾン)1,705〜4,262円2020年、中2の夏休みの始まり。島崎みゆきは、幼馴染の成瀬あかりから、コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通ってTV中継に映るから観ていてくれと頼まれる。凡人を自負する島崎は、天才成瀬の言動に振り回されるのを楽しむかのように、一緒にTV中継に映ったり、M-1に出場する。「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」冒頭の成瀬あかりのセリフで一気に引き込まれると最後まで一気に読ませるほど
※画像出典:新潮社こちら、山田詠美の小説ですね。蝶々の纏足/風葬の教室(新潮文庫)[山田詠美]楽天市場572円【中古】蝶々の纏足/風葬の教室/山田詠美/新潮社[文庫]【宅配便出荷】楽天市場139円山田詠美と言えば、繊細かつ独特な心情描写で、数々の文学賞を受賞し、センター試験の問題や、大学の課題図書になったりもする、『恋愛小説作家』の代表格。私が一番はまっていたのは高校生のときで、図書館にある山田詠美作品はすべて網羅。(記憶力が
>訴訟の対象となったのは『週刊新潮』(2023年2月9日発売号)およびWebサイト『デイリー新潮』上に2023年2月20日付で掲載された記事。これらの記事に掲載されている、以下の内容をめぐって争われた。保坂展人区長“公費で1200万の家具購入”報道は「名誉毀損」と認定新潮社に110万円の支払いが命じられる(弁護士JPニュース)-Yahoo!ニュース
晴天温暖お出かけ日和なんだろうけど、今日は家にこもって本を読むつもり。本はよく読んだしかし、最近は視力が低下してしまいかなーりの覚悟をもって読書に臨まなくてはならないんだけど。ここ1年で読んだのはこの2冊①ペストカミュ新型コロナ5類移行を機に流行初期に話題になってましたね。よく「不条理文学」とか言われるけど、あんまりそうは思わなかった。②街とその不確かな壁村上春樹好きな作家ベストスリー中の一人なもので著者が「街と壁」に
チラ見せサイン本滋賀県大津市を舞台にした宮島未奈さん著新潮社さん刊小説『成瀬は天下を取りにいく』が2024年本屋大賞のノミネート作品となった事を記念して滋賀県が導入しているデジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」を使いながら『成瀬は天下を取りにいく』および続編の『成瀬は信じた道をいく』のゆかりの地を巡るデジタルスタンプラリーが開催されます⬇︎2024年本屋大賞ノミネート記念!「ビワコ」×成瀬は天下を取りにいく「この春を成瀬に捧げるスタンプラリー」日程令和6年
飛鳥日野「アラフォーブログ」を覗いて頂き、ありがとうございます。指導員のsuzukyoです。今日は、先日読んだ本のお話です。よく教習生の方々の待合室を通ります。まあ当然ですが、ほとんどの方は、スマフォを覗いていますね。たまに文庫本とか開いている人を見かけると、なんかなごみます。また、何を読んでいるのかなと、ちょっと興味がありますね。今回は、宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」です。ちょっと変わった女子高生、成瀬あかりが主人公の青春小説ですね。成瀬は、「この夏
拘留中に作られた曲太陽の欠片1988年6月22日夜ヒット放送前編92024.4.2533回忌「母は本当によくやってきた」尾崎豊の33回忌に妻・尾崎繁美さんが語る「回忌」でのこと(尾崎繁美)1992年4月25日、26歳の若さで旅立ったシンガーの尾崎豊さん。彼が突然旅立ってから今年で32年、33回忌を迎えます。尾崎さんと18歳で出会い、20歳で結婚、21歳で息子・裕哉さんを出産し、24歳で夫の死別を経験した妻の尾崎繁美さんが綴る尾崎さんが亡くなった後の人生模様。今回は4月2